
可能性の冒険
400年も生きるサメの存在が確認されたそうです。 400歳ですよ。 驚愕です。 で、大人になるのに150年もかかるそうです。 よく、鶴は千年亀は万年なんて言いますが、実際は鶴で80年くらい、ゾウガメで200年くらいの寿命だと聞いたことがあります。 400歳とは信じがたいですねぇ。 大阪夏の陣で豊臣家が滅んだのがおよそ400年前ですから、そんな昔からこの世を生き抜いているのですね。 犬の寿命は10数年と言います。 人間は80年くらい。 頑張っても100歳をやっと超えるくらいでしょう。 そう考えると、寿命というものが持つ意味も、なんだか空しい感じがします。 健康で長生きしたいというのは多くの人が持つ願望でしょうが、まさか150歳まで生きたいと考えている人はいないでしょう。 しかしそのサメにしてみれば、150歳なんてやっと大人になった青年と言ったところ。 ただ、宇宙のあまりにも長い歴史を考えてみれば、400歳も80歳も大差ありますまい。 まさに一睡の夢というべきでしょう。 その一瞬のような生を、私たちはほとんど無意味に過ごしています。 もっとも、何が無意味で何が有意義なのかはそれぞれの気持ち...