
追悼 テロの犠牲者
またもやテロ事件が起きてしまいました。 場所はバングラディシュの首都。 しかも今回は7人もの日本人が犠牲に。 日本人の一人は、テロリストに向かって "I'm Japanese, please don't shoot."と叫んだそうですね。 アラブ人は親日的だというイメージから出た言葉でしょうが、テロリストに通じるはずもありません。 しかし、その叫びはあまりに切なく悲しく胸に迫ってきます。 一縷の望みを日本人であることに託したのでしょうから。 人を殺すという場合、金欲しさか、怨恨か、快楽か、テロか、大方このどれかが動機になっているように思います。 テロの場合、自分たちこそが正しく、現在の社会が間違っていると信じ込んでいることが、性悪と言えるでしょう。 かつてテロといえば左翼過激派の専売特許だったものが、オウムなどの宗教に取って代わり、今回のテロもイスラム原理主義者による宗教的テロと考えられています。 しかしこれだけイスラム原理主義者によるテロが続くと、イスラム教そのものに問題があるのではないかと邪推したくもなります。 もちろん、穏健なイスラム教徒は平和に日々を過ごしているわけで、彼らに何...