
大予言
私が小学生だった1970年代後半、ノストラダムスの大予言という本が流行って、テレビでも特集番組がたびたび放送されました。 当時は、1999年7月に人類が滅ぶ、という予言が、恐怖をもって語られることがもっぱらでした。 1999年7の月、恐怖の大王が天から降ってくる。 彼はアンゴルモアの大王を蘇生させ、その前後、マルスが正義の名のもとに世界を支配する。 うろ覚えですが、上記のような内容だったと思います。アンゴルモアの大王という言葉が何を指すのか、今もって定説は無いようですが、マルス(火星)というのは、米国を指すとされています。 要するに何か恐ろしい事態が起きるらしいこと、その当時、米国が正義の名のもとに世界を支配している、ということが読み取れます。 恐怖の大王を、巨大隕石だと解釈したり、宇宙人だと言ったりする怪しい研究者がテレビで恐怖を煽っていましたね。ノストラダムスの大予言 迫りくる1999年7の月人類滅亡の日 (ノン・ブック)五島勉祥伝社 小学生だった私は、1999年7月だと自分は29歳になっているのかと思い、遠い将来だと感じつつ、30歳まで生きられないのかと、本気で心配したことを懐...