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映画

追悼 三國連太郎

日本映画界で独特の存在感を放ち続けた怪優、三国連太郎が90歳で逝去された、との報にふれました。 最近では「釣りバカ日誌」の印象が強いですが、じつは社会派の映画にも数多く出演しています。 この人の出演作で印象に残っている作品を挙げろと言われると数が多すぎて難しいですが、強いて挙げるなら、「皇帝のいない八月」・「神々の深き欲望」・「ひかりごけ」の3本でしょうか。 「皇帝のいない八月」は、日本改革を理想に掲げ、クーデターを企てる自衛隊の若い士官たちと、その企みを察知した自衛隊首脳部の暗闘を描いたスリリングな作品で、三國連太郎はクーデターを企てる将校たちに立ちふさがり、クーデター阻止のためには拷問も暗殺も辞さない自衛隊幹部を演じて迫力満点でしたねぇ。 「神々の深き欲望」は南の離島での因習的な世界を描いていかにも不気味です。 「ひかりごけ」は知床の海で遭難し、やむを得ず死んだ仲間の人肉を喰らって生き残る船長を演じていました。 帰国後、裁判にかけられて、裁判官に向かって「不服ではありませんが、我慢しています」と応えるシーンが印象的でした。 生の人肉を無表情で口に運び、人肉食を拒む部下に、「そんな、...
その他

30周年

今日で東京ディズニー・ランドは開園30周年を迎えるそうですね。 朝のニュースで30周年記念のイベントに参加するため早朝から並んでいる多くのファンが映し出されていました。 御苦労なことです。 東京と名乗ってはいますが、正確には千葉県浦安市に位置します。 まぁ、川一本隔てただけですから、堅いことは言いっこなしにしましょう。 開園当時、私は中学2年生でした。 高度成長からバブルへ向かう狭間の時期で、私より少し下に第二次ベビー・ブーマーの大群が控えており、世の中は活気に満ちていました。 中学三年生の時には卒業遠足ということで、級友たちは東京ディズニー・ランドで楽しんできましたが、高校受験が終わってから私は不登校になっていたので行きませんでした。 学校に行けない、行きたくない、という不登校ではなく、もう授業もなく、毎日レクリエーションをやったりしてばかりいたので、馬鹿馬鹿しくて行かなかったのです。 進学する高校も決まっていましたので、制服を着て行ってきます、と親を騙し、盛り場や公園で時間を潰してちょうど良い頃合いに帰宅する、という日々を一か月くらい過ごしました。 私の実家は東京都江戸川区。 東京...
文学

ムカデ人間2

私はこれまで、数多くの残酷な映画や悪趣味な映画を観てきました。 しかし、今日DVDで観た作品ほど、悪趣味な映画を観たことがありません。 「ムカデ人間2」です。  映画「ムカデ人間」の大ファンで、デブでチビで禿げの、いかにも気色悪い外見の若者、マーティン。 彼は「ムカデ人間」にのめり込むあまり、自分も人間を口と肛門で繋げたいと考えるようになります。 「ムカデ人間」も悪趣味ではありましたが、マッド・サイエンティストを主人公にした映画の作法にのっとり、そこには不思議な美的映像がありました。 ハイター博士はシャム双生児の分離手術の世界的権威であり、有能な外科医です。 周到に計画を練り、完璧に3人の人間を繋げてしまいます。 そこに警察が絡んできたり、ストーリーもよく出来ていて、悪趣味なりに観られる映画でした。 しかし、マーティンは医学の知識はなく、ただ巨大なホチキスで12人もの人間を口と肛門で繋げてしまうのです。 しかもマーティンは一言もしゃべりません。 不満な時には唸り、怒った時には叫び、12人を繋げた瞬間には歓喜のあまり高笑いしてオーケストラのBGMのもとに踊りまわります。 これと言った伏線...
その他

散髪

朝一番で散髪してきました。 びしっと短く、刈り上げてきました。 角刈り一歩手前の短さです。 これでますます男前になってしまいました。 床屋では、約一時間の散髪時間中、大爆睡。 一週間の疲れが出たようです。 もうすぐお昼ですが、同居人はまだ起きてきません。 疲れているんでしょうねぇ。 40代も半ばちかくになると、あらゆることが面倒で、疲れやすくなります。 そうかと思うと50を過ぎても体力が有り余っている人がいて、職場で昼休み、走ったりなんかしています。 なんでも一日一回汗をかかなければ気が済まないんだとか。 その体力、うらやましいですねぇ。 私はと言えば、急いで昼飯を食って、30分以上、職員休憩室という畳の部屋で横になることにしています。 携帯のアラームを12時56分にセットして、完全に眠ってしまいます。 これをしなければ、午後の仕事に支障をきたしますので。 会議やイベントで昼寝ができなかった日は、定時を過ぎるといつも以上にどっと疲れます。 あぁ、限りなくタフな、強靭な体力が欲しいですねぇ。にほんブログ村 人気ブログランキングへ
精神障害

