社会・政治

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ひきこもりから被災者

不幸中の幸いというのはあるものですねぇ。 33歳から15年間自室に引きこもっていた48歳の男性が、津波警報に接して母親から避難するよう促されても、「億劫だから」という理由で避難を拒否。 母親一人が逃げた後、自室にいたところ津波が押し寄せて家屋が倒壊。 柱につかまったり屋根に登ったりしてどうにか生き延び、無事避難所にたどり着いたとか。 津波をまともにくらって避難しようともしないというのも大した根性ですが、生き残ってしまうというのはそれ以上の運の持ち主。 15年ぶりに出かけた外出先が震災直後の避難所だったとは、泣くに泣けない話です。  大勢の被災者と会話を交わしたり、少ない物資を分けあったり、彼にとっては対人ストレスによる精神的苦痛は甚大でしょうね。 しかし戦争や大災害が起こると、神経症などの軽微な精神障害が激減すると聞きました。 生きるのに必死でそれどころじゃなくなっちゃうんでしょうねぇ。 被災者のなかには身体障害、精神障害、知的障害の人も大勢いたでしょう。 当然、ひきこもりの人もいたでしょう。 ただでさえ生きていくのが困難な彼ら。 自分に置き換えて考えると、精神病薬が手に入らなくなるの...
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お掃除娘

織豊政権下、多くの宣教師や商人が日本にやってきました。 彼らが一様に驚いたことの一つに、子どもがとても大事にされていることだったそうです。 まず子どもを殴ってしつけるということは皆無で、そんなことをしたら気が狂ったかと思われたとか。 子ども天国だった日本、どうやらそれは明治の初期まで続いたようです。  明治維新が断行され、その頃教育を受けた者が親になってから、子どもに対する体罰は苛烈になっていったそうです。 西洋では、子どもは小さな大人として扱われるそうですが、わが国では7歳までは人ではなく、神の世界と人の世界の境目を生きる妖精のようなものとして扱われてきました。  それが日本のものは全てダメで、西洋のものは全て良い、という風潮のなか、子どもを体罰によって厳しくしつけるようになったのでしょう。それに加えて、民法が家長である父親に強大な権限を与え、子どもを懲戒する権利をも付与したことが大きいでしょう。 わが国の文学作品に子どもに体罰をあたえるシーンが登場するのは、明治43年発表の長塚節の「土」が最初だと言われています。 怒鳴りながら彼は突然おつぎを殴った。おつぎは麦の幹とともに倒れた。お...
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地震酔い

スイス人の研究者が、最近船酔いのような症状に悩まされている、と言っていました。 船酔いというか、地震酔いですね。 スイス人は地震に慣れていないからだろうと思っていたら、日本人でも地震酔いになっている人が大勢いるそうですね。 症状としては、いつも揺れている感じがしたり、平衡感覚を失って食欲不振、吐き気、頭痛など、まさに船酔いのような症状です。 私もこのところ、実際に余震がきたのか、勘違いか、良く分からない状態になっています。 あまりにも余震が頻発していますから。 船乗りや漁師にはなれないなぁと思いました。
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選民

最近中東情勢のニュースを耳にしませんが、どうなっているのでしょうね。 世界のどこかで紛争や混乱が生ずれば呼ばれもしないのにのこのこ出かけて行って、これを正義の名の下に解決する、偉大な米国はリビアには介入しないんでしょうかねぇ。 ネイティブ・アメリカンを虐殺しまくって土地を奪い、米国を建国した後はアフリカから黒人を拉致して家畜同然に使役した米国。 朝鮮半島や中国、東南アジアを大東亜共栄圏の名の下に蹂躙した大日本帝国。 どっちもどっちと言うべきでしょう。 戦後、被爆体験をまるで自慢するかのようにふりかざし、絶対平和こそ正義と信じて他国に押しつけようとした愚かな日本の平和主義者。 被爆によって、日本人は平和を語る資格を持った選民だとでも勘違いしたようです。 日本と戦った連合国や日本の支配を受けた人々から見れば、平和の押し売りをしようとする日本人を見て、さぞ白けた気分になったことでしょう。 戦前は、天皇の徳治によって、八紘一宇の精神で大東亜共栄圏を築き上げるために選ばれた民のようなことを言って、敗れたならば、平和という新しい価値観を、唯一の被爆国であることを理由に広める選ばれた民のようなことを...
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娯楽

