社会・政治

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全国に先駆けて、千葉県産の早場米が原発事故による汚染に襲われているかどうか、検査が始まりました。 私は千葉県に越してきて10数年、地元の物を食おうと、千葉県産コシヒカリばかりを食らってきました。 米に限らず、野菜でも果物でも魚でも肉でも、ことごとく千葉県産の物を食すようにしています。 幸いにして千葉県は、漁場にも恵まれ、温暖な土地柄から取れない作物は無いと言っていいくらいです。 ウニやマンゴーも取れるのですよ。 わけても千葉県多古町産の多古米は、宮内庁御用達の高級ブランド米です。  歯がゆいのは、豊かな収穫があるにも関わらず、あまり宣伝したりたくさん収穫しようと努力していないように見えることです。 隣に東京という大消費地を抱え、遮二無二努力しなくても暮らしていけるせいかもしれません。 その千葉県の早場米、検査結果が待たれるところです。 千葉県産の米が食えないということになると、おそらく東日本の作物は全滅でしょう。 どうか汚染されていませんように。 千葉県産 こしひかり 5kgユアサ・フナショクユアサ・フナショク千葉県 多古産コシヒカリ 5kgユアサ・フナショクユアサ・フナショク ↓の評...
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開拓魂

なぜ日本はあの無謀な戦争に突き進んでいったのか、という反省や分析は、よく目にするところです。 しかし、なぜ米国は、あのタフな戦争に突き進んでいったのか、という言説には、あまりお目にかかれません。 戦争は相手がなくてはできないので、こちらの事情だけではなく、あちらの事情も探ることが、今後の平和維持に役立つでしょう。 明治31年、ハワイ王国は米国に侵略された末、併合されます。 ハワイ王国は米国の脅威に立ち向かうため、同じ有色人種の日本政府との連邦化を望みますが、日本政府はこれを丁重に断っています。 また、米国がハワイを併合しようとした際には、日本人居留民保護の目的で軍艦を派遣し、米国軍艦のすぐ横に係留して米国をけん制するなど、ハワイ王国の独立維持に尽力しますが、さすがに米国と一戦交える覚悟はなく、引き上げます。  この時すでに、太平洋を挟んだ新興帝国主義国家の日本と米国は、いずれ戦う運命にあることを予感させたでしょう。 その他米国はメキシコと戦って南部諸州を併合し、スペインと戦ってフィリピンを手に入れ、グァムなど太平洋の島々を平らげていきます。 そしてその先には、日本や朝鮮、中国などのアジ...
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ソマリア

アフリカ東部の国、ソマリアで干ばつと内戦の二重苦が原因で、深刻な飢饉が起きているそうです。 ソマリアの内戦はもう30年にも及んでおり、様々な部族やイスラム過激派が合従連衡を繰り返し、途中米軍を中心とする国連PKO部隊が介入したり、隣国エチオピアが介入したり、イスラム・テロ組織、アル・カ・イーダが潜伏したり、無政府状態の大混乱が続いているとか。 援助を必要とするソマリア人は370万人にも及ぶそうですが、今ソマリアで勢力が強いイスラム過激派のアッシャバーブは何を思ったか、自国には飢饉は発生していない、として援助を拒否。 武装したアッシャバーブの前に食糧も水も届けられない、という悲惨な状況が続いているそうです。 わが国も現在震災と原発事故の対応に四苦八苦しているわけですが、少なくとも被災者が飢え死にするということは考えられません。 また、最初は天災だったが後に人災に変わり、今では菅災としか言いようがない状態になった、とマスコミは嘆いています。 そんなことが大したことではないと思えてくるような、ソマリアの惨状です。 干ばつは天災でしょうが、元々は内戦が国を貧しくした原因です。 しかも30年も、...
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学習

来年度から子ども手当を廃止し、児童手当を復活させることで与野党が合意したそうですね。 民主党、選挙の時の目玉政策、次々と諦めていってます。 普天間基地の移設では鳩山前総理が国外最低でも県外という無理めな主張を引っ込めて、結局は自民党政府と米国が合意し、沖縄県が受け入れた辺野古に戻りました。 ただし、沖縄県がせっかく一度は受け入れたものを、民主党政権への不信からか、白紙に戻せと頑張っており、自民党政権下よりも事態は難しくなったままです。 高速道路無料化と言う話も、最近聞きませんし、八つ場ダムの工事がどうなったのかさっぱりわかりません。 事業仕分けによってあぶりだすといった霞が関埋蔵金なるものも、幻であったことが知れました。 脱官僚と言って広げた国家戦略局という大風呂敷も立ち消えに。 そんな二重行政こそが無駄だということを学習したのでしょう。 日米関係偏重から日中関係重視へと舵を切ろうとした外交も、日本と軍事同盟を結ぶ米国と、米国の仮想敵国である中国を同列に論ずる愚かさに気付いたのか、近頃では日米同盟の深化を叫ぶ声が多いようです。 政権をとっておよそ2年、結局民主党が学んだことは、マニフェ...
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奇妙な反省

