
教祖の処刑
今日、オウム真理教の教祖、麻原彰晃(本名・松本智津夫)を含む、オウム真理教の元幹部7名を処刑したそうですね。 正直、驚きました。 処刑すれば、今も少なくない熱心な信者から殉教者扱いされてしまう惧れがあるため、死刑が確定したまま、何十年も執行せずに牢につないでおくのかと思っていたからです。 ちょうど、浅間山荘事件の確定死刑囚が処刑されないように。 法務大臣、重い判断を下しましたね。 しかも13人いる死刑囚の過半数に及ぶ7名を同じ日に処刑するとは。 私は死刑制度には絶対反対ですが、現行の法律が死刑を認めている以上、死刑が確定したならば、粛々と執行するのが、遵法精神というものでしょうね。 考えてみれば、キリストは磔にされましたし、日蓮聖人は佐渡に流されました。 新しい宗教の指導者が迫害されるのは昔から変わりませんが、オウム真理教に限っては、宗教弾圧とか言うものではありません。 そもそも新しい宗教なんてものではなく、テロ集団です。 しかし、今もその教えを信じている者から見れば、典型的、かつ徹底的な宗教弾圧に見えるでしょうね。 オウム真理教の施設に小鳥を持った大量の警察官が入っていくのをテレビで...