映画 チャット・ルーム
Jホラーの名作「リング」で有名な中田秀夫監督が米国に乗り込んで撮影した現実と仮想現実とを交錯させて描いたサスペンス「チャット・ルーム」を昨夜鑑賞しました。 引きこもりの少年、ウィリアムは自分のチャット・ルームを開設。 そこに4人の若者が集まってきます。 ウィリアムはチャットの世界にのめりこみ、チャット・ルームに集う若者たちとの世界にこそ、真のリアルを求めます。 やがてウィリアムはいびつな支配欲求を抱き、四人の若者を現実社会で操ろうとします。 少し物足りないと思ったのは、チャット・ルームに集まる少年少女たちが、等身大の姿で現れており、そのため安い青春残酷物語みたいになってしまったこと。 実際のインターネット空間はもっと嘘や誹謗中傷が飛び交うひどい世界です。 例えば、中年男が少女を装ってチャット・ルームを荒らすとか、ウィリアムよりも過激なネット中毒者を登場させるとか、ソーシャル・ネットワークの世界の厭らしさを強調しても良かったのではないかと思います。 チャットというものがどういうものか分からず、この映画を観たら、チャットはわりと健全なものに思えてしまうのではないでしょうか。 その点を除けば...