診察

今日は三週間ぶりの精神科の診察でした。 復職してもうすぐ丸三年、私は精神病薬の助けを借りながら、無事に勤めを果たしています。 今の部署に三年目、最古参になってしまいました。 必然的に、新しく来た方々に、質問責めにあっています。 しかし、新しい上司も、新しい部下も、しっかりした人であることはこの2週間でほぼわかりましたので、もう三か月もすれば、私は左団扇になることと思っています。 そのことを精神科医に告げたところ、「復職以来、様々な困難がありましたが、よく乗り越えてきました。立派だと思います」、と、褒めてくれました。 私はかつて、うつ病と診断され、ひたすら食っちゃ寝生活を続けて劇的に太りました。 しかしその後、躁エピソードが現出し、診断は双極性障害、昔で言う躁うつ病に変わったのでした。 うつ状態はひたすら落ち込んでいるだけなので、他人に迷惑をかけることはありません。 しかし躁状態に陥ると、滅多やたらに喧嘩っ早くなったり、博打や酒、風俗遊びなどで金を浪費してしまう、という、怖ろしい状態になります。 私もまた、激しく金を浪費してしまいました。 しかし、ローマ時代から使われているという、躁状態...
散歩・旅行

ハナミズキ

今日は少し肌寒いながら良く晴れて気持ちの良い陽気です。 千葉駅近くのユニクロにチノパンを買いに出かけました。 何しろ一年で22キロも痩せてしまったので。 スーツのズボンは10年以上前に買った太る前の物を保存していたので、それを交互に着てしのいでいます。 着心地が悪いと着なくなってしまうので、スーツはわりとトラディショナルな高い物を買うようにしているので、捨てるのがもったいなかったのです。 それが今頃役に立つとは嬉しい誤算です。 しかも若者がよく着ているような安物のスリムなスーツではないので、流行り廃りがありません。 しかし、休みの日にはくチノパンは安物でもそんなに履き心地が悪いということはないため、太る前の物はほぼ処分してしまったため、ベルトで無理やりウエストに合わせて、格好悪いことこの上ないのです。 ウエスト91センチの物を履いていましたが、ユニクロで試着したら、73センチがちょうどよくなっていました。 2本買って5,000円を切るという格安は、ユニクロならでは。 良い時代になったものです。 お昼を食べて、少し千葉駅周辺をぶらつきました。 公園にハナミズキが咲いていました。 じつは私...
文学

Friday  Night

やっと金曜日の夜を迎えました。 嬉しいですねぇ。 今週も5日間、色々ありました。 栗焼酎をやりながら、この記事を書いていますが、酒の味が一段上がるというものです。 白玉の 歯にしみとほる 秋の夜の 酒はしずかに 飲むべかりけり 私が好む若山牧水の代表的な和歌です。 秋でなくとも、独り飲む酒は、静かがよろしいようです。 かつて、狂乱のバブルの頃、花金だとか言って、金曜日の夜はすべからく夜の町に繰り出すべし、という風潮がありました。 それをしない者はさびしいやつだとの謗りをまぬかれませんでした。 愚かなことです。 毎週毎週金曜日だからと言って遊びの予定を入れるなど、狂気の沙汰と言うべきです。 なんとなれば、開放感に浸れる日には、独り静かに過ごすことこそが、最も贅沢な時間の過ごし方だからです。 でも当時は競うように予定を入れている愚か者がたくさんいました。 私は密かにそんな連中を冷笑し、独り、静かに過ごすよう努めていました。 また、当時絶大な人気を誇ったDREAMS COME TRUEは、「決戦は金曜日」という馬鹿げた曲を歌って大ヒットを飛ばし、世の多くの女性を惑わせました。 すなわち、金曜...
その他

