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墓の下

来週の土曜日は義父の7回忌。 それに備えて今日は墓掃除に行きました。 墓地、荒れに荒れていました。 年末に行って以来なので当然ですが。 7回忌と言っても、私と同居人の2人だけでひっそりと執り行います。 特別養護老人ホームに入居している義母はもちろん、叔父叔母たちはみな衰えました。 プレッシャーをかけないために声もかけていません。 義父は高卒で日立に入社し、働きながら夜学に通って学士様となり、65歳まで勤め上げたサラリーマンでした。 転勤を拒んだために大した出世はしませんでしたが、愛社精神に満ちた、時代が求めたモーレツサラリーマンです。 大田区在住だった義母と見合い結婚をして福島から上京。 都内の社宅に住んでいましたが、千葉市に一戸建てを購入して移り住みました。 二女をもうけますが次女は不幸にして難病のためわずか18歳で他界。 長女は29歳の時に当時28歳だった私と結婚しました。 初孫を切望していましたが、残念なことに私たち夫婦は子宝に恵まれませんでした。 81歳で謎の感染症に罹患し、一か月ほどで帰らぬ人となりました。 晩年は散歩と書道にいそしむ趣味人でした。 どう生きようと、死んでしま...
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怠惰

今日は猛烈な暑さ。 35度は超えているのではないでしょうか。 なんでもフランスでは40度、スペインでは46度を観測したとか。 異常気象と言っていますが、今やこれが普通の夏になってしまいました。 おかげで今日は冷房の効いた自宅から出たのは買い物に行っただけ。 肉体の怠惰は、真っ直ぐに精神の怠惰に繋がります。 私の精神の怠惰、夏中続くんでしょうか。
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内科

今朝はたっぷり10時まで眠りました。 あさの気分は爽快です。 朝昼兼用の飯を食い、内科に行きました。 高血圧と高コレステロールの薬をもらうためです。 もう23年も通っています。 当初は隔週でした。 10年ほど前から3週間に一度になり、次回から4週間に一度の通院で良いと言われました。 病状が落ち着いているからだそうです。 4週間に1度まで減らずのに23年もかかってしまいました。 それでも嬉しいことは嬉しいです。 通院は結構ストレスですから。
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怪談

初めて一人暮らしを始めたのは千葉県四街道市という所でした。 実家の都内住まいから都落ちということになりましたが、職場が千葉で通勤も楽になり、何より気楽な一人住まいというのが嬉しかったことを覚えています。 そこに引っ越してから一週間後くらいでしたでしょうか。 深夜、よく意味が分からない、何か祈りのような声が聞こえました。 アパートの外に出てみましたが、誰もいません。 奇妙なことだとは思いましたが、疲れていたこともあり、ベッドにもぐり込みました。 祈りと思われる声は次第に大きくなり、ついには大勢で唱和する大音量と言うべきものにまでなりました。 たまらず身を起こすと、私が寝ているベッドの対角線上に無精ひげをはやした真っ青な顔の、汚い着物を着た痩せこけた若い男が立っていました。 私に危害を加える風ではなく、ただ虚ろな目で私を見ているのです。 私は額に脂汗を浮かべ、「出ていけ」と思い切り叫びました。 男は虚ろな目のまま、私に近づいてきました。 もう一度渾身の力を振り絞って「出ていけ」。 すると男の姿はすうっと消えてしまいました。 全身汗びっしょりでしたが、シャワーを浴びる気も起きず、ウィスキーを...
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ポリシー違反

一目見れば分かると思いますが、ブログから広告が消えています。 いつの間にか私がグーグルアドセンスのポリシー違反を行っていたというメールが届きました。 ポリシー違反というのは、自分で自分のブログに貼られた広告をクリックすることだそうです。 どんな広告なのか見たくなるのが人情だと思いますが、決まりなので仕方ありません。 29日間広告は掲載されないそうです。
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土曜日は夏至でした。一年で最も陽が長い日。これからは少しずつ陽が短くなっていくのですね。寂しいかぎりです。 私は緑内障の関係で眼科医から夜間の運転は避けたほうがよいと言われています。 眼鏡をかけた状態で右は0.9見えていますが、左は0.1くらいしか見えません。 本当は運転そのものを止めるべきなのでしょうが、通勤に支障をきたすため、眼科医と交渉して上のようになりました。 冬場は同居人が夜間の運転をしてくれます。 同居人がお休みの時は電車とバスで通勤します。 電車はともかく、職場の最寄り駅からのバスが極端に少なく、ストレスです。 これが嫌で車通勤に固執しているとも言えます。 しかし、定年延長のため、おそらく65歳まで働くことになるだろうと思います。 あと10年弱あります。 そこまで目が持つとは思えません。 治療をうけていますから、完全失明することは無いと思いますが、車通勤は無理になるでしょうね。 そうなったら辞めるか毎日電車とバスで通うしかありません。 その時どちらを選ぶか、経済状態によるでしょうが、およそ考えられるかぎり我が国で最も安定した職に就いているわけですから、早期退職しても大丈夫...
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昨日今日と急激に暑くなりました。 確実に季節は夏に向かっています。 私は8月生まれの夏嫌いでした。 冬のピリピリした感じが好きだったのですが、年のせいか寒さに極端に弱くなり、今では夏のほうが好きです。 むしろ冬には恐怖すら感じます。 年を取ると暑さをあまり感じなくなり、エアコンをかけずに熱中症になるというのはよく聞く話です。 最近の私の感覚を考えると他人事とは思えません。
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健康診断

