未知の領域

仕事

 昨夜、一週間ぶりの酒が旨くて、つい吞みすぎてしまいました。
 昼まで寝ていたい気分だったのですが、9時に床屋を予約していたので、やむなく起きました。

 時間が無かったので、朝飯は抜きです。

 床屋政談を繰り返すこと90分。
 さっぱりと仕上がりました。

 床屋から帰って、スーパーで買い物。
 さらに洗濯。
 面倒くさいことが多いのが私の日曜日です。

 お昼は蕎麦屋に出かけ、鴨南蕎麦を食しました。
 いつもだと鴨せいろなのですが、いい加減寒くなってきたので、鴨南蕎麦にしました。
 荒っぽい感じの鴨肉と、鴨肉のだしを含んだ汁は絶品です。

 午後はYou Tubeで遊んで過ごしました。
 近頃の若者はテレビを見ないとか。

 パソコンで様々な動画を見られるので、それも当然と言えるかもしれません。
 私のようなおっさんでも、テレビを見る時間が減ったくらいですから。
 そのうちテレビ局というものは、経営が立ちいかなくなるかもしれませんね。
 それが時代の趨勢というものです。
 同居人も、暇さえあればパソコンで情報収集したり、動画を楽しんだりしています。

 パソコンが普及するまで、考えられなかったことです。
 仕事も余暇もパソコンなしではいられません。

 パソコンが普及する前、私はすでに社会人でしたが、メールもZOOMもワードもエクセルもパワーポイントも無しで、どうやって仕事をしていたのか、記憶が曖昧です。

 これらは便利な道具ですが、弊害もあります。
 例えばイベントや儀式の際の準備が雑になったこと。
 仕事が休暇を取った日にも追いかけてくること。

 土日は一斉に休むのでそんなことはありませんが、平日休暇を取っても、朝昼夕と、3回はメールをチェックします。
 部下からのSOSが入っていたり、ショートのお願いとか言って、依頼したその日のうちに返事を寄越せなんていう無茶ぶりもあります。
 もっとも、時折私もやるので、やったりやられたり、お互い様です。

 これからますますパソコンや、その他の情報機器が発達して、未知の領域に突入するのでしょうね。
 おっさんは付いていくのがストレスです。
 そうは言っても、付いていかないことには、仕事になりませんから、若い物に内心馬鹿にされながらも、聞かぬは一生の恥と心得て、教えを乞うています。

 経験が生かされない世の中になったと感じます。