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社会・政治

国別好感度

英国BBCが各国の肯定的・否定的評価を世界で調査した結果、中国への否定的評価がひどく増えていることが分かりました。 中国に最も否定的なのはフランス(68%)で、以下、ドイツ(67%)、スペイン(同)、米国(同)など欧米諸国が並び、領土・領海摩擦が激化している日本(64%)や韓国(61%)をも上回っているとか。 欧米各国の中国に対する否定的評価は、わずか1年で2割前後も増えているのだそうです。 また、中国が札びらを切って自国の勢力圏におこうとしているアフリカ諸国においても、これまで肯定的評価が7~8割の高さを誇っていたところ、約10ポイント評価を落としたり、否定的評価を増やしたりしているそうです。 「自国本位」と批判される中国のアフリカ進出への反発も、現地では高まりつつあるようです。 これに対し、中国は、経済不振の欧米先進国で、急成長する中国へのイメージが悪化するのは何ら不思議ではない、と開き直っているようです。 要するに中国への嫉妬と捉えているのでしょうね。 一方、わが国への評価は、昨年度の調査では好感度世界一を誇っていましたが、今年度はドイツに首位の座を譲り、4位に後退してしまいまし...
美術

草刈り場

現代アートの世界において、わが国が草刈り場となっているらしいことを、時折耳にします。 わが国の美術愛好家は、今も西洋美術でいえば印象派あたりに留まっている人が多く、グロテスクとも頓知とも言える現代アートに拒否反応を示すのでしょう。 例えば美少女フィギア。 あれはわが国では主にヲタクの人々が好む特殊な趣味であるように捉えられ、美術作品として取り上げることはありません。 しかし、米国などではあれは美術作品として取引され、わが国で1万円程度で仕入れたものが、40万も50万もの高値で売買され、しかも飛ぶように売れているのだとか。 さすがにそれを知ったわが国のフィギア職人が声を上げ、一時期よりは値が上がったようですが、今も美術作品と見なすことはありません。 同じようなことは幕末から明治初期にかけても起こりました。 わが国では低俗な流行画としてしか見なされず、物を包むのに使ったりしていた浮世絵が、欧州に渡るや、革新的な美術作品としてもてはやされ、その技法を真似た絵画が欧州の画家によって数多く製作されました。 村上隆のように、様々な現代アートに挑戦し、その一つとして美少女フィギアを作る人はともかく、...
仕事

計算証明規則

国立の機関は、毎月、契約関係の書類を、差し替えが出来ないように製本し、会計検査院に提出することが義務づけられています。 これは計算証明規則に定められており、国立機関の契約事務、決算事務を担当する者にとっては知っておくべき必須の仕事です。 しかし、国立機関において定員削減が進み、人員が不足した結果、非正規雇用の職員に実務を任せざるを得なくなり、根本的な国の会計制度を知らぬまま、わずかな経験を絶対と信じ、それを基に仕事を進めるような困ったちゃんがあまりにも増えてしまいました。 そういう人からたくさんの質問を受け、答えているうちに、私は絶望的な気持ちになります。 非正規とはいえ10年以上も国の会計事務に携わっている人が、国の根本的な会計制度を知らぬまま、おのれの小さな常識を信じ、日々、伝票を作っているのですから。 えてしてこういう人は、実務に通じていることをもって、私からみれば笑っちゃうような自信のもと、仕事を進めようとします。 私はいちいち根拠法規を示し、愚かな狭い常識にこだわるのは間違っていると説明しますが、凝り固まった頭をほぐすのはなかなか難しいものです。 私は、これらの人々を正しく導...
精神障害

ご成婚20年

昨日は皇太子殿下ご夫妻の結婚20年の記念日だったそうですね。 「全力でもってお守りします」 というプロポーズの言葉は、当時流行語になりましたね。 しかし、その後お二人には不幸が襲います。 お世継ぎをあげることを最優先事項にする宮内庁と、元外務省職員として、多くの国を訪れ、親善に努めたいという妃殿下のお考えが真っ向から対立。 しかもやっと生まれたお子様は、皇位継承権の無い女の子。 にわかに女帝、女系論争が巻きおこりました。 このような激しいストレスにさらされ、妃殿下は精神に変調を来してしまいます。 妃殿下はもう9年以上、適応障害のため、公務を制限し、療養生活をおくっておられます。 適応障害とは、ひらたく言えばストレスの原因が明白である場合のうつ状態のことで、ストレスの原因とは、皇太子妃という立場そのものにあることは明らかでしょう。 適応障害の場合、ストレスの原因を取り除き、抗うつ薬や抗不安薬、睡眠薬を服用し、心と体を休めることが治療の大方針でなければなりません。 しかるに、ストレスの原因である皇太子妃という立場に居続ければ、治るものも治らなくなります。 公務を減らしたところで、さまざまに...
その他