神はいなかった

今日は現代史において、記念すべき日です。 人類が初めて宇宙へと飛び立った日。 1961年4月12日、ソビエト連邦の宇宙飛行士、ガガーリンが大気圏を抜け、宇宙へと。 宇宙への有人飛行をめぐって激しく先陣争いをしていた米国はさぞかし悔しかったことでしょう。 ガガーリンと言えば、わが国では「地球は青かった」という言葉が有名です。 しかしその他の国では、この言葉はあまり知られていないようです。 むしろ圧倒的に諸外国の人口に膾炙しているのは、「神はいなかった」というもの。 私たち日本人からすれば当たり前すぎる言葉ですが、唯一絶対神の存在を信じている人々にとっては、衝撃的だったようです。 それにしても宇宙へ飛べば神の遍在を感じられると思いこむなんて、幼稚と言おうか、単純と言おうか。 神という概念はもっと形而上の問題であるはずですがねぇ。 しかし、立花隆の「宇宙からの帰還」によれば、米国の宇宙飛行士の多くが、帰還後、神の遍在を感じたとかで、新興宗教を起こしたり、LOVE & PEACEみたいな運動に加わったり、奇妙な方向に進んでしまうというから不思議です。 キリスト教原理主義者が多い米国と、宗教を否...
文学

浮世は憂き世

散ればこそ いとど桜は めでたけれ 憂き世になにか 久しかるべき  「伊勢物語」に見られる和歌です。 桜は命が短いからこそ良いというわけで、それが憂いを帯びながら無常なこの世を象徴しているというわけでしょう。 昔から、浮世は憂き世と申します。 学生時代はこの世はパラダイスに見えましたが、それは親の庇護のもと、それこそ浮世離れした学問にはげんで、しかもたっぷりと自由な時間があればこそ。 ところが就職した途端、この世は長すぎる地獄であることに気付きます。 自力で生きるというのはそうしたことです。 今日は非正規雇用の女性ばかり5人の部署から、泣きが入りました。 彼女たちの直接の上司への愚痴を、一時間以上聞かされました。 彼女たちの上司というのは、私と同じ職階にあり、年もほぼ同じ男です。 そやつが困ったちゃんであることは、職場では有名なこと。 私に愚痴をこぼされても仕方ないのですが、私を信頼して泣きを入れてきた彼女たちの心情を思うと、いてもたってもいられず、私と彼の共通の上司である者を別室に呼び出して、危機的な状況を訴えました。 すると上司は、うすうすは知っていた、今後事務体制の改善を考え、原...
その他

印鑑

先般某通販で掃除ロボット、ルンバを購入したことはこのブログで紹介しました。 ところが先日、通販会社から、分割払いの銀行届け出印が違っているので正しい印を押せ、という手紙が届いてしまいました。 困りました。 10年以上前に開いた口座で、しかもこの10年ATMでしか利用してこなかったため、どれが正しい印なのか分からないのです。 やむなく、今朝2時間年休を取って、これと思しき印鑑を5つほど持って銀行に確認に行くはめになりました。 昔は通帳に印鑑が鮮明に押されていたため、こんなことは起こるべくも無かったわけですが、昨今世の中が世知辛くなって、通帳に印が押されているのは不用心ということで、印鑑が分からなくなってしまうという情けない事態に立ち至りました。 でも銀行に行ったら、なんと、印鑑確認書という様式が用意され、持ってきた印鑑を全て押印し、その中から銀行員がこれが正しいですと、指摘してくれるのです。 パソコンで検索をかけるため、ものの1分とかかりません。 拍子抜けです。 もうどの印で届け出たか、忘れるわけにはいきません。iRobot Roomba 自動掃除機 ルンバ 770iRobot (アイロ...
その他

栗焼酎

今日、帰宅すると、嬉しい贈り物が届いていました。 酒好きの私が最も好む酒。 栗焼酎です。 それも私が最も好むダバダ火振りという25度の栗焼酎が一升瓶で二本も。 じつは先月の亡父の一周忌のおり、遠方からかつけてくれた従姉のご主人に、私がダバダ火振りが好きだと言ったのですが、それを覚えてくれていた従姉のご主人が贈ってくれたのです。 ありがたいことです。 さっそく、一杯やりました。 やっぱり旨いですねぇ。 近所の酒屋にはなかなか置いていないので、非常に嬉しく、一杯やった後、電話でお礼を申し上げたところです。 従姉夫婦は、従姉といっても大分年が上なため、叔父・叔母のような感覚で接し、幼いころには随分可愛がってもらいました。 今日にいたるも、この夫婦は私の精神病発病などを心配してくださり、良くしてもらっています。 昨年のイベントで従姉が住まう九州の某地方に出掛けた時は、昼はイベント、夜はレセプションということで、会うこともままならず、不義理を働いてしまいました。 従姉は亡父の良い面、悪い面両方を知っていますが、私が亡父を深く尊敬しているのと同様、亡父の良い面ばかりを覚えてくれています。 不肖の倅...
仕事

