社会・政治 人道に対する罪
スペインの刑法がどういう作り込みになっているのか知りませんが、スペインの裁判所が、中国の江沢民元国家主席ら5人の元中国政府最高幹部に逮捕状を出したそうです。 罪状は、人道に対する罪。 1980年代~1990年代にかけて、チベット族を大虐殺したり拷問にかけたりしたことが原因だと主張しています。 当然、中国政府は猛反発。 スペインの警察だって中華人民共和国に無理矢理乗りこんで江沢民らを逮捕することなど出来ないと承知のうえの逮捕状です。 通常、犯罪が起きた場合、犯罪現場を所轄する警察が捜査し、逮捕しますね。 また、犯人引き渡しの条約などが結ばれている場合には、犯人の母国に引き渡すこともあります。 スペインも通常の犯罪に対してはそのように対処しているようですが、話が人道に対する罪となると、スペインとは直接関係の無い場所で、加害者も被害者スペイン人ではなくても、逮捕状を出せるんだそうです。 一種のパフォーマンスでしょうねぇ。 近頃国際的に評判の悪い中国の元政府高官に逮捕状を出すことで、スペインは高い人権意識を持っているのだと誇示したいものと思われます。 事実上、彼らが逮捕されることは無いわけです...