たらい回し

よく、お役所仕事は担当が違うと言ってたらい回しにする、という批判を耳にします。 しかし、それは何もお役所に限ったことではなく、民間企業でも同じであることは、多くの人が実感しているのではないでしょうか。 今日、キッチンの40ワットの蛍光灯が切れてしまい、家電量販店で新しい蛍光灯を購入し、付け替えました。 しかし、一瞬点いたと思ったら、すぐに消えてしまいます。 で、マンションの管理会社である住友建物サービスのパンフレットを見たら、照明器具の不具合については24時間365日相談に応じる、と書いてあったので、電話してみたら、メーカーに直接問い合わせろ、とのこと。 パンフレットに書いてあることと違うではないか、などというつまらぬクレームはつけず、メーカーの電話番号を教えてくれ、と言ったら、東芝の修理センターの電話番号を教えてくれました。 東芝の修理センターに電話したら、今度はそれは担当が違うと言って、東芝の照明部門のサービスセンターに電話しろ、とのこと。 やれやれと思いつつ、電話したら、おそらく安定器の問題だと思われるが、その商品は12年前の型番で、古いために修理は困難であり、かつ、修理できなく...
美術

無、無念、山岡忠曠氏の絵画、売約済み

昨日、東京芸術大学の売店で、山岡忠曠という人の絵に出合い、これを購入しようと決めたことはこのブログで紹介しました。 で、今朝、売店へ電話をかけて購入したいので予約させてくれとお願いしたら、すでに売約済みとのこと。 あまりにも残念です。  今日は立ち直れません。   いつ売れたのか尋ねたところ、6月5日に売店にかかげたところ、その日のうちに売れてしまったようです。 ということは昨日観た時点ですでに売約済みだったということ。 だったらその旨札をぶら下げておきなさい。 あらぬ期待をし、焦がれるひと夜を過ごしてしまったではないですか。 美術品の売買というのは、基本的にはオリジナルの一点もの。 本やCDのように大勢の人が同じものを買えるようにはできていません。  このうえは、山岡忠曠という人の今後の動向を、注意深く見守る他ありませんねぇ。美術館・ギャラリー ブログランキングへ にほんブログ村
お笑い

指原某

昨日、すっかりお馴染みとなったAKB48グループの人気投票結果の発表をテレビ中継していました。 総選挙などと大げさな名前をつけ、若い女性たちに序列をつける、なかなか過酷なイベントですねぇ。 で、なんでも指原某なる人物が、大番狂わせで1位を獲得し、彼女に敗れた大御所の先輩や、スタジオで中継を見守っていたコメンテーターのテレビタレントたちは、一様に小馬鹿にしたような発言をしていました。 それが許されるのも指原某の人徳でしょうか。 なんでもこの人、恋愛禁止という秋元康が定めた掟を破ったとかで、AKB48から博多のHKT48に飛ばされたそうで、今回ファンが彼女に大量の票を投じたのは、時代錯誤な掟を守らせようとする秋元康への批判なんではなかろうかと感じました。 この世には破っても構わない掟というのがあります。 10代から20代の若い女性に恋愛禁止なんて定めたって、破るほうがむしろまとも。 掟を知って加入したのだから守るべきだ、というのは正論ですが、それじゃあ、あんまり堅苦しくて、観てるほうも退屈するというものです。 また、政治家は一つだけ、公約を破っても構わないことがあるとされているとか。 それ...
美術

予感

初夏の陽気に恵まれながらも、屈託を抱えた私は、それをしばし吹き飛ばすため、散歩に出かけました。 どこへ行こうかと考え、なぜか、東京藝術大学が頭に浮かびました。 なぜでしょうか。 行ってみれば分かること。 私は不思議な予感を感じつつ、都営大江戸線の上野御徒町駅で降りて、上野公園を突っ切り、東京藝術大学にたどり着きました。 東京藝術大学の売店で、なぜ私がここを目指したのかが、判明しました。 あまりにも美しい半月の絵が、売られていたのです。 描いたのは東京藝術大学OBの山岡忠曠という若い絵描き。 1985年生まれと言いますから、やっと30歳。 まだこれからの人です。 こういう経験は三度目で、一人はギュスターブ・モロー、もう一人はやなぎみわです。 ギュスターブ・モローはとうの昔に亡くなっているので新作を楽しむことはできません。 しかし、やなぎみわと山岡忠曠はこれから制作されるであろう美術を待つ楽しみがあります。 で、その絵、5万円ちょっとで売っていたのですが、とりあえずボーナスが出るまで待とうと思い、今日は購入を断念しました。 それほど小さな絵ではなかったので、車で来たほうが良かろうという気持...
社会・政治

