社会・政治

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伊勢と靖国

今日、安倍総理が伊勢神宮を参拝されました。 同じ神社でも、靖国神社にお参りするのとは大違いで、中国も韓国も関心を示しません。 天照大神をはじめとするわが国の神話に基づく神々を祀る神社と、戊辰戦争後の軍人・軍属を祀る神社とでは、当然、性格が異なります。 もし、わが国びとの心のふるさととでも呼ぶべき伊勢参拝を批判されたなら、日本国中、黙ってはいないでしょう。 もともと靖国神社は、軍人・軍属の犠牲者を英霊として祀り、感謝の誠を捧げるため、国が直轄する神社として生まれた、新しいお社です。 それに比べて、伊勢神宮は正式名称が神宮だけというくらい、神社といえば伊勢神宮を指すほどの存在で、いったいいつ誰によって創建されたのかさえ、定かではありません。 日本人が日本人であると自覚する以前から存在していたのでしょう。 その伊勢神宮にお参りすることが批判されないということは、日本が日本たるべき所以の物までを批判する気はなく、単に近代以降敗戦までの日本を批判することを主たる目的として、政治家の靖国参拝を批判しているというわけで、そこには大日本帝国時代のわが国を特異な存在とする考え方があるように思います。 国...
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学校を狙ったテロ

パキスタンで武装グループ9名が学校を襲い、児童生徒を含め、130人もの死者を出すという最悪のテロ事件が発生してしまいました。 テログループ9名は全員射殺された模様ですが、イスラム過激派によるものと見られています。 史上最年少でノーベル平和賞を受賞したマララさんを襲ったのと同じグループだとか。 それにしてもなんだって丸腰の子供ばかりしかいない学校を狙うのでしょうねぇ。 西洋流の教育が許せないとか、女子に教育を与えるのが許せないとか、諸説入り乱れていますが、どちらにしても、大量虐殺を行うような理由とは思えません。 わが国でも、秋葉原の事件とか、池田小の事件とか、無差別テロは時折発生しますが、ほとんどは単独犯で、犯人が理不尽な怒りに駆られて身勝手に起こしたもので、組織だったものではありません。 単独犯の、世を怨む、あるいは快楽のための無差別殺人と、思想信条を背景にした組織だった無差別大量殺人とは、分けて考える必要があるでしょう。 テロが許されるのは、テロが革命にまで発展し、革命政権が樹立してそれが国際社会で認知された場合だけでしょうねぇ。 道義的にはともかく、結局やったもん勝ちになってしまえ...
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貧乏

与党が勝利し、とりあえずアベノミクスは信任されたようです。 まだ下々まではアベノミクスの効果は感じられず、一部にはかえって格差が広がった、という批判もあります。 私はもちろんお金持ちではありません。 二つに分ければ貧乏なほうだと思います。 しかし、食うに困るとか、電気が止められるとか、そこまでの経験はありません。 まぁ食うに困らず、冷暖房にも困らず、暖かい布団で眠ることができれば、人間なんとかなるものです。 その上ほとんど毎晩晩酌を楽しんでいるのですから、これはもはや裕福と言ってもいいのかもしれません。 こんなことを聞いたら親は泣くでしょうねぇ。 あまりの志=欲望の低さに。 学生時代は苦学している友人もいました。 電車賃がもったいないと、3時間も歩いて通学するやつとか、夏や冬は冷暖房をけちり、24時間営業のスーパーなどで暖や涼をとるやつとか。 泣けたのは、米がもったいないとか言ってお粥というより重湯にし、それを食い続けて激やせしたやつですねぇ。 しかし若いうちの苦労は笑い話にもなりましょう。 辛いのは年老いてからの貧乏だろうと思います。 私は今、安定した職に就きながら、年金をきちんとも...
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「支持政党なし」という名の政党

先の衆議院選挙で比例北海道ブロックから支持政党なし、という名の政党が立候補を届け出、なんと社民党や次世代の党などを上回り、10万票もの票を得たそうですね。 洒落だか既成政党への批判だか知りませんが、面白いことをやってくれちゃいます。 しかし、万が一、当選者が出ちゃったらどうするつもりだったんでしょうねぇ。 仕掛けたのは都内在住の実業家で、過去、新党本質だの安楽死党など、イカシタ名前の政党を立ち上げては落選を繰り返しているそうです。 政治家志望なのか、単にお祭り騒ぎがしたいだけなのかよく判りませんが、こういう人が存在し得るというのが、わが国社会に余裕があるということの証左のような気がします。 これからも楽しませてください。にほんブログ村 政治 ブログランキングへ
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与党圧勝

衆議院選挙が終わりました。 結果はマスコミが予測していたとおり、与党が3分の2以上の議席を獲得するという圧勝。 民主党の海江田代表が落選するというおまけまでついていました。 何が争点か分からず、白ける選挙ではありましたが、一応、投票に行きました。 これで安倍政権は長期化の道を歩み、憲法改正など、かねて主張してきた大きな政策課題に取り組むのですね。 一時日の出の勢いだったみんなの党は解党し、渡辺喜美元代表は落選の憂き目にあいました。 誠に政治の世界は栄枯盛衰が激しい、怖ろしいところです。 かつて神戸製鋼の某役員が、政治家ほど遠くから見ると阿呆に見え、直接接すると抜群に頭が良い者たちの集まりだと慄然とさせられる世界は無い、と言っていました。 テレビなどで見ると確かに阿呆に見えますが、そこは一流大学を出て選挙に通った選良。 阿呆であっては日本国は沈没してしまうでしょう。 安倍政権、数に任せて暴走するのか、あるいは景気を回復し、憲法改正に道筋をつけて名宰相と呼ばれるのか、お手並み拝見といきましょうか。にほんブログ村 政治 ブログランキングへ
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