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ギャザリング

昨夜、DVDで「ギャザリング」を観ました。ギャザリングは、集う者たち、というほどの意味です。 一応、オカルト・ホラーのジャンルに入るのでしょうね。 キリスト教の闇の部分を描いていますから。 しかし、悪魔は登場しません。それだけで、ずいぶん上品な映画に仕上がっています。 ある村で交通事故に遭った少女が、一時的に記憶喪失になり、加害者の家にしばらく滞在します。 そこの主人は、村から発掘された古い石像を修復しているのですが、その石像と、事故後、少女が襲われる予知のような現象に奇妙な一致点がみつかり、謎が深まっていく、というストーリーです。 けっこう重厚な作りになっており、見応えがあります。 グロテスクなシーンもなく、サスペンスを観るような感覚です。 まずまずの出来ではないかと思います。  ギャザリング クリエーター情報なしユニバーサル・ピクチャーズ / ジェネオン エンタテインメント
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イングロリアス・バスターズ

クウェンティン・タランティーノ監督の最新作「イングロリアス・バスターズ」を観ました。 私はカンヌでパルムドールに輝いた「パルプ・フィクション」以来、タランティーノ監督の作品は注意深く観ています。 この映画は、ナチス・ドイツ支配下のフランスを舞台に、ユダヤハンターと呼ばれるSSの大佐、大佐の追跡を逃れ、パリで劇場支配人をしながらナチ高官の暗殺をもくろむ女、フランスに潜入し、次々とナチを暗殺するユダヤ系アメリカ人の部隊を指揮する中尉を描き、おもちゃ箱をひっくり返したような多様な面を持っています。 タランティーノ監督の作品はみなそうですが、好悪が分かれる作品だと思います。 深刻な映画かと思いきや、西部劇のパロディのような喜劇的な場面もあり、これを十分楽しむには、相当の映画通でないと無理だと思います。私にも、多分何かのパロディもしくはオマージュなんだろうけど、何だかわからない、というシーンがいくつもありました。 「座頭市」などもそうですが、端役がばんばん死んでいき、死があまりにも軽く描かれることもこの映画の特徴の一つです。   ただ一つ言えることは、この監督はよっぽど映画が好きなんだな、という...
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スプラッター

80年代に、スプラッター・ホラーというのが流行りました。 血しぶき映画、とか言われていましたね。 ホラー好きの私ですが、この分野はあまり得意ではありません。 むやみに人が死んで、血ばかり出て、その上怖くないのですから。 やはり引っ張って、引っ張って、ここぞというところで恐怖シーンが出てくるほうが印象に残りますね。日本ホラーの金字塔、「リング」はまさにそうでした。ハリウッドでもリメイクされましたね。 今日はDVDで「ファナティック」を観ました。 これが正統的なスプラッターでした。 ですから当然、怖くありません。 むしろ爽快感すら漂う、味気ないものでした。 なかなかホラー好きをうならせる、名作は少ないですね。  洋画では「シャイニング」、邦画では「リング」。 この2作を超えるホラー映画、いまだ制作されていないようです。 今日は土曜日、ホラーの名作が作られることを祈願しつつ、久しぶりに一杯やりましょう。ファナティック J.V.D.このアイテムの詳細を見るリング 角川映画このアイテムの詳細を見るシャイニング 特別版 コンチネンタル・バージョン ワーナー・ホーム・ビデオこのアイテムの詳細を見る
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独裁と役割

昨夜、ドイツ映画「ザ・ウェーブ」を観ました。 実際にドイツの高校で起きた事件をもとにした話で、ある高校で一週間「独裁」についての実習をやる、というところから物語は始まります。 教師を独裁者に見立て、生徒はそれに従う、という一種のサル芝居をやるわけです。 ところが生徒の中に独裁者に支配される快感に酔い、次第に狂信的になっていく者が現れ、二人の反抗的な少女を除いて、みなが独裁を支持していく、というストーリーです。 教師が意図しない、ロゴだの、独特の敬礼だのを生徒が考えだし、それに生徒は熱狂していきます。制服として白いシャツを着ることを強要し、着ない者を差別します。 もはや独裁者役の教師にも制御できない状態になり、一週間の実習を終え、教師が元の状態に戻そうとして、狂信的な生徒が絶望し、信じられないような悲劇が起こります。  こんなに簡単に集団が結束し、制御不能になるものなのか、と不思議に思いましたが、実際に起こった事件ということですから、人間というのは集団になると何をしでかすかわからない、ということでしょう。 きっと気持ちよいのでしょうね。自分で考えることをやめ、指導者の指示に従い、結束を固...
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パラノーマル・アクティビティ

昨夜、部屋を暗くして、「パラノーマル・アクティビティ」を観ました。 製作費百数十万円で、百五十億円稼いだ、というのが売りのホラー映画です。 作りは「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」方式の、出演者の目線からのみ描かれるものです。「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」は最初だったので衝撃的でしたが、いくつもこの方法でホラー映画やパニック映画が作られたせいで、ああ、このパターンか、と慣れっこになってしまいました。 本作は製作費うんぬんのことを抜きにすれば、可もなく不可もなくといった、平凡な映画です。ただ、ラストは衝撃でしたね。前半の退屈なカメラまわしからこのラストめがけて加速していく後半は良かったのではないかと思います。 またもや悪魔がどうちゃら言うのは欧米オカルト・ホラーのご愛嬌です。パラノーマル・アクティビティ ワーナー・ホーム・ビデオこのアイテムの詳細を見るブレア・ウィッチ・プロジェクト デラックス版 クロックワークスこのアイテムの詳細を見る
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