社会・政治 屏風と食べ物屋
老舗の料亭の女将曰く、「屏風と食べ物屋は広げると倒れる」そうで。 近頃の一流ホテルや一流百貨店の食品偽装、目に余るものがあります。 もっとも、彼らは判で押したように「偽装ではなく、誤表示」と言い張っていますが。 しかし常識的に考えて、これだけ多くのレストランが誤表示を行っていたとすると、彼の業界にはおバカさんばかりが集まっているとしか思えません。 偽装と考えるのが当然でしょう。 一般に、一流ホテルや一流百貨店のレストランは値段が高く、それでも客が途切れないのは、一流と言われているからこそ間違いはないだろうという信用の上に成り立っているに違いありません。 その信用が、根底から覆ろうとしています。 和食とその文化が世界遺産に登録が決まったと喜んでいる場合ではありません。 消費者庁は、食品表示法でこれを規制する構えだとか。 民間企業が不祥事を起こすたび、なぜか行政の監督不行届きが問題視されます。 一体民間企業というもの、お上に規制されない限り悪事に及ぶとでも言うのでしょうか。 一時期、規制緩和ということが声高に叫ばれたことがあります。 一方で規制緩和を求めながら、他方でお上の監督が甘いと批判...