鬱陵 ( ウルルン ) 島を目指した日本の国会議員に対し、入国拒否して空港から帰しちゃった件について、韓国政府及びマスコミは奇妙な反省の弁を述べています。 すなわち、日本は竹島をめぐって日韓の間で領土紛争が存在することを広く世界に認めさせることが最大の目的であり、韓国政府が過剰反応し、それをマスコミが大々的に報道したことで、かえって世界から注目を浴び、竹島問題は世界に知れ渡ってしまった、というのです。 しかも日本人議員グループは、空港で足止めを食っている間、悠然とビビンバなどの韓国料理を食し、お土産に韓国海苔を買って帰ったそうで、その余裕ある態度が、馬鹿にされているようで腹が立つ、というのです。 どこまでも自己中心的な思考から抜けられない人たちですねぇ。 入国拒否された議員グループの心の内や、そんな仕打ちを受けた日本国民が傷つくかもしれない、という程度の想像力も働かず、日本の思いどおりになって悔しいなんて、性根が卑しいとしか言いようがありません。 ていうかそもそも日本の思いどおりになんてなっていません。 鬱陵 ( ウルルン ) 島が韓国領土だということには何の異論もありません。 韓国領...
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少年

北海道で高校三年生の少年が自宅に火をつけ、妹の16歳の少女が亡くなったそうですね。 少年は取り調べに対し、家族に馴染めなかったとか、内向的な性格になったのは家族のせいだ、とか言っているようです。 この種の事件は昔から後を絶ちません。 私が記憶しているところでは、進学校に通う高校生が自意識を肥大させ、かつて依存していた祖母を殴り殺し、自殺する、という事件が80年代前半にありました。 家庭内暴力とか校内暴力とかが80年代には流行りました。 20年前までは殺すのは子どもで殺されるのは親や兄弟と決まっていたのですが、近頃は子を殺す親も現れて、親子で殺し合いなんていう怖ろしい事態が出来しています。 永井豪の漫画に「ススムちゃん、大ショック」という作品があり、子への愛情を多くの親が失くし、あっちこっちで児童虐待や殺害が起こる、というSFで、私は震えあがりました。 そんなことが、わが国で起き始めているようです。 高校生や中学生の少年というのは、昔でいえば元服したすぐ後くらいで、大人と見なされるべき存在です。 それを子ども扱いするから、親がどうちゃら、大人がどうちゃら、学校がかんちゃら、管理がなんちゃ...
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美術品もないのに

美術品もないのに立派な箱モノ美術館を建ててはいけません。 この言葉は、日本の某鉄道関係者が、中国の新幹線事故に関連して言った言葉です。 日本の新幹線は、深夜から早朝にかけて、毎日線路や電線の整備を行っているそうです。 高速で走ると、線路や電線の消耗は激しく、毎日点検して不備がみつかれば交換しないと極めて危険だからです。 しかるに中国の新幹線は寝台車がついた24時間営業。 保線の時間がありません。 もし時刻表のわずかの隙をついて保線を行う能力があるのだとしたら、中国の鉄道技術は恐るべきレベルにあると言わざるをえませんし、メンテナンスを軽視していたのだとしたら、空いた口がふさがりません。 そういえば箱モノ美術館で美術品を持たずに成功している例が一つだけありましたね。 六本木の国立新美術館です。 貸し会場専門の美術館。 場所が良いからできる芸当です。 中国版新幹線が国立新美術館ほど特異な存在であるはずもなく、見た目は立派でも中身は空っぽだったことが図らずも露呈してしまいました。 てっきり誰も乗らなくなったのかと思いきや、事故直後の今が一番安全だろうという逆転の発想で、意外にも混雑しているそう...
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赤いイタリア人

