
劇薬
今日も雨。 梅雨とはいえ、毎日毎日よく降るものです。 時、あたかも参議院議員選挙の真っ最中。 この前の、年金では生活できず、2,000万円の貯金が必要だとの報告書、 うやむやになってしまいましたね。 報告書の中身を詳しく知りたいと思っていましたが、報道されません。 戦前、中堅どころの官僚、軍人、学者などが対米戦争の推移を詳細に予測した報告書、あとからみれば気持ち悪いくらい見事に当たっていたそうです。 緒戦の勝利、開戦2年くらいで生産力の差で逆転され、制空権、制海権を奪われ、ついには本土決戦に追い込まれる、というシナリオです。 外れていたのは本土決戦の前に降伏したことくらいでしょうか。 しかし、時の総理、東条英機は、机上の空論であって、実際の戦争とはそういうものではないと、この報告書を無視したそうです。 今回の年金の件を彷彿とさせます。 大体、受け取らない、とは何事ですか。 受け取って、中身を精査し、政策に生かせば良いではないですか。 不都合なことは隠してしまおうという態度が見られます。 それは戦前の東条内閣にもつながるものです。 私は今年の8月で50歳になります。 あと10年で引退でき...