今日は赤坂あたりの広大な敷地を持つ豪邸に住まいする、さる高貴なお方が私の職場を見学に訪れました。
このお方、年に一度は訪れます。
迷惑な話です。
今日はその他のVIPを案内するというくだらない役割を仰せつかり、仕事になりませんでした。
職場及びその周辺は千葉県警と皇宮警察で埋め尽くされ、物々しいことこの上なく、一大事かと思いきや、小柄な中年男がでかい車でやってくるだけなのです。
やってくるに際しては、出発地の管轄が警視庁、現地を管轄するのが千葉県警であるため、県境の江戸川大橋の真ん中で引き継ぎを行うという話を耳にしましたが、本当ですかねぇ。
なんだか馬鹿馬鹿しいような。
さらにそのご両親が訪れたことも何度かありますが、その場合、物々しさはさらに倍するものです。
いくらなんでもやりすぎなんじゃないかと思います。
こんな待遇を受けていれば、奥さまが適応障害を発症するのもやむを得ないことだと、同情を禁じ得ません。
いつまでこんな時代錯誤を続けるんでしょうか。