文学

スポンサーリンク
文学

夢幻の城

暑さ寒さも彼岸までとか申します。 彼岸を過ぎて、ぐっと涼しくなりました。 季節は着実に秋、さらには冬に向かっているようです。 私は車通勤なので、あまり暑さ寒さを感じずに済んでいます。 しかし高校、大学と23区のなかでは田舎とも言える江戸川区から渋谷区に通学し、どちらも最寄り駅から徒歩15分ほどかかったので、夏は暑く冬は寒い、しかしだからこそ季節を感じられる日々でした。 最近、やたらと高校、大学の時にもっと勉強していれば良かったとか、一切やらなかったサークル活動をやっておけば良かったという思いに駆られます。 人生の重要な時期に、私はその時にしか出来なかったであろうことをやらずに、独りで幻想的で耽美的な芸術作品の中に逃げ込み、奇妙な世界で生きていたように感じます。 永遠にそういう世界で生きられればそれが良かったのでしょうが、数年後に就職して、そんな夢のような世界で生きることは不可能で、困難でつまらぬ仕事に精を出し、時には大残業や完徹をもこなさなければならないということを思い知らされました。  すまじきものは宮仕えと言いますが、本当にそうですね。 しかしすまじきものをやらなければ、収入が得ら...
文学

1969年の7月20日、アポロ11号は月に到着しました。 1969年8月22日が私の誕生日ですので、私が生まれる少し前に人類は月に降り立ったわけです。 私の生まれ年と一緒というのは、どうでもいいことかもしれませんが、感慨深く感じます。 関係ありませんが、私が愛する「男はつらいよ」シリーズが始まったのもこの年です。男はつらいよ HDリマスター版(第1作)渥美清 その時から54年。 54年前、NASAの偉い人は「50年後には月のホテルでカクテルを飲んでいるさ」と嘯いたそうですが、54年経っても宇宙開発は停滞したままです。 多分金ばかりかかって利益が少ないからでしょうね。 1969年と言えば東西冷戦の真っ最中。 米国もソビエト連邦も、利益を度外視した宇宙開発を意地だけで競っていたものと思われます。 きれいなお月様を眺めると、本当にあそこに降り立った人がいたのかと、不思議な気持ちになります。 アポロ11号の搭乗員の他にも、宇宙飛行士はたくさんいます。 立花隆の著作に、彼らのその後を追った「宇宙からの帰還」というドキュメンタリーがあります。宇宙からの帰還 新版 (中公文庫)立花隆中央公論新社 大...
文学

明日

本来、家事は日曜日と決めていますが、明日出かけることになったため、今日、掃除、洗濯、買い物を済ませました。 明日は宮内庁書陵部に勤める知り合いから雅楽のチケットをもらったため、観に行くことになったのです。 場所は皇居。 チケットは売り物ではなく、宮内庁と縁がある人しか招待されない仕組みです。 そのため、チケットの他に本人確認用の免許証と、勤務先の勤務証明が必要です。 住所も詳らかにしなければなりません。 秋には先着順で一般の方向けの公演をやっているそうですが、明日のは関係者だけ。 なんとなく、淫猥な感じがします。 雅楽及び舞なんて、そう観る機会はありません。 神式の結婚式などではほんのさわりだけ観ることができますが、明日は中卒で雅楽師になるため、宮内庁に弟子入りした者だけの、本格の公演です。 時折テレビで観ることがありますが、生で観るのはもちろん初めて。 楽しんでこようと思います。
文学

時の時

今日は月曜日ですが、明後日から連休のためか、それほど沈んではいません。 私の職場はカレンダーどおりのお休みなので、休暇を取らない限り、今日明日は出勤しなければなりません。 しかも明日は私が主担当の重要な会議があり、この会議の委員は休暇が取れません。 毎月第1火曜日に行うのですが、連休中くらい会議を先送りしても良いと思いますし、多くの出席者がそう思っているものと推測しますが、なかなか言い出せません。 と言うか、私のような空気を読まない(読めないのではなく、読んだうえで逆の行動に出る)者でも、第1火曜日と決まっているがゆえに、スケジュールをすでに入れており、他の日に移されたら困る、という人もいて、それは正論なので、それを言われちゃ何も言えません。 職場では今日、明日休暇を取って大型連休を楽しんでいる者も少なからずおりますが、私はそうはいかないというわけです。 サラリーマンの辛いところです。 最近、私は仕事が忙しいほうがが気持ち的に落ちつくようになりました。 あれほど仕事を毛嫌いしていたのに。 ついに私も仕事人間になってしまったのでしょうか。 私は定年退職の日を心待ちにしていますが、世間で聞...
文学

老いの先

もう20年も前のことになるでしょうか。 田舎の某市長が、市役所で夫婦共働きをする者は給料を半分にする、と言いだしました。 某市役所で職場結婚すると、二人で一人分の給料にするということです。 これは明白な法律違反です。 当然、総務省からの指導により、この愚かな政策とも言えない制度はオシャカになりました。 それでも某市長、「市民の理解は得られると思う」と嘯いて見せました。 市民を馬鹿にした発言です。 もしもこのような制度があったなら、市役所職員同士の結婚は無くなるでしょうし、すでに婚姻関係にある夫婦は片方が退職するか、偽装離婚するでしょうね。 労働の対価としての賃金の意味が分からないお馬鹿さんです。 このニュースに触れた時、役人の賃金は安ければ安いほどよく、生きぬように死なぬように遇するべきだとする考えを持つ者がいることに驚愕を覚えました。 誰もがお金を稼ぐために労働しています。 公務員の給料は生活保護みたいなものなのでしょうか。 後日、首都圏とは異なり、田舎の役所は同じ地域の企業よりもずっと良いお給料をもらっていることを知りました。 それでそんな発言が飛び出したのでしょうか。 今、年金の...
スポンサーリンク