震災以来、毎日毎日どの局も震災関連のニュースばかり。 いい加減飽きました。 NHK総合とBS-1が流していれば、他の局は通常どおりで良いように思います。 震災のニュースは興味があるのでつい見てしまいますが、しばらく見ていると頭が痛くなってきます。 悲惨な映像と、錯綜する情報。 精神障害者の私には刺激が強すぎるようです。 特に民放は、情報力ではNHKに敵わないと思っているせいか、ことさら悲嘆にくれている人や災害現場の悲惨さを強調し、挙句の果てには芸能人の浮ついたメッセージなどを垂れ流して喜んでいます。 情緒的な報道というのはいかにも質が悪い。 今上陛下のメッセージも、うわべだけの言葉にしか聞こえませんでした。 官直人総理にいたっては自己陶酔に浸っているとしか思えません。 知り合いの5歳の幼児は、「地震、いつ終わるの?」とむずがっています。 幼児番組やアニメ番組が見たいのでしょう。 地上波、BS、放送局はたくさんあります。 あっちでもこっちでも似たような放送を流すのはやめてください。 もっとも、私はこの数日、震災報道のしつこさにすっかりテレビ嫌いになり、テレビをつけなくなってしまったのです...
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管理危機

このたびの震災で、危機管理が問われているのかと思いきや、今、管理危機なのだと、佐々淳行が書いていました。 なるほど、管理が危機的状況なのですね。 大将は官邸にどっしりとかまえて各種情報を精査して色々な決断を下さなければ行けないのに、市民活動家の血が騒いだのか、強引に現地視察して官邸スタッフにも被災者にも迷惑がられ、そうかと思うと東京電力に乗り込んでイラ管の本領を発揮して東京電力幹部を怒鳴りつけ、しかも3時間以上東京電力に居座ったとか。 主不在の官邸では、不測の事態の連続でさぞ困惑したことでしょう。 テレビでは涙を浮かべて演説するという自己陶酔ぶり。 危機にあたって大将が感情的になっているようでは、管理危機と言われても仕方ありますまい。 諸外国では、被災者が冷静で秩序立っていることが賞賛されるとともに、東京電力や日本政府の慌てふためきぶりに批判が起きているとか。 過去、市民活動家だったことはともかく、今は総理大臣なのですから、どーんと構えてほしいものです。 ↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
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先日ある電車の中で、男子高校生が、「きのう、おれ、○○と生で話した」と言っているのが聞こえました。  最近は会って話すことを生で話すというのか、と感心していたら、さにあらず。 どうやら携帯電話で会話をした、ということらしいのです。 なるほど、確かに昨今はスマートフォンの登場により、携帯電話は電話機能がついた端末というべきで、実際に電話をすることは珍しいんですねぇ。 一昔前は電車内で携帯電話で会話して顰蹙をかっている人が大勢いましたが、今は見かけなくなりました。 特に若い人ではまずいません。 彼らはメールやインターネット、テレビやゲームなどで遊んでいたのですね。  コミュニケーションの方法が大きく変わってきたようです。 携帯にどれだけ多くの友人のアドレスが登録されているかを競い、昔シカトと呼んでいたクラスメイトを村八分にするゲームを、携帯を着信拒否に設定することによって行っていると聞きました。 これはじつに陰湿ですね。 何食わぬ顔をして、ある時突然、大勢の友人からメールを拒否される。 しかも相手の顔は見えず、無機質な携帯のディスプレイが見えるだけ。 「かくれんぼ」ができない子どもたち、と...
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バラマキから復興へ

