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王様ゲーム

昨夜は学園ホラー「王様ゲーム」を鑑賞しました。 突如クラスの全員に送られてきた携帯メール。 王様を自称する者が、誰それは好きな女子に告白しなければならない、なんて他愛もない内容です。 しかし、今度は誰それと誰それはキスしなければならない、だとか、果ては性交しなければならない、などとエスカレートしていきます。 それを守らなかった場合、その生徒は存在を消されてしまいます。 殺されるのではなく、最初からこの世に存在しなかったことになってしまうのです。 家族も教師も、消された生徒の記憶を失い、初めからいなかったものとして扱われます。 ただし、クラス・メイトだけは覚えていて、王様からのメールに戦々恐々とします。 また、王様ゲームへの参加を拒んだ者も、存在を抹消されます。 王様からのメールを着信拒否に登録しただけで、消されてしまうのです。 いったい王様とは何者か。 その目的は何か。 分けも分からないまま、物語は進んでいきます。 そして、あっと驚くラスト。 王様ゲームは何十年も前から続けられ、今後も続くのです。 残酷シーンは皆無で、心理的恐怖が中心になります。 まずまずの出来ですが、ラストのオチに少...
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ザ・ダーク

午後のひと時、DVD鑑賞を楽しみました。 ホラーと銘打っていましたが、内容はダーク・ファンタジーと言うべき「ザ・ダーク」です。 ニューヨークで暮らす思春期の娘、サラと母親。 父親は絵を描いたり彫刻を造ったりする芸術家で、独り、ウェールズの孤島の古い家で暮らしています。 母娘2人の生活に行き詰まり、2人は父親の元に身を寄せます。 家は海辺にあり、その上にはいわくつきの崖が。 50年前、ウェールズの土俗宗教を元とする宗教を信じる信者たちが、教祖に唆されるままに大量に投身自殺したのです。 ある日、サラは海辺で遊んでいて行方不明に。 するとそれと入れ替わるように、サラと同じ年頃の少女が現れます。 ウェールズの古い民話に、人を海にさらう魔女がいて、溺れ死んだ者を生き返らせるには替わりに別の者を差し出さなければならない、というものがあって、これが全編を通じた基調になっています。 それでまた、現われた少女というのが、可愛い顔して極悪なのですよねぇ。 儀式によって死んだ幼い息子を蘇らせたら、悪魔のように邪悪な存在として生き返った「ペット・セメタリー」を彷彿とさせます。  このあたりから、なんでもありの...
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ボレロ

1928年11月22日、パリでラヴェルの「ボレロ」が初演されました。 「ボレロ」といえば、私が強烈な印象をもって思い出すのは、「愛と哀しみのボレロ」ですねぇ。 中学生の頃初めて観て、非常に感銘を受け、その後何度もビデオで観ています。 1930年代から1960年代にかけて、パリ、モスクワ、ニューヨーク、ベルリンに住む4つの家族の物語が、それぞれとは関係なく、同時並行で進められます。 第二次世界大戦を経て冷戦時代に突入。 それぞれの家族は時代の波に翻弄されます。 ソヴィエトからの亡命を試みる者、ただ淡々と日をおくる者、人間精神の運動は様々な方向に向かい、その欲望、野心、日々のいざこざなどが、人間精神の偉大さを印象付けます。 そしてラスト、パリの広場で「ボレロ」の演奏会が開かれます。 4つの家族は、互いを見知らぬまま、ダンサーとして、司会者として、歌手として、観衆として、そこに集うのです。 4つの家族は最後まで交わることはありません。 ただラストのボレロで、一体となって偉大な芸術をともにするのです。 たいへん長い映画で見どころ満載なのですが、簡単に紹介すると以上のようになります。 中年になっ...
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パラノーマル・アクティビティ4

千葉市中心部にあるシネコンに出かけました。 観たのは、「パラノーマル・アクティビティ4」。  ホラー映画のシリーズ物の宿命なのか、だんだんお笑いに近づいているようです。 まずは予告編をご覧ください。 第一作で最初の被害者となったケイティが、この作品では魔的存在の代行者に変貌しています。 これまで一貫して取られてきたフェイク・ドキュメンタリーの手法も捨て去り、ケイティが派手に活躍します。 第一作は170万円という超低予算ながら全世界でヒットし、世界のホラー・ファンを震え上がらせました。 その後番外編ともいうべき「TOKYO NIGHT」を含め、第2作、第3作と、ケイティは重要人物ながら映像に登場することはなく、何が何やらわからない恐怖を維持し続けてきました。  しかし第4作にいたって、ケイティは堂々と登場し、悪を代行します。 ここにいたって、物語はかなり分かりやすくなりましたが、意味不明の恐怖というこのシリーズの魅力は半減してしまいました。 残念です。 この手法を使うかぎり、ほとんど永久的に続編を作ることが可能です。 13金シリーズのジェイソンがムーン・ウォークを披露したり、ニュー・ヨー...
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ヨコハマメリー

かつて横浜に、メリーさんと呼ばれる伝説の街娼がいたことは、私も知っていました。 このたび、メリーさんの足跡を追ったドキュメンタリー「ヨコハマメリー」を鑑賞しました。 歌舞伎役者のように顔を真っ白に塗り、純白のドレスを着て横浜の町に立ち続けたメリーさん。 終戦直後は米軍将校相手に春を売る、いわゆるパンパンでした。 その当時はそういう女性はたくさんいて、メリーさんも目立たぬ存在だったに違いありません。 驚くべきは、1995年、74歳までホームレスの街娼であり続けたこと。メリーさんです。 映画は彼女と交流があった、ゲイで男娼経験もある、飲食店経営をしながらシャンソン歌手を続ける元次郎さんへのインタビューを中心に構成され、メリーさんその人が出てくることはほとんどありません。 地元の人はメリーさんの他に、その気位の高さから皇后陛下と呼んだり、その奇抜な衣装からキンキラキンさんと呼んだりしていたようです。 一説には恋仲になった米軍将校が国に帰ってしまい、しかしいつかは日本に迎えに来てくれるかもしれないと、横浜を離れられなかったとか。 いずれにせよ、そのミステリアスな生き方は、多くの人の関心を引きま...
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