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ザ・プロジェクト

早朝から思春期の特殊能力を持った双子の悲劇を描いた「ザ・プロジェクト」を鑑賞しました。 裕福な家庭に育った一卵性双生児の高校生。 彼らは気味が悪いほどそっくりで、しぐさや行動パターン、思考パターンも似ています。 彼らには共通の悩みがありました。 恐怖の感情を感じることができないのです。 彼らが手を固く握って念じると、他人の行動をコントロールすることができます。 そこで彼らは、あるプロジェクトを開始します。 他人の行動をコントロールして自殺に追い込み、それをビデオカメラにおさめるのです。 その都度、彼らは絶望します。 恐怖を感じることが出来なかったからです。 双子がさかんに口に出す、「感じるか」「いや、感じない」という会話は、双子の絶望の深さを感じさせます。 しかし双子の一人に恋人が出来たことから、プロジェクトは破綻していきます。 その破綻の過程で、双子の家庭の秘密、双子の幼少期からの悪行が暴かれていきます。 客観的にみれば、悪魔のような双子です。 しかし彼らの目線に立てば、「妖怪人間ベム」が発する「早く人間になりたい」にも似た、切ない願望があるのです。 ラスト、彼らは悲劇的な形で感情を...
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マンク~破戒僧~

今日は休暇を取りました。 障害者自立支援法の継続申請を行うためと、車の定期点検のためです。 朝一番で、悪を描いた文芸大作「マンク~破戒僧~」を鑑賞しました。 160年もの長きに渡ってフランスで発禁処分を受けていたといういわくつきの暗黒文学が原作になっています。 17世紀スペイン、マドリード。 赤子の時にカトリック修道院の前に捨てられたアンブロシオは、町中の人に尊敬される優秀な神父に成長しました。 すべての欲を絶ち、規律を重んじて粛々と日々を送るアンブロシオですが、出生の謎と、ひどい頭痛に密かに悩まされています。  ある日、傷ついた顔を隠すために仮面をかぶっているという見習い修道士がやってきます。 “彼"は、なぜかアンブロシオの頭痛を和らげる力を持っていました。 しかしその正体は、彼に近づく為に修道士に扮した魔性の女だったのです。 その美しい女の誘惑にかかり、アンブロシオは戒律を破ってしまいます。 破戒僧となった彼は、欲望を抑えることが出来なくなり、魔性の女の意のままに、黒魔術に手を染め、聖なる教会を黒ミサで汚し、強姦、窃盗、殺人とあらゆる悪徳に身を沈めていくのです。 女色に目覚めた彼は...
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THE EXPERIMENT

今日は朝からけったいな映画を観ました。 「THE EXPERIMENT」です。 英国の陸軍基地、ストームハウス。 ここにある女性霊媒師が呼ばれます。 なんと英国軍は、ある特殊な装置を使って霊体を捕獲することにし、電磁波を防御壁にしてそれを閉じ込めているというのです。 霊媒師の任務はその霊体と接触を試みること。 しかし、その指揮を執る少佐は、霊媒師の任務にあまり興味を示しません。  少佐はもう少し乱暴なやり方がお好みの様子。 捕虜のイスラム原理主義テロリストを霊体の檻に放り込んでどんな反応を示すか試したりします。 少佐は霊を軍事的に応用する方法にしか興味がないのです。 要するに最強の幽霊軍隊ですね。  やがてその霊体はとんでもなく凶暴で極悪な存在だということが明らかになり、停電を引き起こしてその隙に檻を脱出し、次から次へと兵士に憑依しては悪逆非道を繰り返します。 ラスト30分は霊に翻弄されるパニック映画のような状態に。  どうやってその霊体を捕獲、監禁したのかは最後の最後に明らかにされます。 驚愕の方法でありながらたしかにその方法しかないだろうなと思わせる、冷酷なやり方です。 オチは強烈...
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孤島の王

今日は実話に基づくヘヴィな人間ドラマを観ました。 「孤島の王」です。 ノルウェーの孤島。 前世紀前半、ここには少年院が存在していました。 過酷な労働、貧しい食事、懲罰室、尊大な院長に、気に入った少年に性的虐待を加える寮長。 雪が舞う北欧の寒々しい光景のなかで、陰惨な日常が営まれています。 ある日、一人の少年がこの少年院に送り込まれてきます。 C寮の19番ということで、彼はC19と呼ばれます。 名前を奪い、番号で呼ぶのは人間の尊厳を奪う常套手段ですが、ここでもそれが行われています。 C19は反抗的な態度を崩さず、脱走まで試みますが、失敗します。 C寮のリーダーで卒院間近のC1はC19を更生させようと彼に接触します。 しかし、院長の部下の寮長がC5というひ弱な少年に性的虐待を行っていることを知り、義憤にかられて院長に直訴しますが、相手にされません。 数日後、C5は衣服にたくさんの石をつめて海に凍てつく海に入り、入水自殺。 ところが院長は、海を泳いで本土に脱走しようとして溺れ死んだのだと決め付け、本土から調査にやってきた理事にもそのように報告します。 しかしその数日後、寮長は大きなカバンを持...
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バウンド9

今日は朝から痛そうなホラーを観ました。 「バウンド9」です。 密閉された家に拉致されてきた9人。 ヴィデオで、気色の悪いおばちゃんがこの監禁ゲームの説明をします。 彼らには首の後ろに特殊な装置が付けられており、痛みを感じた時だけ脳内から分泌される物質が抽出できるようになっています。 その物質を一定量取り出せれば解放される、というわけです。 一人が無理に装置を外そうとすると痛みが走り、家に設置された計量を示す装置のパーセンテージが上がっていきます。 結局無理に外した男は死亡。 これを見た8人は、痛みを感じれば定められた量のうち何パーセントまで届いたかを知ることができるのだと知ります。 100%÷8人=12.5% 一人あたま12.5%の痛みを分け合おうというわけです。 くじ引きをして、拷問を受ける順番を決めますが、なかには自分一人拷問から逃れようと他の者を襲うやつとか、隠し持った鎮痛剤を飲むやつとか。 この種の映画としては珍しいと思ったのが、拷問する側もされる側も被害者であり、それが順番に入れ替わるということでしょうか。 どうやら脳内の物質を取り出すことで、とてつもなく高価な麻薬を精製でき...
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