思想・学問 祝祭
イスラム社会では、先日ラマダーン(断食月)が終わり、今祝祭の大宴会を各地で開いているようです。 そして、8月10日と言う日は、イスラム教の開祖、ムハンマドが、初めて神の啓示を聞いた日とされています。 西暦610年のこの日、ムハンマドの前に大天使ジブリールが現れ、啓示を与えられたのだとか。 単なる商人だったムハンマドは、当初何が起きているのか理解できず、ひどく怯えて、奥様に窮状を訴えたと伝えられます。 しかし、神からの啓示が続き、やがてムハンマドはこれを正しい教えと信じ、啓示をそのまま書き起こした「クルアーン」を著し、布教に専念します。『クルアーン』―語りかけるイスラーム (書物誕生―あたらしい古典入門)小杉 泰岩波書店聖典「クルアーン」の思想――イスラームの世界観 (講談社現代新書)大川 玲子講談社 私たち東洋人から見ると、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教はどれも似たような教えだと感じます。 天地創造や最後の審判などの根本教義がほぼ一緒です。 違うのは、救世主(メシア)の考え方。 ユダヤ教は未だ救世主(メシア)は現れておらず、今後現れると考えます。 キリスト教はもちろんキリストが、イス...