すまじきもの

仕事

 今日はまた馬鹿に涼しかったですねぇ。
 残暑はあるでしょうが、本格的な夏は終わったようです。

 暑い夏は嫌ですが、それが終わると思うと、なんとなく物悲しいものですね。

 こういう感覚は、他の季節には無いように思います。

 ひとえに、夏が短く儚いからでしょうねぇ。
 そして子供や学生にとっては、夏休みが終わってしまうという焦燥感があるからでしょう。

 私は4月の配置換え以降ずっと続いている軽いうつ状態に今も苦しめられています。
 具体的には、朝なかなか起きられないこと、職場でいつも軽い不安状態にあること、食欲不振などでしょうか。

 前回の診察で抗うつ薬を増やしてもらいましたが、今一つ、効果が実感できません。

 しかし、出勤できないほどのきついうつ状態ではないため、どうにかこうにか日々、出勤を積み重ねています。

 行きたくないと思うのは毎朝のことですが、えいやっとばかり車に乗り込んで、職場に着いてしまえば目の前の雑事をこなすばかりで時間が経過していきます。

 あるいは客観的には、これを幸せと呼ぶのかもしれませんね。
 安定した仕事があって、いやいやながら働いて、生活を維持すること。

 清少納言も、すまじきものは宮仕え書いています。

 すまじきものをしなければ食っていけないとは、おのれの無力を嘆くばかりです。

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