体は正直だ、とは掛かりつけの内科医の言葉です。 血液検査のことを指しています。 呑み過ぎれば肝臓の数値が悪くなるし、太れば血糖値が悪くなります。   今日は職場の健康診断でした。  よく健康診断の前10日くらい酒をやめ、ジョギングをするなど、潔悪い人がいますが、 普段どおりの生活をしてこそ本当の結果がでるので、私は馬鹿なことはしません。 本当の結果がでたなら、それを見て生活の改善を試みれば良いのです。 かつて肝臓の数値が極端に悪化したことがあって、しじみ習慣というサプリメントを飲んでいたことがあります。  半年くらい飲みましたが、全然効きませんでした。  内科医にそのことを話したら、サプリメントの99%は何の効果も無いと言っていました。 その時は丸一か月禁酒して、肝臓の数値を正常に戻ました。 まさしく体は正直です。 今回も多分悪い結果が出て、節酒に励むことになるんでしょう。  ていうか、結果を待つまでもなく、今日から節酒を始めたほうが良いんでしょうけど。
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虐待

今、同居人は特別養護老人ホームで暮らす義母に会いに行っています。 日曜日は大抵30分の面会に行っています。 それ以上の時間は許されていません。 同居人、子供の頃は虐待と言って良いような目に会わされていました。 殴る蹴るは日常茶飯事。 ちょっと気分が良くてふざけたりすると調子に乗るなといって叩かれたそうです。 その時の冷や水を浴びせられたような恐怖は忘れられないと言っています。 さすがに高校生くらいからは肉体的虐待は無くなったようですが、言葉による暴力は続いたそうです。 同居人はよく家族の話や、親に愛されるとはどういうことかといった話をします。 正直、一度も親に叱られたことの無い私には返答のしようもありません。 小学生の頃は自殺を考えていたそうです。  同居人は私が精神科に係り始めた時は付き添いでしたが、やがて幼い頃の虐待の話をするようになり、今では私とは別の患者として診てもらっています。 医師は「よく生き残りました」とか「縁を切ってもおかしくない」とか言うそうです。 そんな時、同居人は夫によって家を出ることが出来た、まさしく王子様だなどと涙ながらに語るそうです。 正直今でも同居人の気持...
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財布

今日は午後から雨の予報。 今使っている財布がだいぶ古びたので朝一番でそごう千葉店に財布を買いに行きました。 高価な財布を持つ人がいますが、財布は中身が重要なので、財布そのものにお金をかけたくありません。 で、1万円ちょっとの安物を購入しました。 お昼は恒例の椿屋茶房のカレーセットを食い、珈琲を飲んで帰宅しました。 自宅に着いたのが14時頃で、ちょうど雨が降り始めました。 その足で魚屋と八百屋に向かい、中落ちと鯛の刺身、それにトマトとオクラを購入。 今夜はこれで一杯やる予定です。
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高血圧

年を取ると病気自慢を始めると言います。 私は精神病の他に高コレステロール、高血圧、緑内障を患っています。 高血圧は薬で抑えてきたのですが、加齢によるものか、じわじわと上がってきています。 今日内科に診察があったのですが、高血圧の薬が一種類増えました。 さらには減塩生活を命じられました。 味噌汁、塩辛、梅干し、漬物、ラーメン、うどん、これらはすべて禁止。 何を食えばよいのでしょうね。 とりあえず、冷蔵庫にあった酒盗と漬物とらっきょを処分しました。いずれも好物ばかりです。これも自慢ですかね。
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ヒーロー

