社会・政治

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パクリと整形文化

キムチと漬物文化が世界遺産に登録されたのは記憶に新しいところです。 驚くべきことに、端午の節句も韓国が申請し、登録されてしまいました。 怒っちゃったのが、レッド・チャイナ。 いくらなんでも端午の節句は中国のものであろう、というわけです。 中国のネット空間には、パクリと整形文化も申請しろ、なんて大人げない書き込みも見られるようです。 整形はともかく、パクリに関しては中国も相当なものだと思いますがねぇ。 わが国から見ると、中韓は一致して反日に励んでいるように見えますが、じつは中韓の仲も相当悪いようです。 一致するのは反日だけで、それ以外は互いに反目しあっているとか。 とくに中国人の間に、嫌韓感情が強いようです。 同じ北東アジアの国同士で、しかも北朝鮮という鬼っ子を抱えている以上、相協力して国際政治を進めていきたいと思いますが、感情的なもつれは修復不可能です。 中韓はわが国に歴史認識の一致を求めますが、そんなことは100万年経っても無理でしょう。 というか、世界に歴史認識が完全に一致している国が存在し得るはずもないし、一致させる必要も無いでしょう。  多様な見方の存在を認めることが死活的に重...
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三つ子の魂

柏の通り魔事件の容疑者、かつてインターネットに、酒鬼薔薇聖斗を尊敬している、と書き込んでいたそうですね。 これはシリアル・キラーに憧れる性向を持つ者に共通の感情のようです。 わずか14歳であれだけのことをしたのだから当然かもしれませんが、世間が憎む犯罪者を尊敬する者が一定数存在するということは、教育などの問題ではなく、人間という種に必ず発生するバグのようなものなのかもしれません。 おそらく、酒鬼薔薇聖斗を名乗っていた少年は、わが国では14歳ならばどんな凶悪犯罪を犯しても死刑になることも長期の懲役を喰らうこともなく、数年間の更生プログラムを受ければ娑婆に出られることを計算して行ったのではないかと推測します。 今、名前を変えてどこぞで生きているそうですが、おそらく警察は、威信をかけて再犯防止のため、彼を監視しているものと思われます。 性犯罪や快楽殺人はどうしても再犯率が高いですから。 しかし私は、警察の監視の目を盗んで、再び似たような犯罪を犯すであろうと危惧しています。 三つ子の魂百までと言うとおり、人間の趣味嗜好はそう簡単に変わるものではありませんから。 金目当てと言っていたこのたびの柏...
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通り魔?

千葉県柏市で1人を刺殺し、他にも数名の者を襲った若い男が逮捕されましたね。 通り魔事件と呼んでいますが、普通に考える通り魔とはちょっと違うような気がします。 金目当てと言ってみたり、逮捕前、目撃者を装ってテレビの取材に応じたり、なんか奇妙です。 私は今も、快楽殺人もしくは社会に不満を持つ者がよく起こす大量殺人の線を疑っています。 私はしょっちゅう残忍なホラー映画を好んで観ていますが、じつは現実の血や暴力は苦手です。 観念の世界の嘘の暴力や残酷な物語を好む者です。 物語にはなにがしかの真実が含まれていると感じるからです。 しかし現実の凶悪犯罪では、それを読み解くことは、新聞やテレビでの報道に接しただけでは困難で、ただ、残虐さばかりが目に付いてしまいます。 嘘にだけ真実が認められるとは、なんとも皮肉な現象ですねぇ。にほんブログ村 社会・経済 ブログランキングへ
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啓蟄を侵略で

今日は啓蟄だそうですね。 なるほど、陽射しはたいへん強いようです。 しかし冷たい北風が強く吹いて気温も上がらず、まだ虫たちは顔を出せないでいるようです。 啓蟄や 日はふりそそぐ 矢のごとく  という高浜虚子の句は、啓蟄を詠んで見事ですね。虚子五句集 (上) (岩波文庫)高浜 虚子岩波書店虚子五句集 (下) (岩波文庫)高浜 虚子岩波書店 少しずつ春が近付くわが国では、うるさい隣国との間で険悪なムードが漂っていますが、実際に軍事行動に出ることなど想像もできません。 しかし、ロシア軍はクリミア半島を事実上占領してしまいました。 クリミアのロシア系住民保護なんて言っていますが、それは100年前の理屈。 100年前は、帝国主義列強と言われた国々は、自国民保護の名の下に侵略を繰り広げ、より多く侵略した国が世界を支配し、尊敬を集めていましたね。 わが国は遅れて帝国主義列強としてデヴューしたため、先輩方にずいぶんいじめられました。 現在のロシアを見ていると、この100年の間に築きあげた国際秩序とは、いかにももろいものなのだと実感させられます。 欧米諸国はロシアを非難し、制裁を、と喚いていますが、軍事...
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またですか?

またですか。 人間よほど殺し合いがお好きと見えます。 ロシア軍、ウクライナのクリミアに対し、軍事行動に出るようです。 EUも米国もこれを阻止せむと大騒ぎしていますが、まさかロシア軍を抑えるためにそれらの国々が軍を派遣するとは思えません。 せいぜいロシアに経済制裁を加えるのが関の山でしょう。 戦うことをある国が決意した場合、ことにそれが軍事大国であった場合、それを止めさせることなどできますまい。 ベトナム戦争しかり、湾岸戦争しかり、イラク戦争しかり、アフガニスタン侵攻しかり。 必ず殺し合いが始まり、ロシア及びクリミアの親露派とウクライナは憎しみを募らせることになるでしょう。 そしてその憎しみは何十年も、もしかしたら何百年も続くのです。 まったくもって馬鹿げたことです。 しかしわが国には、それを止める力がありません。 EUにも、米国にさえ、その力はありません。 人が死ぬということ、これほど怖ろしいことはありません。 ただ黙って殺し合いを見ていることしかできないとは、やるせない話です。にほんブログ村 政治 ブログランキングへ
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