社会・政治 高齢引きこもり
引きこもりが社会問題になり始めて、もう20年以上が経ちますね。 当時はまだ20代か、せいぜい30代前半の若者の病理と考えられ、引きこもりから脱出し、仕事に就くにはどうすれば良いか、といことが盛んに論じられていました。 ところが今、引きこもりから脱せないまま、50代に突入する者が数多くいるそうです。 親も高齢化し、親は自分が亡くなった後、働いた経験が無いまま50代を迎えた子が、どうやって生きていけばいいのか、絶望的な気持ちになっているとか。 それはそうでしょうねぇ。 自室に籠もって魂の漂流を続け、永遠の思春期を生きてきたような人が、親が死んだからと言って途端に就職活動を始めるとは考えにくい上、仮に就職活動を始めても雇ってくれる会社を探すのは至難の業でしょう。 そこで最近、引きこもりをどう脱して社会復帰するか、ということはもはや諦め、永遠の思春期のまま、寿命尽きるまで生きるにはどうすれば良いか、という論点に変りつつあるようです。 その嚆矢となったのが、最近出版された「引きこもりのライフプラン」。 この本、良い悪いは別にして、じつに懇切丁寧に親の遺産がどれくらいならこうやって子が生きていける...