菅総理が記者会見を開いて脱・原発を目指すと表明したのは7月13日のこと。 生中継で記者会見を見ましたが、てっきり総辞職か衆議院解散だと思い、緊張したところ、最後までそういう発言はなく、拍子抜けしました。 その2週間前。 6月29日に菅総理は某イタリア人と会っていたのです。 ピオ・デミリア。 イタリアの極左テロ集団、赤い旅団の弁護士です。 この人物が菅総理に脱・原発に舵を切るよう強く勧め、総理はその気になったというわけです。 赤い旅団、1970年代はじめには年間2千件ものテロ事件を起こしたというから驚きです。 当時のイタリア人は震えあがったことでしょうねぇ。 ついには元首相まで誘拐の末暗殺しています。 格好悪いことに、記者会見のわずか2日後には個人的な考えを述べただけだ、と閣内不一致の言い訳をし、結局経済産業省も電力会社もどうしてよいやらわからない、という状況が続いています。 おのれが最高権力者のくせに、経済産業省を巨大な権力機構に見立て、おのれをそれに立ち向かう市民活動家に見立てて大向こう受けを狙うとは、ブッラク・ジョークにしても毒気が強すぎます。 経済産業省職員はあなたの部下ですよ。...
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永世中立

永世中立国といえば、まずはスイスを思い浮かべます。 そのほかに、オーストリアとトルクメニスタンが国連で承認された永世中立国です。 オーストリアの場合は、欧州連合に加盟してしまったので、事実上、永世中立国であることを止めたと言っていいでしょう。 他に永世中立国を宣言している国がいくつかありますが、承認されていないそうです。 私の職場に、スイスから漆器の研究に来ているF氏がいます。 時々喫煙所で一緒になって、話をします。 F氏が語りたがるのは、専門の漆のことではなく、軍隊経験です。 永世中立を国是とする以上、他国と軍事同盟は結べず、軍事的危機に際しては、自国のみで対処しなければならず、当然の帰結として徴兵制がしかれ、国民は等しく軍役に就くのです。  身の丈に合わない強大な軍隊を保持し続けている道理です。 F氏が駐屯した場所は、とても古い施設で、シャワーはあるけどお湯が出なかったそうです。 まるで瀧に打たれる行者のように、真冬は震え、大声を上げながらシャワーを浴びたとか。 上官の言うことは絶対で、おかしげな命令だからと言って抗議したり、ご意見したりするのは許されないそうです。 戦場において、...
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鬱陵 ( ウルルン ) 島

鬱陵 ( ウルルン ) 島、漢字で書くと気が滅入るような語感ですが、カタカナで書くとなんだか楽しそうな島ですね。 自民党の三人の国会議員が、鬱陵 ( ウルルン ) 島を視察しようとして、入国を拒否され、空港から一歩も出ることなく日本に帰されてしまいました。 ちょっと失礼じゃないですかねぇ。 鬱陵 ( ウルルン ) 島に行って、竹島は日本固有の領土だ、と抗議行動をするわけではありますまい。 領土問題に関する勉強のため、鬱陵 ( ウルルン ) 島にある博物館に行く予定だったと聞きました。 ところがその博物館、竹島が歴史的に韓国固有の領土だという説明をしていないため、日本の国会議員に見せたくなかったのではないか、と解説している新聞がありました。 自民党の国会議員を過激派かテロリストとでも思っているんでしょうかねぇ。 韓国人はしょっちゅう島根県庁に大挙しておしかけ、独島(竹島)は韓国固有の領土だ、なんて叫んでいますが、そのことを理由に入国拒否なんてできません。 わが国には言論の自由があり、集会結社の自由があるからです。 たしか韓国にもそれがあったように思いますが、無いんでしょうかねぇ。 毎度お...
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痛み

風邪薬を飲んで午前中横になっていたら、尖鋭な頭や節々の痛みは、緩和されてきました。 しかし痛みというもの、たかが風邪くらいでこんなに辛いのですから、大怪我をしたり、大病を患ったりしたら、私なんか耐えられないんじゃないでしょうか。 うつ状態で、腹の底に巨大な黒い塊がたまっているような、不安でしんどいのも辛かったですねぇ。 しかも傷や風邪と違い、それは何ヶ月も、時には何年も続くのですから、うつ病患者に自殺が多いのも道理です。 欧米にはペイン・クリニックという、痛みを取るのが専門の診療科目があるそうですね。 病気が治らなくても、痛みがとれればずいぶんと人間らしい生活を味わうことができ、何事も合理的な欧米人らしいところです。 その歴史は古く、ある西部劇で、年をとった腕利きのガンマンが癌を患い、治癒は不可能と医者に言われてモルヒネとウイスキーを混ぜた痛み止めを飲みながらさる未亡人とデートを楽しんだり、古い因縁のあるギャング集団に襲われて返り討ちにしたり、癌患者とは思えない活躍を見せていました。 命のやりとりまでできる必要はありませんが、老いらくの恋を楽しむのに、痛み止めは必須でしょう。 わが国に...
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海江田大臣、大丈夫?

