
墓参
今日は暑いなか、同居人の父親と妹が眠る墓にお参りしました。 墓は千葉市郊外の巨大な霊園にあります。 千葉市で最も田舎臭いところです。 迎えは明日ですが、多くの人々がお参りに来ていました。 なんだか同居人の家族の墓参りばかりして、実家の墓には全然出かけていません。 実家は多くの家族親族がおり、私がお参りしなくてもどうということはありません。 しかし同居人には、血のつながった家族と言えば、衰えて施設で暮らす母親しかいません。 当然、車椅子の母親が墓参りに行くことはできません。 同居人と私だけが、墓参りに行くのです。 今年は18歳で亡くなった同居人の妹の33回忌。 この法要も、同居人と私の二人だけで執り行う予定です。 この世に生をうけた者は必ず亡くなります。 そのことを実感させられるのが、身近な者の死です。 私が家族の死に直面したのは、祖母と実父、それに義父の3人だけです。 3人の遺体を見て思ったのは、死というもの、本当にその存在が消されてしまうということ。 さっきまで息をしていたのが、抜け殻になってしまうということ。 いずれもショックでしたが、実父の死は喪失感があまりにも大きく、物が食べら...