民主党、このたびの大震災を受けて、子ども手当などのバラマキ予算を財源にして、復興予算にあてるそうですね。 賢明な判断だと思います。 大勢が生きるか死ぬかというときに、呑気に子ども手当などばらまいている場合ではありません。 枝野官房長官の冷静沈着で的確な会見ぶりも好感がもてます。 事業仕分けのときのあの傲慢な態度は何だったんでしょうね。  菅総理が目に涙を浮かべてうっとりと自分の演説に酔っていたのは気持ち悪くていただけませんが、もしかしたらこの震災対応で民主党の支持率が上がるかもしれません。  もちろん、うまく復興への道筋をつけられれば、ですが。 ↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
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停電

今日の正午から14時まで、職場が停電しました。 しかしそれは、東京電力による計画停電ではなく、大規模事業所としての自主的判断と、突然停電した場合のリスクを考えたものです。 わずか二時間とはいえ、停電するというのは怖ろしいことだと思いました。 パソコンも電話もファックスもコピー機も使えず、トイレは真っ暗。 小用のトイレは自動水洗のため、流すこともできません。 もし断水したら、大の方も流せないことに気付き、恐怖を感じました。 薄暗い事務室で呆然と時を過ごす他ありません。 事務仕事というのはパソコンなしではお手上げ状態になってしまうことを痛感させられました。 管理職が集まって明日以降の勤務体制を協議した結果、正規雇用は通常勤務、非正規雇用は必要最小限の勤務と決まりました。 正規と非正規で分ける理由が分かりません。 正規だって遠距離通勤で通えない人もいれば、非正規で徒歩通勤の人もいます。 むしろ非正規のほうが近距離の人が多いのが現状です。 色々な機関を渡り歩く正規はどうしたって遠方になりがちです。 各人の事情に合わせた配慮がなされるべきでしょう。 明日以降も日に数時間の停電が行われるのだとした...
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秩序

中国の某新聞に、大災害の混乱にあって、秩序立った行動を維持している日本人に、多くの中国人は敬服している、とあったそうです。 また、阪神淡路大震災の際、ワシントン駐在の日本人記者がテレビ番組にゲスト出演し、なぜ日本人は暴動や略奪を起こさないのか、と聞かれ、返答に窮したとか。 新渡戸稲造は、米国人から日本では宗教教育が行われていないそうだが、宗教教育なしでどうやって道徳を教えるのか、と問われ、英文で「武士道」を著しました。 武士に限らず、日本人の多くに、武士道的なものが染み付いているようで、それが秩序維持に役立っているのではないかと私は考えます。 どうやら多くの国々で、災害の混乱時にあっては暴動や略奪が起きるのが当然と思われているようです。 支援物資を運んできたトラックに列を作らず殺到し、やむを得ずトラックが徐行しながら支援物資を投げている映像を見たことがあります。 列を作れば安全確実に物資を手に入れることができるし、物資がなくなってしまったら、次のトラックを待てばよいこと。 ただでさえ混乱して殺気立っている状況を、自らの行動でよけい混乱させるなど愚の骨頂。 私たち日本人から言わせれば、な...
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世間話

昨夕、診察がありました。 一昨日と違って道はがらがら。 普段20分かかる病院への道が、10分で着いてしまいました。 外出を控える人が多かったのでしょう。 病院も予約をキャンセルする人が続出したらしく、閑古鳥が鳴いていました。 診察も地震の話ばかり。 私の調子が良いせいもあったのですが、まるで世間話をにし行ったようなものです。 先生も暇だったせいか、診察時間がいつもよりだいぶながくなりました。 こんなところにも、地震の影響がでているのかと少々驚きました。 ↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
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5時間

