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江戸川

日曜日の夕方。 一週間で一番憂鬱な時間です。 それを吹き飛ばそうと、寅さんを観ました。 今回は珍しく、アメリカ人の渡世人が登場します。 堪能しました。 寅さんの故郷は葛飾柴又で、江戸川のすぐ近く。 江戸川土手で川を見ながらほっこりする場面が良く出てきます。 私の実家は江戸川区で、同じように江戸川がすぐ近くを流れています。 よく、江戸川土手を散歩しました。  その思い出が、寅さんを観ると懐かしく感じられて、故郷が恋しくなります。 それが、寅さんばかり観ている理由の一つでしょうか。 しかしコロナ禍で、実家にもなかなか帰れません。 最も私は堅気の木っ端役人。 寅さんのような旅から旅の渡世人とは正反対の職業に就いています。 隣の芝は青く見えるの譬えのごとく、寅さんのような生活に憧れを抱かずにはいられません。  日曜日の夜、本当は明日に備えて素面で寝るべきでしょうが、日曜日の夜は心が乱れて、一杯ひっかけないと眠れません。
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逃げる花嫁

またもや、寅さんを観てしまいました。 わざわざDVDを借りて。 今回のマドンナは桃井かおり。男はつらいよ 翔んでる寅次郎〈シリーズ第23作〉 4Kデジタル修復版 渥美清松竹 結婚式の最中にウェディングドレスのままタクシーで逃げてしまう上流階級のお嬢様。 このシーン、「ロング・バケーション」というドラマでも同じようなのがありましたっけ。ロングバケーション dvd 全11話を収録した7枚組 DVD 木村拓哉/山口智子日本のドラマ ロングバケーション dvdbuoksromenn 勝手知ったる柴又の、寅さんの実家へ逃げて、しばらく滞在。 上流階級同士の結婚を潔しとせず、自活して生きることを目指します。 そこでいつもの寅さんの恋愛沙汰。 しかし結局、マドンナは元の鞘に収まります。 ただし、大会社の社長の息子であったお相手は家出して工場労働者になり、父親から勘当されてしまいます。 マドンナも英語塾を開いて貧しいながら二人で暮らすのです。 珍しいのは、柴又の皆さんが開いた小さな披露宴で、寅さんが仲人を務めること。 いつもだったら、ふられたと知った寅さんはふいっと旅に出てしまうのですが。 寅さんも老...
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死ぬ

今日、大好きな寅さんシリーズの、伊藤蘭がマドンナの作品を観ました。 若くて元気な寅さん、おいちゃん、おばちゃん、そしてさくらにひろしに満男。 みな若い。 若いということ、それだけで溌剌として美しい。 しかし今、寅さんも、おいちゃんも、おばちゃんも、この世の人ではありません。 映像のなかに残された元気な姿が、切なく感じられます。 おぎゃあと生まれた赤ちゃんは、少年、青年、中年の時を経て老境に至り、必ず、死んでいきます。 人間(じんかん)五十年。 人の世にいられるのは五十年だとか。 私は今52歳。 もう、それを超えています。 思えば多くの人の死を見てきました。 思い出すだけで泣けてくる父の死。 義父の死。 あまたの職場の先輩の死。 切ないのは後輩の自殺。 それらあまりに多くの死に接して、思わないわけにはいかないのが、私自身の死です。 死ぬのは怖ろしい。 しかし生きていくのも面倒だというのが、私の偽らざる心境です。 死ぬに至るには、衰えがあり、体の各地に痛みがあり、誠に苦しいことだと思います。 私は先人の死の在り様を思い、己の死が、安らかでありたいと願います。 死の問題を考えるのに、若いとい...
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犬鳴村

今日は久しぶりにホラー映画を鑑賞しました。 Jホラーの佳作、「犬鳴村」です。犬鳴村三吉彩花 かつて犬をさばいて食いつないできたという犬鳴村。 今はダムの底に沈んでいますが、その怨霊に苦しめられるお話。 本格心霊ホラーに仕上がっていて、震え上がりました。 ホラー映画を観たいと思うこと自体、私の精神が上がってきている証拠。 近頃コメディばかり観ていましたが、やっぱりホラー映画は良いですねぇ。
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コンフィデンスマンJP プリンセス編

昨夜は「コンフィデンスマンJP プリンセス編」を鑑賞しました。コンフィデンスマンJP プリンセス編長澤まさみ なかなかに面白いコンゲームでしたが、前作の「ロマンス編」に比べると、クールさが足りないというか、騙し騙されの要素が少ないような印象を受けました。 それでも十分楽しめましたので、今度は「英雄編」っを観たいと思っています。
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