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低予算ホラーサスペンス

「K13」というホラーサスペンスを観ました。いかにも低予算で、衝撃もない、つまらぬ映画です。 しかしこれが、実話に基づく、という話を聞くと、途端に恐ろしくなります。  CIAが極秘に行った、という人間の従順性に関する人体実験。 従順性に欠ける人間は殺されていきます。 最後に生き残るのは、身を賭して組織に忠誠をつくす素地を持った者だけ。テロリスト養成のためか、特攻のような人間兵器を開発しようとしていたのか、目的は定かではありません。 実験を主導する博士が、「多細胞生物では、不要な細胞は自ら死を選ぶ」という言葉が不気味です。実験室KR-13 Happinet(SB)(D)このアイテムの詳細を見る
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エスター

「エスター」、衝撃のサスペンス・ホラーです。 どこか奇妙な9歳の女の子のまわりに起きる事件。そしてエスターの正体が判明したとき、そこには恐怖よりも、エスターへの同情が生まれます。 あんまり紹介するとネタばれになってしまうのでよしますが、久しぶりに良質なエンターテイメントを観た気がします。 ホラーとくくるのも難しいかもしれません。 エスター ワーナー・ホーム・ビデオこのアイテムの詳細を見る
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レック2

DVDでスペインのホラー映画「レック2」を観ました。 前作は主観撮影のホラーらしく、何が何だかわからないまま、映画の登場人物の気分のまま終わりましたが、続編では同じ主観撮影ながら、神父がオチを語ってしまったため、納得はいきましたが、恐怖度という点では落ちます。 それにしても欧米の人はよほどキリスト教の悪魔が怖いらしく、狂犬病に似た人を凶暴にさせる感染症であったはずなのに、最後は悪魔を登場させてしまいました。ちょっとがっかり。 ブッシュ・ジュニアもイラク戦争のとき、十字軍だの悪魔だのと時代錯誤なことをほざき、世界の失笑を買っていましたね。 たいそう熱心なプロテスタント信者だそうですから、それもやむを得ないかもしれません。 しかしそうした考えが、キリスト教布教の名のもとにアジア・アフリカ・南米などで大虐殺を生み、キリスト教国同士の骨肉の植民地争いを生み、ついには前世紀に二つの世界大戦を引き起こしたと言っても過言ではないでしょう。わが国もこれらキリスト教国の諸先輩を真似て、遅ればせながらその争いに加わりましたが、キリスト教徒の執拗さに敵うはずもなく、大敗を喫しました。 現代社会においても、宗...
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アバター

話題の超大作「アバター」が早くもDVDで発売されたので、早速レンタルして鑑賞しました。 2時間40分が短く感じられるほど、スピード感のあるアクション大作でした。ストーリー自体は、「ダンス・ウィズ・ウルブズ」や「ラストサムライ」のように、白人侵略者の一人が先住民側に立って闘い、ヒーローとなる、という単純なもので、深みや芸術性も皆無ですが、それでも、エンターテイメントとしては第一級だと思います。 こんなことなら劇場で3Dで観たかったですね。アバター 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパンこのアイテムの詳細を見るアバター ラスト サムライ 特別版 〈2枚組〉 ワーナー・ホーム・ビデオこのアイテムの詳細を見るダンス・ウィズ・ウルブズ 通常版 東北新社このアイテムの詳細を見る
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SAW6

「SAW6」を観ました。 このシリーズはもはやホラー映画の寅さんとも言うべきで、毎度おなじみの残虐シーンも、まるで寅さんとおいちゃんの喧嘩のように、微笑ましく思えてくるから不思議です。 「SAW」シリーズでは、今までジクソウが反社会的な者や命の尊さを理解しない者に、その者の生命をかけたゲーム、というか私刑をしかける、という話が基本で、犠牲者の人物造形にはあまり力が入っていませんでしたが、今回は請求の三分の二を却下する大手保険会社の査定役、という人物を、丹念に作りこんでいます。いわば被保険者の生命を大事にしなかった、犯罪を犯していない悪人、というところでしょうか。 このシリーズは、第1作を観たとき大きな衝撃を受けたものですが、6作も続くといい加減飽きてきます。「13日の金曜日」や「スクリーム」シリーズほどではないにしろ、そろそろ止めないと深い沼から抜け出すなくなるでしょう。 ただ、終わり方からいって、次作を予感させます。 ソウ6 アンレイテッド・エディション トビン・ベル角川映画
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