不安
不安や憂鬱といった負の感情は、私にとっては最も親しいものです。 それは何も、35歳でうつ病を発症した時に始まったわけではありません。 思い起こせば、小学校の頃も、いや、幼稚園ですら、毎日通うのが不安で憂鬱で仕方なかったように覚えています。 思春期の頃は、対人恐怖的な感情に支配された時期もありました。 それは成長するとともに自然に良くなりましたが、不安や憂鬱が消えることはありませんでした。 そんな私の思い癖が爆発したのが、うつ病の発症だったのだろうと思っています。 今、うつ病から双極性障害になり、毎日服薬しているため、不安や憂鬱に押しつぶされそうになるようなことはありませんが、ぼんやりとした不安や憂鬱は、いつも心の底に沈殿しています。 それは大きくなったり小さくなったりしながら、決して消え去ることは無く、私を苦しめます。 これは多分持って生まれた気質で、変わることはないんだろうなと感じています。 オランダやベルギーなどでは、安楽死が認められています。 それは肉体的、精神的な重度の病気でなくても、本人が生きていること自体に絶望し、死ぬ以外に生きていくという苦痛を取り除くことができない、とい...