イベント終了

今日はイベントで一日中走り回りました。 疲れた。  でもこれで、しばらく安泰です。 こんな風に時を過ごすことを、人によっては充実していると感じるんでしょうねぇ。 しかし生来が怠け者の私は、なかなかそうは思えません。 今日はやむを得ず2時間の残業になってしまいました。 昔は2時間くらいの残業は屁でも無かったのですが、精神病を発病して以来、2時間の残業でも午前様のような強い疲労感を感じます。 それでも復職して3年が経とうとしています。 正直、主治医はそこまで順調に行くとは思っていなかったようで、診察のたびに褒められます。 職場で褒められることが無い分、嬉しいですねぇ。 この調子で今年度も乗り切りたいものです。にほんブログ村 人気ブログランキングへ
社会・政治

出鱈目

なんだか近頃北朝鮮が奇妙な動きを見せていますね。 朝鮮戦争の休戦協定を破棄すると宣言してみたり、平壌に駐在する外国の大使らに避難勧告をしたり。 もともとかの国は勇ましい発言を繰り返すことで有名ですが、最近の動きを見ていると、まるで本当に米韓、それにもしかしたらわが国へも戦争を仕掛けようとしているかのごとくです。 しかし、頼みの中国は北朝鮮のわがままぶりに手を焼いて、もはや助けてはくれないでしょう。 北朝鮮政府幹部も、軍も、まともに韓米日を相手に戦って勝てるはずがないことぐらい百も承知のはず。 どんなに狂気じみた政治体制でも、必ずある程度は冷静な人がいるはずです。 要するに何がしたいんだか分からないというわけで、どういう行動に出るか分からない相手ほど厄介なものはありません。 これまで何度か弾道ミサイルの発射実験を行っていますが、一応世界の目を気にしてか、人工衛星の打ち上げだとか言い訳をしていました。 ところがこのたび、そんな言い訳もなく、着々とミサイルの発射を準備しています。 ソビエト連邦が崩壊し、東欧の共産主義諸国が民主化してからもう四半世紀近くが経とうとしています。 中国は共産主義を...
社会・政治

追悼 サッチャー英元首相

サッチャー英元首相が亡くなられたそうですね。 サッチャー英元首相と言えば、1980年代、米国のレーガン元大統領やわが国の中曽根元総理らと強烈なタッグを組んでソビエトに対しスター・ウォーズ計画などの際限無い軍拡競争をしかけ、ソビエトはそれに耐えきれずに崩壊したという面があったようです。 鉄の女と言われただけあって、鉄の意志で共産主義国家を崩壊させたと言っても過言ではないでしょう。 徹底的に自助自立を国民に求め、揺り籠から墓場まで、と言われた高福祉を止め、英国病を克服しました。 フォークランド紛争ではアルゼンチン軍の侵攻を許さない、と宣言し、及び腰の英国政府幹部を叱り飛ばし、大艦隊を送って島を奪還しました。 湾岸戦争では、迷いに迷っているパパ・ブッシュ大統領に、「米国がクウェートに援軍を送らないなら英国単独でも派兵する」と言って多国籍軍ができました。 強烈なリーダーシップを発揮した強気の政治家でしたね。 当時は米国にレーガン、ソビエトにゴルバチョフ、日本に中曽根、西ドイツにコール、フランスにミッテラン、そして英国にサッチャーと、ひと癖もふた癖もあるような強烈な指導者が世界にひしめいていまし...
文学

少女アイドルの自殺

1986年の今日、4月8日、当時少女アイドルのトップを走っていた岡田有希子が所属事務所が入っている四谷のビルの屋上から投身自殺を遂げました。 当時私は高校2年生で、とくだん彼女のファンであったわけではありませんが、ずいぶん驚いたことを覚えています。 その後しばらく、彼女の映像や歌は、一切メディアに登場することはありませんでした。 というのも、彼女のファンが何人も後追い自殺し、メディアで彼女を取り上げることはタブーとなったのです。 幼少期からアイドルになることを夢見、両親の猛反対を押し切ってオーディションを受けてメジャーデヴュー。 1984年には新人賞を総なめにし、本格派の少女アイドルとして、順調なスタートを切ったのでした。 しかし、しだいにテレビで見る彼女からは、表情が消え、無理やり貼り付けたような不自然な笑顔で歌う姿は、痛々しくもあり、悲劇の予兆を感じさせました。 週刊誌などでは、俳優の峰岸徹に恋愛感情を抱きながら、峰岸徹からは可愛い妹分としてしか遇されず、失恋したと思い込んで自殺した、という話が実しやかに流されました。 峰岸徹自身、インタビューで、岡田有希子が自分に対して単なる兄貴...
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