社会・政治

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人事院

わが国には、行政機関でありながら、内閣の指揮監督下にはない、独立した機関が二つあります。 すなわち、会計検査院と人事院です。 会計検査院は政府機関の不正経理を正す立場から、人事院は労働権が制限されている国家公務員の労働者としての権利を担保する観点から、それぞれ高い独立性が認められています。 人事院は、先般、国家公務員の給与を0.23%引き下げるよう勧告しました。 ここ数年人事院勧告は毎年給与引き下げを勧告しており、国を支える国家公務員の暮らしは少しずつ悪化して、一回の下げ幅は少ないとはいえ、毎年となるとボディブローのように効いて来ます。 まして公務員の給料といえば、安月給の代名詞。 しかるにこのたび、国会に国家公務員の給与を7~8%引き下げるという法案が提出され、可決される見通しです。 手続きに法的な瑕疵はありませんが、常識として、人事院の同意を得るべきでした。 このようなことを繰り返せば、人事院の存在意義はなくなり、国家公務員にスト権などの労働権を民間並みに付与しなければ、著しく正義に反するものといえましょう。 日本の公務員は大人しいですが、欧米でこのような法案が提出されれば、公共の...
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休暇

今日も忙しかったですねぇ。 残業は避けましたけど。 なんとか一段落して、明日は凪の日なので、急きょ休暇を取ることにしました。  忙中閑あり。  心が疲れたら、すぐ休む、これによって、病気を悪化させることなく、したがって長期に休むことを防止できるというわけです。 昔は休暇を取ることが罪悪のように思えたものです。 不思議ですねぇ。 今ではまったくそういう意識はありません。 過労死という言葉は、KAROSHIとして世界語になってしまったそうですね。 不名誉なことです。 死ぬほど働くなんて言いますが、本当に死んでしまってはたまったものではありません。 私が推測するに、荷重な労働を行うについては、それをこなさなければ自分に価値がないと思われたくない、あいつは組織によく貢献していると思われたい、という他者からの自己肯定の欲望を抱いているのではないでしょうか。 私は発病していく過程では、それがあったと思います。 困難な組織改革のある一部を任されて、さらっと、涼しい顔で成し遂げて見せる、と思っていたのが、始まってみたら青息吐息、ノック・アウトされてしまいました。 ノック・アウトされて、家族も医者も休め...
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滝行で溺死?

新聞報道によると、中山身語正宗玉名教会なる仏教系の宗教組織で、中学2年生に悪霊が憑いていると信じた父親と坊主が、滝行を行う部屋で、いやがる娘を椅子にしばりつけ、父親が娘の顔に水があたるように押さえつけ、溺死させるという事件が起きました。 父親は、自ら娘を殺害せしめながら、娘は悪い霊のせいで死んだ、と言い訳し、坊主は修行のためで、虐待ではない、と言い張っているそうです。 ところが宗派の本部は、滝行は自らの意思で行われなければならず、椅子にむりやり縛り付けるがごとき行為は修行ではありえず、虐待及び殺人である、と断じたそうです。 そりゃあそうですよねぇ。 教団本部はその坊主と父親を悪者にしてトカゲのしっぽ切りを狙っているようです。 かつて、即身成仏と言う名の自殺行為が、わが国の坊主の間でも多く行われ、そのミイラはいまだに多くの尊崇を集めています。  愚かな。 お釈迦様は7年にわたる苦行の末、苦行が無意味であることを悟ったと言います。 お釈迦様にして7年も苦行を続けたのですから、行者にとって、苦行というのは魅力的なものであるようですね。 それも生きるか死ぬかの過酷なものであればあるほど、萌える...
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専業主婦(夫)の年金

現在、専業主婦(夫)については、保険料を払わなくても年金が受け取れる第3号被保険者として扱われています。 第1号が自営業、第2号が勤め人で、いずれもそれぞれ国民年金・厚生年金・共済組合に保険料を納め、それが将来の年金受給を担保しているわけです。 しかるに、第3号は、どうしてだか保険料を全くおさめず、年金がもらえるわけで、これはつまり1号と2号が納めた分を横取りしているように感じます。 専業主婦(夫)が行う家事労働や子育てが巡り巡って社会貢献につながっていることは言うまでもありません。 しかし共働きできちんと保険料を納付し、なおかつ子育てをし、家事労働をしている人は数多く、また、シングル・マザーとか、生涯独身とかの人も、保険料を納めたことによって老後の年金を得ています。 どういうライフ・スタイルをとるかは個人の自由ですが、このような年金制度は専業主婦(夫)であることを推奨しているようなもので、頭の良い女性なら、現代社会は専業主婦におさまって3号に認定されるぎりぎりの金額までパートなどで稼ぐのが金銭的、時間的にもっとも得だと気づくでしょう。 これから少子高齢化が進み、労働人口が減少していく...
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上海の地下鉄事故

上海の地下鉄で追突事故が起きたそうですね。 なんでも停車中の列車に後続の列車が追突したとか。 幸い死者は出ていないようですが、多くの負傷者が出ています。 これ、先の中国高速鉄道の追突事故と酷似していますね。 しかも事故後わずか5時間で運転を再開したというあたりも似ています。 中国の鉄道技術は世界トップレベルと聞いています。 ただ、技術はトップでも、システム運用のノウハウが欠けているようです。 それでは宝の持ち腐れ。 時間がかかってもよいから、システム運用についてじっくり検証し、長期の研修をおこなって鉄道マンの技量を向上させなければ、この種の事故は続くでしょう。 この種の事故の後、よく鉄道関係者が日本ではこんな事故は考えられない、とか言いますね。 あれは危ないですねぇ。 おのれの技術や技量やシステムを過信してはいけません。 日本でも起こりうる事故だと想定して、改めて点検を怠らないようにすべきです。 現に平成17年、福知山線脱線という大事故を起こし、多数の死傷者を出したことは記憶に新しいところです。 交通機関の事故にせよ、天災地変にせよ、テロにせよ、火事にせよ、雷にせよ、親父のはげ頭にせよ...
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