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エクソシスト 祓魔師

昨夜は和製悪魔祓いの映画「エクソシスト祓魔師」を観ました。 安っぽい映像とへたくそな演技が恐怖を盛り上げましたねぇ。 ある女性を彼女にしたくて、メフィストと契約した大学生。 しかしその後、メフィストは彼女に取りついてしまいます。 精神病院を転々としながらも、症状は悪化。 母親は日本キリスト教団に頼ります。 しかし、司祭はメフィストの魔力に敗れて死亡。 司祭の遺言によって、今はもう司祭を辞めているある男に頼ります。 この男がなかなか素晴らしい。 いくらメフィストが憑いているとはいえ、二十歳の女性を殴るは、縛るは、暴行としか思えません。 じつは彼には無敵である秘密がありました。 メフィストを倒すために、サタンこと堕天使ルシファーと契約を結んでいたのです。 メフィストはゲーテの「ファウスト」によって有名になった悪魔ですね。 意味は異臭を好む者、だとか。 ファウストはメフィストと契約にしたことで、魔道に落ちていきます。 それにしてもメフィストを倒すためにルシファーと契約するとは、日本人ならではの、糞味噌いっしょみたいなアイディアですね。 日本神話でいえば、素戔嗚尊を倒すために天照大神と契約する...
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冷酷処刑人

おどろおどろしい邦題と強烈な暴力描写で観る者を圧倒するバイオレンス巨編「冷酷処刑人」を昨夜観ました。  レイプ物のアダルト・ビデオに出演し、ヘロインを打たれて死亡した娘への復讐のため、父親が立ち上がります。 その冷酷さは比類のないものです。 ビデオ男優、監督、スタッフ、挙句の果てにはアダルト・ビデオの仲買人まで有無を言わさず殺害してしまいます。 それはもう、呆れるほど。 ビデオ制作に関わった者たちは一様に、お前の娘は金欲しさに自らビデオ出演に応募したのだし、ヘロインを打ったのも緊張するから打ってほしい、と娘から懇願されたからだし、撮影後、ヘロイン中毒とみられる症状を起こした時、ただちに救急車をよんでいる、おれたちに落ち度はない、と言い張ります。 冷静に考えて、父親の情け容赦のない暴力よりも、アダルト・ビデオ業者の言い分に分があります。 今時金欲しさ、あるいはテレビ・タレントへのきっかけ作りのためにアダルト・ビデオに出演したがる女は佃煮にするほどいますし、そもそもアダルト・ビデオ制作は合法です。 ヘロインを使ったことが唯一違法ですが、それも無理やり打ったのと、本人から懇願されて打ったので...
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フローズン

なかなかの娯楽ホラー「フローズン」を昨夜鑑賞しました。 金土日の週末だけ営業するスキー場。 日曜日、恋人同士の男女と男の親友の3人がスキーとスノーボードを楽しみにやってきます。 営業終了間近、3人はリフトに乗り込みます。 前も後ろも誰もおらず、3人は最後の客と知れます。 半ばまで登って、突如、リフトはストップ。 照明も消えてしまいます。 リフトの係員が誤って止めてしまったのです。 次に営業するのは一週間ちかく後の金曜日。 零下20度にも達するリフトに残された3人は、このままでは凍死してしまうことを悟ります。 救援がくることに一縷の望みを託して一晩を過ごしますが、もはやこれまで。 ついに一人が飛び降りますが、足の骨を折って骨が飛び出す大怪我。 おまけに狼が寄ってきて、食い殺してしまいます。 次にリフトの鉄縄を伝って柱まで行き、柱のはしごを伝って男がおり、救援を呼ぶため、歩き始めますが、その行方は杳としてして知れず。 残された女はどうなるのか。 大自然の中なのに、まるで密室劇のような緊迫感が画面を覆います。 これはよくできた娯楽作で、お勧めできます。 でももうスキー場に行けなくなるかも。 ...
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ザ・クロスーエクソシストの闇ー

昨夜はホラー映画というよりキリスト教神学をあつかった哲学的な映画「ザ・クロスーエクソシストの闇ー」を観ました。 スウェーデンの神父、ヘンリク。 最近亡くなった母親の幻影に悩まされる彼に、同じ神父である父親が亡くなったとの連絡を受け、父が亡くなった地に向かいます。 地獄は存在しない、というスイスの教会が打ち出した教義を信じていたヘンリクは、父の死の秘密を知り、父が暮らしてたという暗く寒々しい森の瘴気にあてられ、地獄の存在は疑いようがない、と考えを変えるにいたります。 寛容を旨とし、何事も許すことこそがキリスト教の根本であると信じていたヘンリクは、キリスト教が異教を敵視し、血で血を洗う抗争を繰り広げていたことに思いを致すとともに、詩篇21に、キリスト教が持つ根源的な厳しさ、敵を憎み懲らしめずにはおかない残虐さを思い知ります。 そしてラスト、彼は教会での説教で、キリスト教の残虐な真実を語ろうとし、途中で信者から引きずりおろされてしまいます。 皮肉にも、信者は自ら、違う考えを持つにいたった神父を許さず、汚い言葉で罵ることによって、キリスト教の持つ非寛容と残虐性を証明してしまったのです。 スウェ...
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HACK!-ハック!ー切り刻む

昨日はホラー映画ファンにはたまらない一作を観ました。 「HACK!-ハック!ー切り刻む」です。 ある大学生のグループが小さな島の生態調査に出向くのですが、彼らはもともと映画学科の学生で、しかもホラー好きが揃っており、島に向かう途中の船の中でのホラー談義など、ファンには涙が出るほど素晴らしいものです。 島で彼らを泊めてくれる夫婦も大のホラー映画ファン。 この夫婦、ホラー好きが高じて本物のホラー映画を作ろうと決意し、そのためのキャストとして学生たちを招いたのです。 平たく言えば、学生たちを惨殺してフィルムに収めようというわけです。 随所に過去の名作ホラーへのオマージュが散りばめられており、泣かせます。 映画の最初から、多分生き残るか、あるいは最後の一人になるんだろうな、と思わせる女子大生が、じつは夫婦の姪で、殺し甲斐のある学生たちをキャストとして選んだ張本人だったりして、なかなか楽しませてくれます。 純粋な娯楽ホラー映画として、また、すべてのホラー映画のオマージュとして、最高傑作であると思います。 十分に堪能しました。HACK!-ハック!- 切り刻む ダニカ・マッケラー,ウィリアム・フォー...
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