
レック2
DVDでスペインのホラー映画「レック2」を観ました。 前作は主観撮影のホラーらしく、何が何だかわからないまま、映画の登場人物の気分のまま終わりましたが、続編では同じ主観撮影ながら、神父がオチを語ってしまったため、納得はいきましたが、恐怖度という点では落ちます。 それにしても欧米の人はよほどキリスト教の悪魔が怖いらしく、狂犬病に似た人を凶暴にさせる感染症であったはずなのに、最後は悪魔を登場させてしまいました。ちょっとがっかり。 ブッシュ・ジュニアもイラク戦争のとき、十字軍だの悪魔だのと時代錯誤なことをほざき、世界の失笑を買っていましたね。 たいそう熱心なプロテスタント信者だそうですから、それもやむを得ないかもしれません。 しかしそうした考えが、キリスト教布教の名のもとにアジア・アフリカ・南米などで大虐殺を生み、キリスト教国同士の骨肉の植民地争いを生み、ついには前世紀に二つの世界大戦を引き起こしたと言っても過言ではないでしょう。わが国もこれらキリスト教国の諸先輩を真似て、遅ればせながらその争いに加わりましたが、キリスト教徒の執拗さに敵うはずもなく、大敗を喫しました。 現代社会においても、宗...