社会・政治

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そこそこ強い国

終戦後、GHQは徹底的に我が国の国力を削ぐ政策を進めました。 一説には、北東アジアの不安定要素は強い日本だけであり、それが消滅すれば北東アジアは平和な地域になると考えたようです。 ところが朝鮮戦争の勃発により、北東アジアの不安定要素は、中国・ソ連・北朝鮮などの共産国であることが判明してしまいました。 米国は手のひらを返したかのように日本に再軍備を求め、経済力の拡充も求めました。 共産圏に対抗するためには、ある程度強い日本が必要だということになったわけです。 我が国はこれに応え、警察予備隊・保安隊・自衛隊と名称は変遷しましたが、要するに軍隊を保持することになったということで、米国は自己矛盾には目をつぶりました。 そして今、我が国は、そこそこ強い国として、北東アジアの最前線に立っています。 つらつら考えてみるに、我が国の戦後の歩みは、状況に応じて法解釈を変更しながら、現実社会に適応しようという、思考の実験だったように思います。 それは時に強引というか無理目なこともありましたが、どうにか、現実の世界で生きていくための工夫であったに違いありません。 一部左翼過激派や左派系ジャーナリズムが騒いだ...
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明治節

今日は文化の日ですね。 明治天皇の誕生日がなぜ文化の日なのか、私にはわかりません。 みどりの日を昭和の日に変えたように、明治の日としたほうが分かりいいと思いますがねぇ。 それはともかく。 こんな陽気の良い秋の日にお休みできるのはありがたいことではあります。 性懲りも無く着物を着て羽織を羽織り、千葉市中心部を散歩しました。 じつに良い気分。 お昼、なんだか無性にイカ墨スパゲティが食いたくなり、パスタ屋でそれを食しました。 もちろん、お歯黒状態です。 砂漠の国や東欧で人々が殺し合いを演じているのが嘘のように、わが国は平和です。 しかし、世の中が変わるときというのはじつに信じがたい速度で変化していくものです。 ベルリンの壁崩壊からソビエト連邦の解体を思い起こせば合点がいくでしょう。 わが国の今の平和はじつに危うい均衡のうえに成立しています。 70年平和だったと言いますが、江戸時代には250年、平安時代には400年も平和が続きました。 たった70年で未来永劫平和が続くなんて能天気なことを考えていたら、あっという間にわが国は争いに巻き込まれてしまうでしょう。 国の守りを固め、わが国を攻めることは...
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SMバーとは?

わずか一ヶ月半で辞任した小渕優子前経済産業大臣の後釜に座った宮沢洋一大臣、早くもおかしげな雰囲気になってきましたね。 交際費でSMバーの料金を支払っていたことが発覚。 本人は行っていないとのことですが、SMバーとはねぇ。  SMバーとはいかなる場所か知りませんが、おそらくはSMショーが見られるバーということでしょうね。 宮沢大臣、「自分にはそういう趣味はない」と弁明し、さらに「監督不行届き」と釈明したとか。 なんだかくだらない話で、どうでもいいような気もしますが、そういうことを攻め立てる人もいますし、不正とは言えないまでも不適切な支出であることは疑いありません。 さらに、経済産業省が所管する東京電力の株式を保有していることも発覚。 SMバーよりこっちのほうがまずいでしょうねぇ。 所管大臣が同時に株主でもあり、悪いことに今や東京電力という会社は注目の的ですから。 これで辞任ということになると、何のために内閣改造をやったのだという話になりましょう。 改造前は誰一人としてスキャンダルをおこさなかったわけですから。 盤石に見えた安部内閣、崩壊の序曲が聞こえてきたような気がします。にほんブログ村...
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芝居にうちわ

支持者を芝居見物に連れて行き、安い会費を徴収して差額を補填していたという疑惑をかけられた経済産業大臣と、有権者にうちわを配った法務大臣が辞任しましたね。 芝居のほうが政治資金収支としてやばい感じがしますが、うちわは有価物なんですかねぇ。 なんとなく、ビラなんかに近いような気がしますが。 まぁ、それはさておき。 今朝の新聞報道で驚いたのは、うちわ法務大臣、初登庁の際、出迎えが少ないと言ってすねてしまい、登庁せずに議員会館に帰ってしまったそうです。 しばらくして、法務省玄関は歓迎のために駆り出された職員であふれんばかりとなり、うちわ大臣、おっとりと登庁したとか。 ちょっと秘書に愚痴るくらいなら分かりますが、議員会館に帰っちゃうというのは、いかにも大人げないですねぇ。 この一事をもって、私はこのような上司の下では働きたくありません。 一事が万事ですから。 なんだか外務省幹部とするどく対立した田中真紀子元外務大臣を思い出しますねぇ。 小さな権力を振りかざしてつまらん我がままを通そうなんて、あぁ、嫌ですねぇ。にほんブログ村 政治 ブログランキングへ
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報道

産経新聞の前ソウル支局長が、在宅のまま起訴されたというニュースが飛び込んできました。 いったいどんな悪逆非道を働いたのかと思いきや、地元紙の朝鮮日報の記事に基づいたコラムを日本語の産経新聞WEBサイトに掲載したのが、韓国のおばちゃん大統領の名誉を傷つけるものだった、というのがその理由。 では出どころの朝鮮日報はといえば、お咎めなし。 さても面妖な。 米国報道官・各種報道機関・日本政府らは報道の自由を侵すものとして強い懸念を表明しました。 また、韓国内でも、報道機関や学者らを中心に、このたびの韓国検察のやりようを非難する声が上がっているそうです。 記事の内容は、韓国の客船が沈没し、多くの乗客が死亡する事件が起きた日、おばちゃん大統領の行方が知れず、某男性と密会していたのではないか、という朝鮮日報の内容をもとにしたコラムだったそうです。 大統領、独身なんですから、どこの誰といつ会おうが不都合はありますまいに。 朝鮮日報も産経新聞も、それは野暮というものではありますが。 その程度のことでいちいち起訴されていたのでは、報道なんてできませんでしょうに。 大統領、「選挙で国民から選ばれた私を侮辱す...
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