掃除そして上質サスペンス

映画

 来週の日曜日、休日出勤を命じられたため、今日は振替休日です。

 珍しく、朝から掃除機をかけ、便所掃除までしました。

 私はもともと掃除や整理整頓が得意なきれい好き。

 それが10年に及ぶ精神障害の闘病で、すっかり掃除嫌いになってしまいました。

 精神障害発症当時、掃除はおろか新聞も読めなくなり、寝てばかりいました。

 それがここ4年ほど急激な回復をみせ、出来なくなっていたことがどんどん出来るようになりました。

 当たり前の家事を当たり前にこなせることに幸福感を感じるとは、私も焼きが回ったようです。

 掃除を終えて、小ざっぱりしたリビングでスペイン製の上質なサスペンスを鑑賞しました。

 「ロスト・ボディ」です。

 緊迫感のある画面、謎が謎を呼ぶ展開、そしてあっと驚くラスト。
 サスペンスのお手本のような作品です。
 アマゾンで星が5つついていたのもうなづけます。



 金持ちの年上女性と結婚した化学者。
 彼は大学で講義をしています。
 そこである女子大生と出会い、恋に落ちます。

 妻と別れたいと思いますが、不倫の末の離婚では莫大な妻の財産を棒に振ることになってしまいます。

 そこで、飲んで8時間後に心臓発作を起こし、死体を解剖してもその痕跡が残らない薬物をワインに混入し、殺害に及びます。

 妻の突然死に悲嘆にくれる夫を演じる彼に、奇妙な連絡が入ります。
 死体安置室から、妻の遺体が消えたというのです。

 警察も頭を抱えますが、それ以上に犯人は妻が生きているのではないかと怯えます。

 かつて交通事故で妻を失った老警部が執念の捜査を展開。

 何がなんだか分からないまま、物語は大団円へ。

 これは稀に見る名作です。

 是非ご覧ください。

ロスト・ボディ DVD
ベレン・ルエダ,ウーゴ・シルバ,ホセ・コロナド,アウラ・ガリード
松竹

 

ロスト・ボディ Blu-ray
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