昨夜のニュース映像を見て驚きました。 海江田大臣が野党の攻勢にさらされて、涙ぐんだと思ったら、自席に戻って号泣しているではありませんか。  こういう光景は初めて見ました。 大体政治家というものは、常に冷静沈着でなければならず、少々声を荒げるのも、辛そうににするのも芝居のうち。 与野党入り乱れて猿芝居を繰り広げるのが仕事のはず。 それが号泣とは。 海江田大臣、精神的におかしくなっているんじゃないでしょうか。 うつ病は泣き病とも言われ、ちょっとしたことでびいびい泣くものです。 私には海江田大臣が、その状態になっているように見えて仕方ありません。 早く精神科か心療内科に行って、医師に診て貰うべきでしょう。 もしうつ病が疑われるようなら、とっとと大臣も国会議員も辞めて、治療に専念すべきでしょう。 海江田大臣ももう還暦過ぎ。 サラリーマンなら定年退職している年です。 もう十分社会に貢献しました。 後はゆっくりのんびり、お好きだという漢詩などたしなんで、余生を楽しむのがよろしいでしょう。↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
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業界激震

今朝の朝日新聞によって、国の研究教育機関に激震がはしりました。 60もの大学で、研究費のあずけ、が行われており、総額7億円にも及ぶというのです。 あずけ、は主に年度末、余った研究費を架空の請求書を業者に作成してもらい、それをもとに業者に支払い、年度が代わってから、あずけた金額分、主に消耗品を納入させるものです。 一つで10万円以上すると資産に計上しなければならず、事務局にばれてしまうことから、教員は消耗品などで使います。 じつはこれ、何年も前から問題になっていて、納品検収は事務局が立ち会わなければいけない、とか、教員が事務局を通さずに発注するのは駄目だとか、色々と防止策はとってきたところです。 ただ、科学研究費補助金というのは7月末に金がもらえて、それを3月31日までに使い切らないといけない、という窮屈な制度なのです。 来年度からは、この弊害をなくすべく、比較的額が低い科学研究費補助金については基金化し、年度を越えて予算執行できるようにすることが決まった矢先の大規模不正経理の発覚です。 東工大では次期学長に内定していた教授が、就任を辞退する騒ぎになっています。 国立大学や国立の研究機関...
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ダブル選挙

一昨日、菅総理は国会で早期の解散を野党議員から促されて、気色ばんで答えました。 震災復興も原発事故処理も道半ば、今は解散総選挙をやる時期ではない、と。 その時勢いあまって2年後の参議院選挙と同時に衆議院選挙をやりたい旨の発言が飛び出しました。 北朝鮮を8月中に電撃訪問し、9月には訪米し、それで成果が上がって支持率が上がれば、際限なく辞任のハードルを上げていき、2年後にダブル選挙を打つまで総理の椅子に座り続け、選挙に勝ったら政権の正統性を得たと強弁して長期政権を狙おうという腹積もりと見えました。 小泉元総理が北朝鮮を電撃訪問してわずか5人とはいえ拉致被害者を連れて帰ってきた時は本当に驚きましたね。 5人が帰ってきたことにではなく、北朝鮮が拉致という非道な行為を行っていたと認めたことに、本当にびっくりしました。 小泉元総理、金正日と会って、にこりともせず険しい表情を崩さず握手をかわしました。 その横顔は、侍のそれでした。 当然、40%くらいだった内閣支持率は、一気に60%以上に上がりましたね。 菅総理はそれを狙っているのでしょうが、果たして北朝鮮がお土産をくれるかどうか。 手ぶらで帰ってき...
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玄妙

今日やっとリビングのエアコンの取替え工事の業者が来てくれました。 そのために、今日はお休みしました。 リビングの蛍光灯も取り替えたため、やけに明るい部屋で、寒いくらいにエアコンを効かせて、「酒鬼薔薇聖斗の告白」というノンフィクションのようなタイトルのフィクションを読みました。 事件の顛末は当時さんざん報道されましたから、内容はどうということもなく、文章も無味乾燥で、いわゆる文学作品、それも耽美系や浪漫系を好む私の鑑賞に耐えるものではありませんでした。 一点、そうなのか、と思わせた部分がありました。 それは彼にとって血しぶき舞うスプラッター・ホラーは、ポルノであったと言う件りです。 私はホラー映画が大好物ですが、もっぱら怖がるため、また人間心理の恐ろしさを再認識するために観ているところ、見方を変えればアダルト・ヴィデオになり、それを観ながら自慰行為にふける者がいるというのですから、驚いちゃいますね。 井上ひさしはわいせつ論争が起きたとき、自分は赤貝を見ても饅頭を食っても欲情する、したがってわいせつなどという概念自体がナンセンスだ、という意味のことを書いていました。 性欲の対象は人によって...
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