社会・政治

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2月9日は風の日なんだそうですね。 風がふ(2)く(9)から、という語呂合わせだそうです。 あれはたしか私が新人の年でしたから、1992年でしたでしょうか。 風の会という少数政党が参議院選挙に立候補しました。 野村秋介ら、新右翼と呼ばれる人々の小さな政党でした。 横山やすしも立候補していましたね。 中心人物の野村秋介は新右翼という言葉を嫌い、新浪漫派とか民族派とかいう言葉を好んでいました。 経団連を襲ったり、朝日新聞に猛抗議したり、過激な言動で知られる人でした。 朝まで生テレビなどに出演し、うっとりと自説を語るその姿は、不気味でありつつ、どこか憎めない、魅力的な人でした。 週刊朝日が風の会を虱の会と揶揄したことがきっかけで朝日新聞社長室に抗議に出かけ、その場で拳銃自殺を遂げました。 虱の会のイラストを描いた山藤章二はしばらくショックでイラストを描けなくなったと聞き及びます。  テロリストであり、ロマンティストでありました。 テロは許されない行為ですが、右翼革命の熱狂の中に美を見出してしまい、それに囚われた悲劇の人とでも言う他ありません。 あるいは、喜劇?
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崩壊

愚かにも北朝鮮が人工衛星=ミサイルをぶっぱなしましたね。 そんなことをしてどうなるというのでしょう? 国際社会の信用を失い、さらなる制裁を受けるのは必定。 それでもぶっぱなさなければならなかった理由が分かりません。 北朝鮮自身はどう思っているか知りませんが、韓国も含め、多くの国々は北朝鮮という国家がこのまま存続してほしいと願っていることと推測します。 もし北朝鮮が崩壊し、韓国がそれを引き受ける形で統一したなら、多くの惨状を世界にもたらすでしょう。 まずは経済的な援助が必要でしょうし、わが国には難民が押し寄せるでしょう。 何より韓国は崩壊後の北を支えきれないでしょう。 思えば東西ドイツが統一を果たした時、パパ・ブッシュもサッチャーも苦虫を噛み潰したような顔をしながら、「統一を歓迎する」と、口先だけで言っていました。 あの当時、当のドイツを除いて、統一を喜んだ国は皆無だったように思います。 同じことが、南北朝鮮にも言えると思います。 世界で稀に見る人権弾圧国家ではありますが、それが崩壊することによる影響は計り知れないと思っています。
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トランプおじさん

最近米国の大統領選びがニュースを賑わせていますね。 民主党は元大統領夫人が初の女性大統領、さらには夫婦で大統領という珍しさが売りのヒラリー候補が有力なようです。 まぁ、順当でしょうなぁ。 面白いのは共和党。 泡沫候補臭さがぷんぷんと漂う暴言おじさんが驚くことに広く支持を集めています。 わが国で言えば一昔前のハマコーのようなイメージでしょうか。 面白いからか怖いもの見たさか知りませんが、トランプおじさんが大統領になっちゃったら大変なことになっちゃうでしょうねぇ。 不謹慎ながら、トランプ大統領を見てみたいような気もします。 対岸の火事とは言いながら、わが国にとって米国は重要な同盟国。 民主主義に関しては一日の長があるかの国で、まさかトランプおじさんが選ばれるとは思えませんが、まずは静観するしかなさそうです。
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民主党は嫌いだけど・・・

民主党が、民主党は嫌いだけど、民主主義は守りたい、というキャッチコピーをでかでかと掲げたポスターを制作したことが話題になっています。 当のご本人、嫌われていることを自覚されているようで、大したものです。 あの悪夢のような民主党政権、特に鳩と管の時代は、思い出したくもない、不幸な時代でした。 かつて小沢一郎が自由党を率いていた頃、自由民主党の高官は、民主党には自由がなく、自由党には民主が無い、とこき下ろしていましたね。 自由民主党には両方ありますからねぇ。  名は体を表すと言うごとく、現在の政治情勢で政権を任せられるのは自由と民主の名を冠した自民党しかないと思います。 ただし、私の政治信条は、国防や外交のみ自民党寄りで、その他国内政策に関しては、民主党どころか社民党寄りであろうと思います。 選択的夫婦別姓にせよ、同性婚にせよ、社会保障や福祉政策にせよ。 そうでありながら弱い自民党支持である私は矛盾しているようですが、それと言うのも、一にかかって国防や外交政策が唯一まともだからです。 日本製のステルス戦闘機、心神は、かつて世界の飛行機乗りを恐怖に陥れた零にも匹敵する美しい兵器であるようです...
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先帝陛下の崩御

今日は七草粥。 もう25年くらい七草粥など食していませんが、実家にいた頃は毎年食っていたように思います。 1月7日と言えば、忘れられないのが、昭和64年のこの日、先帝陛下が崩御されたことです。 たしか日曜日だったと記憶しています。 正月休み明けの日曜日に崩御とは、ずいぶん都合が良いなぁと思ったことを覚えています。 その時、私は大学1年生。 歴史の代わり目を見ようと、その日、悪友と皇居に出かけたことを覚えています。 東京駅から皇居まで、記帳のための長蛇の列ができていましたっけ。 先帝陛下は我が国においては激動の時代を生きた天皇として、また、多くの国々では第二次大戦に重要な影響を及ぼした最後の大物として記憶されています。 先帝陛下は東京裁判で訴追されず、また明治憲法においては、天皇ハ神聖ニシテ侵スヘカラス存在であって、そもそも責任を問うことができなかったことから、法律的な責任は無いこととされましたが、大日本帝國の主権者であった以上、道義的な責任は免れないでしょうね。 そもそも敗戦の決定は先帝陛下自らのご聖断によるものであったわけですから。 このブログで何度か主張しましたが、私は将来的には天...
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