昨日は「血の儀式」という、モダンホラーの帝王スティーブン・キング原作のDVDを鑑賞しました。
母親と兄の3人で暮らす少年、ジョージ。
ジョージは変わり者のおばあちゃんが大好き。
ある時おばあちゃんが倒れ、それ以来暴れたり意味不明の言葉をつぶやいたり。
施設に入れますが、施設もお手上げとなり、おばあちゃんの家で面倒を見ることに。
益々おかしくなっていくおばあちゃん。
かつては信心深かったというおばあちゃんの過去を知るため、ジョージは教会を訪れます。
そこでジョージは、子供が欲しくて神様に祈り続けたのに、流産ばかりで、ついにハスターという名の邪悪な存在と契約を結び、三つ子を生んだことが判明します。
夫は子供ができてからしばらくして、頭を斧でカチ割って自殺するという凄惨な死を遂げています。
祖母の本当の狙いは何か?
ハスターとは何者か?
「号泣の書」と呼ばれる真っ白なノートのような魔術書にはどんな秘密が隠されているのか。
なかなかに雰囲気のある映画になっています。
倒れるまではジョージに優しく接していた祖母が、まるで魔物に取り憑かれたように凶暴になるのも、老いの真実を描いているのか、悪魔の仕業なのか、よく分からない点が逆に面白いですねぇ。
なかなかの出来でした。
![]() | スティーブン・キング 血の儀式 [DVD] |
チャンドラー・リッグス,マーク・デュプラス,フランシス・オコナー,ディラン・マクダーモット | |
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