文学 青春小説
今日はじつに久しぶりに晴れ間に恵まれました。 朝は7時に起きて朝湯につかり、めかぶ飯とソーセージの朝飯を食い、溜まった洗濯物を洗濯機に放り込み、洗濯。 昔は一枚一枚洗濯板で洗っていたのでしょうから、ずいぶん楽になったものです。 洗濯をすませ、ベランダに干してから千葉スバルへと向かいました。 自動車保険の更新のためです。 スバルの営業所までは車で15分ほど。 帰りにイタリアンに寄り、イカ墨スパゲティで昼食。 午後は消防設備の点検のため、自宅に足止めをくらいました。 そこで、読書を楽しみました。 吉田修一最初期の短編集、「最後の息子」を読みました。最後の息子 (文春文庫)吉田 修一文藝春秋 いずれも雑誌「文學界」に掲載された、「最後の息子」と「破片」と「Water」が収録されています。 いずれも10代後半から20代前半の青少年を主人公にした作品で、青春小説の部類に入ると思われます。 しかし、宣伝文句にあるような、爽快感200%、とってもキュートな青春小説!、というようなものではありません。 いずれの作品も、どこか暗い影を残します。 それもそのはず、本来的に青春とは暗さを伴うものだからです。...