昨日は映画館に行きました。
観たのは、男同士の恋を描いた、「窮鼠はチーズの夢を見る」です。
大倉忠義&成田凌主演!映画『窮鼠はチーズの夢を見る』予告編
名画「モーリス」を高校生の頃見てから、同性愛を扱った作品は必ず観るようになりました。
しかし、「モーリス」ほどの衝撃を受けた作品には、未だ出会ずにいます。
「窮鼠はチーズの夢を見る」は、ゲイの青年が、ストレートと思われる先輩に恋をし、誘惑する物語です。
やがて先輩は女性との恋を捨て、ゲイの青年との恋に溺れていく、という物語。
男同士の濡れ場も多く、ややえぐい感じに仕上がっています。
単に美的という感じではありません。
しかしゲイの青年は魅力的で、甘え上手で、これで異性愛者だったらさぞかし女たらしになるだろうなと思わせます。
「モーリス」のように、ひたすら美的な映像に、差別や社会との関係性を描き出すのは難しいのですね。