社会・政治

スポンサーリンク
社会・政治

安倍総理辞職

安倍総理が辞職を表明しましたね。 しかも第一次安倍内閣の時と同じ、潰瘍性大腸炎の悪化という理由で。 さぞかし悔しいことでしょう。 拉致問題の解決や憲法改正など、やりたいことはたくさんあったでしょうに。 過去、タブー視されていた憲法改正は、今や他の法案と同じように議論されるようになりました。 ただ、他の法案に比べ、日本国憲法は両院の三分の二の発議、さらに国民投票が必要という、事実上改正が不可能な仕組みになっていました。 多くの自民党の政治家が憲法改正を目指しながら、成功できなかった厄介な問題でありました。 もしかしたら安倍政権は憲法改正を成し遂げるかもしれない、と、期待をもっていました。 私が敬愛する中曽根大先生は、100歳を超えてなお憲法改正を主張し続けながら、お隠れになってしまいました。 しかし、私がもっとも期待する憲法第1条=天皇条項の改正については、手を付けなかったでしょうね。 私は天皇制は廃止すべきだと思っています。 高貴な血があり、それが国民統合の象徴になるというのであれば、裏を返せば下賤な血の存在を認めなければなりません。 それは差別に相違なく、国家が大々的に差別を助長する...
社会・政治

コロナ後

コロナ騒ぎ、一応、収束に向かっているようですね。 私の職場では、一時期、完全在宅勤務になりました。 それが半々の出勤になり、今は週に一度、交代で在宅勤務ということになっています。 それも今月いっぱいで終わり、7月からは少なくとも出勤だけは通常に戻ります。 しかし、対面の会議は無期禁止で、オンラインかメール審議だけが認められています。 コロナの一件、今後の社会の在り方に大きな影響を及ぼすかもしれませんね。 職場にしても学校にしても。 それがどういう方向に進むのかはまだ分かりませんが。 世の中というもの、何も変わらないようでいて、変わる時はびっくるするくらいの速さで変化していきます。 私がそれを実感したのは、ベルリンの壁崩壊から始まり、ソビエト連邦そのものが無くなってしまうのを目の当たりにしたときです。 あの時も、共産主義を信じる多くの赤い国の民たちは途方に暮れたことでしょう。 あの時は政治的でダイナミックな変化でしたが、コロナが残すものは、じわじわと、人々の生活を変えていくように思います。 コロナ以降の社会についていけるようにしなくてはなりませんね。
社会・政治

9月入学

ゴールデンウィークに突入しました。 例年であれば、近場に一泊旅行にでも出かけるところですが、今年は当然自粛。 出かけるといえば、買い物か、ご近所を散歩するくらい。  昨日は散発に行きました。 私は髪を短く刈り上げており、一か月に一度は床屋に行っています。 昨今のコロナウィルス流行に鑑み、超濃厚接触とならざるを得ない散発を自粛していたのですが、もう我慢ができんと思い、髪を切りに行ったのです。 おかげでさっぱり。 そうはいっても、出かけられないというのは、気分がクサクサします。 50面下げたおっさんですらそうなのですから、子供たちはさぞかしイラついていることでしょう。 子供たちといえば、最近、9月入学という話がにわかに湧いてでてきました。 学校生活を終えて30年ちかく経つ私にはどうでも良いことですが、渦中にいる子供たちは関心をもって報道を見ていることでしょう。 私は基本的に9月入学には賛成です。 センター試験というと大雪が降ったり、インフルエンザが流行したりして、入試に適した時期とはいえません。 それは子供たちにとっても、教職員にとってもしんどいことだと思います。 日本人にとっては桜の時期...
社会・政治

病気が怖い

新型コロナ・ウィルスを怖れるあまり、19歳の女性が自殺した、という話を聞きました。 にわかには信じがたい話です。 しかし、世の中には、病気を怖れるあまり、精神を病む、病気恐怖症というものがあるそうです。 恐怖症と言えば、高所恐怖症・閉所恐怖症・対人恐怖症などが知られています。 要するに一つのことに執着するあまり、そのことが頭から離れなくなり、ついにいは恐怖症に至る、というわけです。 病気恐怖症もそのうちの一つ。 エイズが発見されたときには、主に風俗遊びを好む人々やゲイの人が、この症状に苦しんだといわれています。 その時の流行り病を怖れることはよくあることです。 この症状の特徴は、何度も検査をして、健康だと診断されても納得できず、ドクターショッピングを重ねたりすることだそうです。  いくら恐怖を感じても自殺にまで至ることはほとんど無いでしょうね。 病気恐怖症の根本には、死への恐怖があるはずで、自殺するというのは本転倒と言うべきでしょう。  そういう意味では、自殺したとされる女性は、病気恐怖症ではなかったのかもしれません。 コロナが怖いといえば、多くの人がそうだと思います。 私も怖い。 江...
社会・政治

8月9日

暑い日が続いています。 熱中症による死者も多数出ています。 こんな暑いなか、74年前の今日、長崎に原爆が落とされたのですねぇ。 私は母が長崎で被爆した被爆二世。 それだけに感慨深いものがあります。 と言っても、母も私もいたって健康で、原爆の後遺症らしきものはありません。 母親、放射能に強い質だったのでしょうか。 毎年慰霊が行われていますが、遠くない将来、被爆者は完全にいなくなるでしょう。 人間には寿命というものがありますから。 それでも、慰霊は続くでしょう。 パリ祭では、今もフランス革命を支持しない元貴族の子孫などが、喪服を着ると言いますし。 そして少しづつ、慰霊の日はお祭りの日に変わっていくのだろうと思います。 お祭りになってしまうほど人々の記憶から原爆が薄れなければ、核兵器廃絶は無いように思います。 慰霊を続けるということは世界中に原爆の恐ろしさ=強さを宣伝し続けることになります。 強い効果が期待される兵器であればこそ、世界の核保有国はこれを減らすばかりか、増やそうとするでしょうし、保有していない国は、核兵器クラブの一員になりたいと願うでしょう。 わが国もかつて、佐藤栄作首相の時に...
スポンサーリンク