社会・政治

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国家の悪

戦後に生まれ育った圧倒的多数の現代日本人は、ともすると、大日本帝國と日本国が断絶しているかのような錯覚に陥っているかのごとくです。 しかし私は、このブログで何度か指摘しているとおり、戦前も戦後も、あるいは江戸時代も平安時代も、日本人の本質は全く変わっていないと思っています。 敗戦ショックからか、明治維新に始まった帝国主義時代の日本を、暗黒の時代のようにとらえる見方が現れ、一時それはそれなりの支持を得ていたようですが、全く馬鹿げた考えだとしか言い様がありません。その当時は、植民地を持つ帝国主義国家として自立するか、あるいは植民地支配を甘んじて受けるか、どちらかしかなかったわけで、賢明な国民なら、前者を目指すのが当然です。 大日本帝國は白人の帝国主義国家群をお手本として軍備を整え、植民地獲得のための戦いを繰り広げました。 言わば白人帝国主義国家群の優秀な生徒だったわけです。 そしてわが国は有色人種の国家として初めてその偉業に成功し、それかあらぬか第一次大戦後の講和会議では、人種差別撤廃の文言を入れることを主張するも、白人国家群の反対にあって断念せざるを得ませんでした。 大日本帝國のこの正当...
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日本的保守政治家

今朝の新聞で、枝野民主党幹事長のインタビュー記事が目に留まりました。 そこで枝野氏は、自身を日本的保守政治家と規定し、安倍総理はそうではない、と評していました。 日本的保守政治家とは聞き慣れない言葉ですが、枝野氏によれば、八百万の神々を崇め、村落共同体を中心に発展してきたわが国では、多様な価値観を認め、互いに尊重し合うという美風があり、その上に立脚した保守政治家、ということのようです。 そしてそれはヨーロッパでいうところの社会民主主義に近いとか。 一方安倍総理は、米国流のキリスト教的な価値観で生きており、多分に唯我独尊的で、自分と異なる考えの人々を基本的に認めない政治家だと述べています。 労働組合に支えられている政治家にしてはなかなかユニークな物言いだと、感心しました。 枝野氏本人が日本的価値観に支えられているかどうかはともかく、わが国の人々の精神性をよく言い表しているように思います。 日本人は唯一絶対の神様なんて馬鹿馬鹿しくて相手にしません。 まして神様との契約なんて、開いた口がふさがらないくらい、理解不能です。 ほとんど無数の神様がいて、それは山や岩や巨木に宿るのみならず、狐などの...
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日本民族の核

一昨日の土曜日、千葉市中心部を散歩していたら、デモにぶち当たりました。 「9条壊すな」とか、「戦争させない」、「若者を戦場に送るな」とかいう横断幕を持ち、奇声を発していて、騒々しいことこの上ありませんでした。 ニュースでは、昨日と一昨日、全国各地で同様のデモが行われたようです。 おそらくは安倍政権が進める安保法制と関係があるのでしょう。 デモ参加者は一見して年配の方が多く、おそらくは団塊の世代が多数を占めているものと思われました。 あの世代は若い頃学生運動で遊び、中年に至ってバブルで踊り、定年を迎えてしばらく経ったところで、先祖返りを起こしたように見受けられます。 よほど学生運動が楽しかったと見えて、あの夢をもう一度、というわけでしょうか。 冷静に考えて、あのようなデモは何の役にも立たないどころか、一般庶民がそういった運動から遠ざかるような、逆効果しか生まないものと思います。 「戦争させない」と言いますが、もちろん侵略戦争はいけませんが、攻撃されたら応戦せざるを得ません。 応戦する以上、敗れるわけにはいきません。 敗れるわけにはいかない以上、いざという時のために軍事力を整備しておく必要...
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隔離

韓国でMERSの感染が拡大しているようです。 それも院内感染によって。 病院が一番危ないとしたら、どこで治療を受けたら良いのでしょうね。 一部の患者を隔離していると聞きましたが、聞きなれない言葉を耳にしました。 すなわち、自宅に隔離。 自宅に帰すことが隔離とは解せません。 出歩こうと思えば出歩けるし、家族とは嫌でも接触せざるを得ないではないですか。 隔離というからには、本人が泣こうが喚こうが無理やりにでも隔離病棟に入れ、出られないようにしなければほとんど実効性は無いのではないかと思います。 それは人権侵害かもしれませんが、感染拡大を阻止するためには、人権侵害であろうと、無理やり隔離すべきものと考えます。 当初、日本の専門家は、「あの程度なら封じ込めることは簡単だ」と解説していました、韓国ではそれに失敗し、ついにはWHOが調査団を送り込んでしまう事態になりました。 しかも団長が日本人というのは、彼らのプライドを傷つけるに違いありません。 まぁ、身から出た錆ですな。 亡くなった方や今感染して苦しんでいる方にはお気の毒としか言いようがなく、同情申し上げますが、韓国の保健当局の対応はいかにも稚...
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働いたら負け、ですか?

ちょっと前までは引きこもりとかニートとかいうのは若者の問題だとされてきました。 ところが最近では、30代・40代が多数を占めるそうです。 引きこもりやニートだった者がそのままの状態で年を取ったということで、考えてみれば当たり前の話ですね。 中には50代、60代もいるとか。 昔はそういう人のことを「穀つぶし」と呼んだものです。 穀つぶしにしても、いい年をした未婚女性を指す行かず後家にしても、昔の表現は差別的なのかもしれませんが、どこかユーモラスな、洒落た感じがします。 で、これから問題になるであろうことは、引きこもりやニートがさらに高齢化すれば、養ってくれていた親が亡くなり、生きる術が無くなってしまうこと。 職歴のない中高年が就職するのは極めて困難ですし、仮に職を得ても、何十年もぶらぶらしていた者が仕事に耐えられるとは思えません。  早晩退職してしまうでしょう。 知恵が働く者は生活保護を受給するために行動を起こすかもしれませんが、そもそもそんな世間知すら無い場合、座して死を待つような状態になりかねず、それは避けたいところです。 かつてニートの定義を、15歳から34歳で、就労も就学もしてお...
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