寄らば

寄らば大樹の陰、と申します。 大きな組織にいれば安泰ということでしょうか。 このたび新党改革の舛添議員が、次の参議院議員選挙に立候補せず、政界を引退すると発表しましたね。 民主党ブームが吹き荒れ、自民党は壊滅すると言われた3年前、泥船から逃げ出すように自民党から脱し、新党改革に走りました。 しかし、みんなの党や維新の会のように党勢を拡大することができず、かといって安倍自民党に復党することもままならず、このたびの引退となりました。 今更ですが、我慢して自民党に残っていれば、枢要なポストで処遇され、総裁候補の1人になっていたかもしれないのに、早まりましたねぇ。 政治学者という人はたくさんいて、好き放題発言していますが、この人は自ら政治家となって主張を現実のものとすべく頑張ったわけで、それは立派なことだと思います。 しかし悲しいかな、政治家と政治学者は別物だと気付いてしまったようです。 例えば鈴木宗男議員は、逮捕されて刑務所にぶちこまれても、刑務所内でもっとも人気がある食事を配る役に就くなど、どんな環境にあっても権力に近づこうとする本能を持った、根っからの政治家に見えます。 安倍総理にしたっ...
社会・政治

年齢

新聞を読んでいたら、超高齢化社会を迎える近未来の労働に対する提言を、ある人が述べていました。 65歳以上の人口が20年後には三分の一に達する現実を考えると、70歳定年、年金支給開始75歳にせよ、ということでした。 わが国が構造的に抱える人口問題ですから、ある程度は納得できます。 しかし、年金支給開始年齢が75歳となると、ほとんど取るだけ取られてもらえない、ということになりましょう。 ごく一部のご長寿の人を助けるために、圧倒的多数の人々は掛け金を払うだけで、その代償を得ることなく、死ね、ということになります。 サリーマンは天引きされますから仕方なく掛け金を払い続けますが、自営業など国民年金の場合、この制度では掛け金を払うより貯金したほうがマシだと考えるのは人情です。 日本人の寿命が近年飛躍的に伸びていることは事実です。 しかし、元気なお年寄りというのは、じつはそう多くないように思います。 単に寿命が延びたからと言って、年金支給開始年齢を引き上げるのは、多くの体に不安を抱えるお年寄りの生活設計を破壊し、ひいては老人のモラルを低下せしめるものと考えます。 年長者を敬う文化を持つわが国において...
仕事

開放感

怒涛の5日間を皆勤し、わずかな開放感に浸りながら、焼酎のロックをちびちびやっています。 それにしても、何事もなく平和に5日間が過ぎたという記憶がありません。 組織で働いていれば、必ずくだらぬ問題が日々持ち上がり、例えくだらなくてもそれを解決するにはそれなりの理屈を立てて、上司や他の部署を説得し、正しいルートでオーソライズしなければなりません。 働くというのは誠に面倒くさいことです。 私が勤務してきたのは、いずれも文部科学省所管の国立研究機関や国立大学です。 おそらく世間的には、暇で気楽なイメージを持たれていると思います。 私自身、暇で気楽そうだと思って就職したのです。 しかし、それら機関には、ラインで動く組織人たる行政職と、研究命のスタッフたる研究教育職員がおり、これが協業して仕事を進めようとすると、元々の行動原理が異なるため、軋轢を生むことがしばしばあります。 行政職にある者にとって、何より重要なのは、法律や規則に照らして適切であるかどうかということ。 また、新たな状況が生まれればそれに即して規則を改廃することが重要です。 とくに昨今、財政状況厳しいおりから、予算の執行に関しては厳密...
精神障害

