文学

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NHK撮影終了

今朝、NHKのみなさんは私が山頭火の句集を借りた図書館で撮影。 その後わが家に来て、日曜日ではありますが、スーツに着替えて駅まで歩く様子を撮影しました。 これで撮影の全てが終了。 NHK松山放送局の番組ということで、放送は四国の4県のみ。 放送日は11月2日。 しこく8という番組で20時から20時43分まで放送するそうです。 編集が終ったら、DVDを送ってくれるとのことでした。 後日、全国放送を行いたいと言っていました。 実現するかどうかわかりませんが。 一つ、肩の荷がおりました。 松山放送局の面々は、これから宮城に行ってロケだとか。 なかなか忙しい仕事のようです。 私が新人の頃、元気だったときの写真を四枚貸しました。 どういう文脈で使うのでしょうね。 インタビューでは一時間以上話しましたが、編集でぶつぎりにされるんでしょうね。 残念ではあります。 ここで、一応説明しておかなければならないことがあります。 番組中、妻、と言う言葉を使いました。 私は戸籍上、15年前に結婚しました。 このブログでは、私は孤独なおじさんということになっており、時折同居人という名で妻を登場させてきました。 孤...
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NHK番組電話打ち合わせ

先ほど、NHKのディレクターから電話があって、明日、明後日の撮影について打ち合わせを行いました。 それによると、明日は午後2時頃撮影の人々がきて、かなり長時間にわたって山頭火の句によってうつ病にいかなる影響を与えたか、だとか、山頭火への思いを語る場面をわが家のリビングで撮影するようです。 インタビュー形式ではなく、カメラに映らない場所にディレクターが陣取り、私はカメラ目線ではなく、そのディレクターの質問に答えていくのだとか。 そのほかに薬を飲むシーン、スーツに着替えて駅に向かうシーンなどを撮影するようです。 図書館の撮影は、イメージ映像ということで、私は行かなくても良いようです。 山頭火の句に特別詳しいわけでもない私がこんな取材を受けてしまってよい物か、今でも葛藤があります。 しかし、案ずるより生むが安し。 なんとなくうまく行ってしまうでしょう。 私はアドリブも得意なのです。
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咳とくしゃみ

急に涼しくなったせいか、朝からくしゃみが止まりません。 背中から腰が重い感じ。 風邪のひき始めですかねぇ。 今度の土日はNHKの撮影があるというのに。 今日は暖かくして早目に寝たほうが良さそうです。 なんだか今年の夏は強制終了と言う感じで、突如として涼しくなりましたね。 これでは体がついていけません。 尾崎放哉に、 咳をしても一人 という有名な句がありますね。 寂寥感が漂う名句です。 でもあれ、咳だからさまになるのですよねぇ。 咳の子の なぞなぞあそび きりもなや   中村汀女 女人咳き われ咳きつれて ゆかりなし  下村槐太 痩身の 少女 鼓のやうに咳く   福田甲子雄 咳を詠んだ句は簡単に思い浮かびますが、あんまりくしゃみを詠んだ句は思いつきません。 でっかいくしゃみを事務室で連発していたのでは、滑稽どころか迷惑がられるだけです。 私は幼い頃から鼻が悪く、長いこと副鼻腔炎というのに悩まされました。 症状は鼻づまりとくしゃみです。 大人になってからは大分良くなったのですが、体調を崩すと真っ先に鼻にきます。 熱がでると不思議と鼻は治まって、熱が下がると咳がでて、というのが私の風邪のパタ...
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放哉

「放哉評伝」を読みました。 山頭火にかまけているうちに、もう一人の自由律俳句の巨人、尾崎放哉について知りたくなったからです。 よく、動の山頭火、静の放哉と言われます。 山頭火が晩年まで各地を行乞の旅を繰り返したのにたいし、放哉はサラリーマン生活を30代半ばで打ち切り、いくつかの寺の寺男や堂守をした後、晩年は小豆島の小さな庵に閉じこもって句作にはげんだからでしょう。 しかし2人には、共通点も多くあります。 ひどい酒飲みであったこと、多くの人に恥じも外聞もなく金の無心をしたこと、俳誌「層雲」の主要な同人であったこと、など。 句風は当然違ったものです。 山頭火は激しく、放哉は寂しげ。 つくづく淋しい我が影よ動かして見る この句は、読みようによってはずいぶん不気味な印象を与えます。 我の付属物であるはずの影と我とを同じ位置に置いて、影に呼びかけているのです。 一日物云はず蝶の影さす ここでも影が重要な暗喩を含んでいます。 こんなよい月を一人で見て寝る この句は放哉が否定した季語があり、わが国文学では重要なモチーフである月が正面から取り上げられ、放哉の芸術的精神がより自由になったことをうかがわせ...
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彼岸

今日は秋分の日ですね。 9月23日からずれるのは100数十年ぶりとか。 戦前は秋季皇霊祭という祭日で、この日に歴代首相は靖国神社に詣でる習慣があり、8月15日に参拝するとかしないとかいうことが問題になりだしたのは、ここ三十年ばかりのことです。 マスコミと政治家が、わざわざ問題でもないことを問題としてでっちあげてしまった不幸な出来事です。 暑さ寒さも彼岸まで、とか申します。 その言葉のとおり、今日の関東地方は曇って涼しいようです。 今年は残暑が厳しい年でした。 その残暑からようやく解放されるかと思うとほっとします。 涼しくなってきたところで、今日はこれから、どこへやら散歩に出かけましょうか。にほんブログ村 人気ブログランキングへ
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