文学

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夕空

昨日は月に一度の精神科の診察に行ってきました。 ひどく落ち込むことは少なくなったが、依然として不安や緊張が強いと訴えたら、セロクエルが100mから150mに増量になりました。 コロナが流行りだしてからリモートによる会議が主流になり、そのことがストレスになっています。 実際に会って話し合うよりも、過激になるような気がしてなりません。 対面で話し合うことの重要性を感じます。 リモートにしろメールにしろ、便利な道具であることは間違いありません。 しかし、そのせいで、家に帰っても仕事が追いかけてくるような気がしてなりません。 それは当たり前です。 在宅で仕事をしようというわけですから。 休みの日は職場のアドレスメールは開かないことにしています。 仕事熱心と言おうか、休日でも仕事のメールを送り付けてくる輩が少なくありません。 そういうのは無視するに限ります。 人とや社会とのつながりは重要なのでしょうが、独り、遁世したいという欲求を覚えます。 たった一人になり切って夕空 自由律の俳人、尾崎放哉の句です。尾崎放哉全句集 (ちくま文庫)尾崎 放哉筑摩書房 この俳人、東京帝国大学法学部を卒業して大手生命...
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焼酎

すっかり秋めいてきました。 涼しくなり、寒くなると、一段と酒が旨く感じられ、晩酌もつい過ぎてしまうことがあります。 昨夜がそうでした。 土曜日ということもありますし。 白玉の 歯にしみとおる 秋の夜の 酒は静かに 呑むべかりけり 私が偏愛する歌人、若山牧水の短歌です。若山牧水歌集 (岩波文庫)一彦, 伊藤岩波書店 私の酒も、静かなものです。 昨夜は、中おちと鯵の昆布〆で焼酎のロックを4杯やりました。 今朝は少々だるい朝となってしまいました。 それでも朝食はしっかりといただきました。 蛍イカの沖漬けと生卵、それに小松菜の煮びたしで、飯を2膳食しました。 一時期48キロまで落ちた体重が、最近は54キロまで回復。 だいぶ力がでるようになった気がします。
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運転免許

今日は休暇を取って自動車運転免許の更新に行ってきました。 幕張の免許センター、いつ行っても混んでいる印象でしたが、きょうはいつにも増して激混みでした。 おそらく、コロナの影響で免許センターが業務を止めた時期があって、三か月まで有効期限が延長となり、その延長も終わり、本来の8月生まれや9月生まれの人だけでなく、延長組が押し寄せたのが原因かと思われます。 激混みということはネットで調べて知ってはいましたが、これほどとは・・・。 8時40分について、整理券をもらったのですが、その整理券には10時頃受付と書いてありました。 1時間20分もの間、建物に入ることすら許されません。 免許を取ってから初めて電車で行きました。 駐車場が大変なことになっているらしい、と書いてあったからです。 実際、駐車場周辺は大渋滞。 電車にして本当に良かった。 10時になって建物に入れました。 入場制限をしているせいか、その後はわりとスムーズに進みました。 講習が終わって新しい免許をもらえたのが13時過ぎ。 ひどく腹が減っていたので、食堂でカレーライスを食しました。 まずいことは覚悟していましたが、本当にまずくて、嗤う...
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椅子

昨夜は晩酌が過ぎたのか、少々だるい朝でした。 あるいは不規則な天候も原因の一つかもしれません。 最近、私の部屋に謎の黒くて小さな粒を見かけるようになりました。 それがいよいよひどくなり、原因を探ると、事務用椅子のキャスターのところの一部が欠けており、ずいぶん前から少しづつ進行していた様子です。 この椅子、25歳で一人暮らしを始める時に購入したもので、じつに25年間も使っていたことになります。 さすがに寿命と見えて、買い替えることにしました。 私が住むマンションから徒歩でほんの5分ほどの場所に、大型の家具屋があります。 そこに行ってみると、じつに様々な椅子があります。 わずか3,000円ほどの物もあれば、革張りで何十万円もの高級品まで。 いちいち座ってみて座り心地を確認したところ、11,000円の椅子が気に入りました。 高い物は社長室にでもあれば似合うのでしょうが、私の部屋のパソコン・デスクの前に置くと、でかいばかりで機能的ではありません。 購入することを決めました。 古い椅子は500円で引き取ってくれるとのことで、車に載せてきたので、即日、新しい椅子の登場となりました。 古い椅子、よく...
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三島由紀夫VS全共闘

暑いなか、久しぶりに映画館に出かけました。 観たのは、「三島由紀夫VS全共闘」です。三島由紀夫vs東大全共闘―1969-2000三島 由紀夫藤原書店 これは東大の駒場キャンパスで行われた三島由紀夫と全共闘との討論会の記録と、当時を知る元全共闘や元盾の会の人々へのインタビューで構成された、ドキュメンタリーです。 なんだかNHKスペシャルのような映画でした。 私が生まれたのは1969年。 全共闘運動華やかなりし頃で、政治の季節なんて呼ばれていたそうですね。 当然、赤ん坊であった私には記憶がありません。  しかし、自民党や米国が本気で赤化を心配するほど、運動は盛り上がっていたようです。 三島由紀夫はボディビルや剣道で体を鍛え上げ、盾の会という民兵組織まで作って自衛隊へ体験入隊を繰り返すなど、左がかった連中とは正反対の立場を貫いていました。 日本文化の源は天皇制にあると断じてもいました。 その三島由紀夫が、千人もの全共闘学生が待つ講堂に単身乗り込み、討論会を行います。 屁理屈ばかりこねまわし、時には三島由紀夫を嘲笑し、挑発する全共闘学生たち。 大学生ですから仕方ないのでしょうが、幼稚な論理です...
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