長嶋茂雄巨人軍終身名誉監督の訃報に接しました。  物心ついたときには、すでに選手ではなく、監督でした。  そのため、選手時代を知りません。  豪快なフルスイングでヘルメットが飛んで行ったとか、ホームランを打った時にスキップでホームベースに向かったとか、嘘のような逸話は聞いたことがあります。  王選手は選手時代を多少覚えており、756号を打った時の大騒ぎは忘れられません。  子供の頃、スポーツと言えば野球と相撲でした。(相撲をスポーツと呼ぶことに多少の抵抗はありますが)  ただし、運動神経が悪い私は野球も相撲も観戦のみで、自分がやることはありませんでした。 いつの時代にもスポーツ界にはヒーローがいるものです。 例えばイチロー、今だと大谷。 相撲でいえば若貴、今は誰でしょうね。  私は平凡な勤め人ですから、それらヒーローに憧れます。 好きなことを仕事にして、大金を稼ぐ。 そんなことが出来る人は何十万人に一人くらいでしょうね。 スポーツの世界はどうしても年齢という壁がありますが、例えば芸人や小説家には年齢の壁がそれほどの障害では無いと思います。 75歳で芥川賞を取った小説家がいましたし、50...
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宮城野親方(元白鳳)

宮城野親方(元横綱 白鳳)が相撲協会に退職届を提出したそうですね。 私は小学生の頃からの相撲好き。 子供の頃は北天祐と琴風が好きでした。 白鳳は強すぎるというか、現役時代は優勝しまくっていたので、逆に好きではありませんでした。 それに、得俵に足がかかるほどうしろに下がって立ち合いを決めたり、自身の優勝の際に客に万歳三唱を求めたり、横綱としての風格に欠ける、強いだけの相撲取りでした。 もちろん、勝負事ですから勝つことは重要です。 勝たなければ番付も上がらず、給料ももらえませんから。 しかしそれにしても、品が無いというか、外国人差別をするつもりはありませんが、外国出身力士には相撲の精神性が分からない者がいるのではないかと思います。 宮城野親方、弟子の暴力事件を不問に付したことで親方としての資質に欠けるとされ、部屋ごと失ってしまいました。その後伊勢ケ浜部屋の部屋付き親方として後進の指導にあたっていましたが、次期伊勢ケ浜が元横綱、照ノ富士に引き継がれることになってから、腐っててしまったのではないでしょうか。 宮城野部屋の再興も未だみとめられませんし。 しかし国に帰れば英雄です。 仕事はいくらで...
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バブルの終わり

長い一週間の勤務を終え、金曜日の夜を迎えました。 一週間のなかで最も気分が落ち着く日です。 家でちびちびとウィスキーなどの度数の高い酒を割らずに舐めるように飲むのが楽しみです。 ビールやチューハイは腹が張るので苦手です。 就職したばかりの頃はバブルの終わりの頃で、金曜日に予定もなく家に帰るなんて人では無いような扱いでした。 花金なんて言って、夜の街に繰り出すのが正しい過ごし方とされていたように思います。 私はそういった風潮に反発を覚えながら、なんとなく流されて、先輩や同僚に付き合っていましたね。 時代の空気に抗うのは難しいものです。 今は逆に家でのんびり過ごすことも良しとされるようになりました。  良い時代になったと思います。 ただし、給料は上がらなくなりました。バブルという徒花、日本経済の絶頂期に現れた儚い花だったのかもしれません。
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ただの人

選ばれてあることの恍惚と不安、二つ我にあり。 ヴェルレーヌの言葉です。 太宰治が小説に引用して人々の知るところとなりました。 私はこの言葉に軽い嫉妬を覚えつつ、憧れも感じます。 恍惚と不安を感じるほどの自負とはどこから出てくるのでしょうね。 十で神童十五で才子二十過ぎればただの人ということわざがあります。 幼い頃、多くの子供が才能豊かに見えるのはよくあることです。 子供自身も、中二病というか、過剰な根拠の無い自信をもってまわりを馬鹿にしたりするものです。 私自身がそうでした。 私の場合、二十歳を過ぎてとうにただの人になっているのに、自分はひとかどの人物だと思い込んでいました。 愚かなことです。 精神障害を発症した36歳になってやっと、そんな自信は雲散霧消しました。  と言うか、ただの人ですら無くなり、精神障碍者になってしまったのだから、発病当初の悲嘆は、うつ状態であったことを差し引いても、ひどいものでした。 その後、良くなったり悪くなったりしながら、しかし螺旋階段を上がるように、快方に向かっていきました。 その時の私の目標は、平凡なただの人になること。 しかしそのただの人になることが当...
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