長期病気休暇中の先輩、いよいよ復帰に向けて出勤訓練開始

うつ病で長く休んでいた先輩が、今日から出勤訓練を始めました。 とりあえず勤務時間に合わせて、朝、8時30分までに職場の前まで来て、そのまま帰るという日々を、2週間ほど続け、うまくいったら今度は半日勤務をしばらく続けて様子を見、少しづつ勤務時間を長くしていこうということのようです。 ソフト・ランディングをめざし、ゆっくりと、完全復帰を目指すようです。 私も4年前、そんなことをしました。 幸い私はその後順調に出勤を続け、今ではむしろ他の職員よりも多い仕事を任されています。 それというのも、ここは踏ん張り所だと思うと、私は異常な集中力を発揮し、誰もが舌を巻くようなスピードで仕事を仕上げるからです。 しかしそれは、じつは病気のせい。 抗躁剤で抑えている躁状態が、わずかの時間、訪れるのです。 躁状態に陥ると、脳がフル回転し、通常ではありえない能力を発揮してしまうのです。 田中角栄や、偽メール事件で自殺した民主党の永田元議員も私と同じ病気だったと伝えられます。 ただし、脳が異常な働きをしている以上、躁状態が長く続けば、必ず、脳は激しい疲労に襲われ、今度は立ち上がれないような元気の無い状態になり、こ...
社会・政治

猪木、ボンバイエ!

アントニオ猪木が今夏の参議院選挙に維新の会から出馬すると発表しました。 70歳を迎えた元プロレスラーは、今も元気注入などといって他人の顔を張り、張られた人は元気をもらった、なんて喜んでいますね。 このたびは、80歳の暴走老人、石原慎太郎の誘いに乗ったもののようですが、元々アントニオ猪木は参議院議員を務めていました。 たしか平成元年から5~6年間くらいでしたでしょうか、江本孟紀と二人だけの国会議員を擁するスポーツ平和党という党の党首として。 正直、政界ではキワモノ扱いだったようですが、どういうつてを頼ったのか、独自に北朝鮮とのパイプを築き、訪朝したりなんかしていましたね。 私が少年時代はこの人のプロレスラーとしての円熟期でした。 マサ齋藤やハルク・ホーガン、もとは弟子だった長州力や藤波辰巳らと熱戦を繰り広げ、さらにはプロレス最強を唱え、ボクサーのモハメッド・アリや空手家で熊殺しの異名をとるウィリー・ウィリアムズらと異種格闘技戦を戦い、少年の私は憧れの眼差しで熱戦をテレビ観戦したものです。 一流選手と戦っても勝てなくなった頃、参議院議員になって、世間を驚かせました。 70歳になって、再び国...
思想・学問

鎌倉新仏教

私が日蓮宗の寺で生まれ育ったことは、このブログで何度か紹介しました。 それで、不思議に思っていることがあります。 日本版ルネッサンスと言うべき鎌倉新仏教の様々な宗派がありますが、日蓮宗だけが、宗祖の名前を冠していること。 なんとなく個人崇拝みたいで、嫌な名前だなぁと思ってきました。 また、教理についてもそうです。 道元禅師が開いた曹洞宗は、座禅と公案によって、自力で涅槃にいたろうとするもので、大乗仏教華やかなわが国において、珍しく上座部仏教的な色合いを感じます。 あくまで自力ということが最大の特徴でしょう。 一方、法然上人が開いた浄土宗は、多くの人は自力で涅槃にいたる厳しい修行には耐えられず、また出家しなくても涅槃に至る道を探り、阿弥陀仏の本願にすがり、他力=阿弥陀仏の力によって、広く衆生を救おうとしました。 さらに法然上人の弟子の親鸞上人にいたると、自らを煩悩具足の凡夫と呼び、半聖半俗と称して、少なくとも建前はご法度だった妻帯に踏み切り、しかも宗門のトップを世襲とするという、今のわが国の寺院で多く見られる形態の先がけとなりました。 この浄土真宗は他力という考えを徹底させ、南無阿弥陀仏...
社会・政治

7個不講

先ごろ中国政府が、国内の教育機関に、7個不講という通達を出したことが報道されました。 7個不講とは、大学で教えてはならない7つの事柄という意味だそうです。 すなわち、  ①「普遍的価値」、  ②「報道の自由」、  ③「公民社会」、  ④「公民の権利」、  ⑤「党の歴史上の誤り」、  ⑥「権貴資産階級(権力者と資本家が癒着したことによって生まれた社会階級)」、  ⑦「司法の独立」、 の7つだそうです。 これは私たち自由民主主義国家に住む者にとって、必ず教わる必修事項。 共産党独裁下にあっては、私たちの常識とは真逆で、これらを教えてはならないというのだからたまげます。 私はてっきり、共産主義の正義を徹底して教え込む過程で、これらの概念を批判的に教え、否定するのだとばかり思っていました。 教えないということは、すなわちそれらが中国人民を覚醒させ、体制崩壊につながってしまうことを怖れているのだとしか思えません。 裏を返せば、上の7つの概念が正しいと思っているということになります。 そうすると、かなり漫画チックな通達ですねぇ。 もっとも、中国の大学などでは、それほど厳密に守っているわけではないよ...
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