映画 凶悪
土曜日の午後、嫌な映画をDVDで鑑賞しました。 実話を基にしたという衝撃のドラマ、「凶悪」です。 まったく人間というもの、欲のためにはどこまでも凶悪になれるかのごとくです。 ある未決死刑囚が、記者を呼んで、誰にも話していない3件の殺人事件について語りだします。 当然、自分の裁判に不利に働くことは承知のうえ。 それよりも、未決死刑囚が先生と呼んでいた、インテリ然とした不動産ブロ-カーを死刑に追い込みたいという復讐心に燃えているのです。 先生は企画立案で未決死刑囚が実行役。 多額の保険金をかけた老人を殺害に及び、自ら、「世の中不況だが、我々ははバブルだ」とか、「借金まみれの老人は油田だ」みたいなことを言い放ち、冷酷に楽しげに殺人を重ねます。 記者は正義感に燃えて警察が動くよう必死で裏を取りますが、家庭では母親が認知症を患い、妻にまかせっきりで妻は精神的に追い詰められ、義母の死を望んでいると、はっきりと記者に言い放ちます。 金が欲しいにしても、介護から解放されたいにしても、自分の利益のためには、人は簡単に殺意を抱くのですね。 実行する人は滅多にいないと思いますが。 胸に響く、いやぁな大作でし...