昨日は地震の影響で道が激しく渋滞していました。 職場から自宅まで15キロ、普段なら30分足らずで帰れるところ、昨日は5時間もかかりました。 歩いたほうが早かったですね。 職場の書庫は本が散乱しており、来週これを片付けるのかと思うとうんざりします。 年度末で伝票処理も多忙を極めているというのに。 でも家に帰ってテレビを見たら、東北地方の惨状はそれどころではありませんでした。 無事に帰宅して布団で眠れたことに感謝です。
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よく出ますなあ

前原前外務大臣が辞任したと思ったら、厚生労働大臣の年金をめぐる迷走、長老議員で菅総理に近い議員が竹島について不適切な発言、野田財務大臣のあやしい献金、挙句の果てには菅総理が在日韓国人から政治献金を受けていたとか。 菅総理は日本国籍と思っていたので、これからも首相として頑張りたい、と言っていますね。 次から次へとよく出ますなあ。 不祥事が。 前原前大臣は素早く辞任しているので、菅総理にはプレッシャーですね。 最近の菅総理、痛々しくて見ていられません。 野党時代は舌鋒鋭く与党を攻撃し、生き生きしていたのに。 よほど野党体質というか、攻めるのは得意でも守るのは苦手とみえます。 総理になったせいで、輝かしい過去の経歴がおじゃんになってしまいました。 お気の毒に。 国のトップリーダーが目もうつろ、元気なく下を向いている姿は国民の勤労意欲を低下させます。 長期政権を保った中曽根元総理や小泉元総理はよほど図太い神経をもっていたのだなぁと今になって思います。 菅総理、もうお辞めになったら如何でしょう。 精神的に参っておられるようです。 このまま続けると、精神障害を発症してしまいかねません。 何より私は...
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G0

京都大学の中西寛教授が某新聞で、今、世界はG0の状況になりつつある、と危機感を募らせていました。 サミット参加のG8でもなく、新興国を加えたG20でもなく、米中のみで世界秩序を維持するG2ですらなく、G0だ、と。 つまり世界は制御不能。  ツイッターやフェイスブックをはじめとする高度に発達した情報手段が国家による情報統制を不可能にし、結果として世界の操縦士はいなくなった、というのです。  中東や中国などの独裁国家だけでなく、内部告発サイト、ウィキリークスの登場によって、米国をはじめとする自由主義諸国も、ダメージを受けています。  かつて第4権力と言われたマスコミでさえ、インターネットを使った各種サービスによる個人の直接投稿という速報性に敵いません。  最新のニュースは、かつては号外で、次にラジオで、その後テレビで知るようになり、その後インターネットのニュース速報となり、今では各個人が直接発するツイッターやフェイスブックから最新のニュースを知る状況になってしまいました。 情報の重大さをこれほど思い知らされ続けた数年間はなかったでしょう。 私たちはもはや情報革命前の時代には戻れません。 か...
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ゆすりの名人

米国務省日本部長で元沖縄総領事のケビン・メア氏が沖縄をゆすりの名人、と評したことが問題になっていますね。 その他にも日本国憲法9条を変える必要はないし、変わるとも思えない、改憲で日本は米軍を必要としなくなり、米国にとってはよくない、と言ったとか。 つまりいつまでも日本は米国の軍事的属国であってほしいということでしょう。 戦後、吉田ドクトリンという国防政策を一貫してわが国は維持し続けました。 軽武装、経済重視で、防衛は日米安保つまり米国に頼り切る、という政策ですね。 これが奏功して、経済大国だけどふさわしい軍事力は持たない、という国の形が今も続いています。 非武装中立を叫んでいた社会党でさえ、村山冨市総理誕生の際には吉田ドクトリンを踏襲し、一部から左翼政権などと揶揄される民主党政権もこれを維持しています。 改憲論者で有名な中曽根元総理も安倍元総理も日米同盟を堅持することを明言していました。 つまり右も左も防衛は米軍に頼ることを前提としているわけです。 吉田ドクトリンというのはそれほどわが国にとって素晴らしい政策だったのでしょうかねぇ。 当の吉田茂自身、日本の安保政策をこれほど長く支配し続...
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