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社会・政治

女子御三家

私は高校時代、総武・中央線で通学しており、いわゆる女子御三家の最寄り駅をすべて通過していました。 桜蔭は水道橋駅、女子学院は市ヶ谷駅、雙葉は四谷駅ですね。 桜蔭はなんとなく田舎くさくて糞真面目な感じ、雙葉はお嬢様然とした感じを持っていましたが、女子学院にはこれと言ったイメージを持っていませんでした。 それもそのはず、女子学院には制服が無いんだそうですね。 知りませんでした。 同じ電車に乗っていても、桜蔭と雙葉は制服ですぐわかりますが、女子学院は分からないわけですから、イメージの持ちようがありません。 女子御三家を評するに、空き缶の話というのがあるそうです。  もし道に空き缶が落ちていたら、桜蔭生は「本を読むのに夢中で缶が落ちていることに気づかない」、雙葉生なら「そうっと拾ってゴミ箱に捨てる」、女子学院生は、と言えば、「その空き缶で缶蹴りを始める」んだそうです。 なるほどねぇ。 どんな組織にもその組織のカラーというのがありますねぇ。 人は見かけによらない、と言いますが、大抵は見かけによるんじゃないでしょうか。 ヤクザはヤクザみたいな格好をしていますし、銀行員や公務員は堅い感じですし、ホー...
思想・学問

超能力

研究機関に勤務していると、時折、一風変わった研究について教えを請いに来る人がいます。 先日は、もう50歳は過ぎているかと思われるおじさんが、研究生として受け入れて欲しい、とコンタクトを取ってきました。 おじさんの独自の研究によると、有史以前、現在の天皇家の祖となった一族が世界を支配しており、それらは古文書からも考古資料からも明らかだ、というのです。 で、私が勤務する機関の文献史学者と考古学者はおじさんを押し付け合い、結局断りました。 でもその話、偽書とされる竹内文書などとそっくりな気がします。 受け売りですかねぇ。 それを横で見ていて、福来友吉博士のことを思い出しました。 明治末期、催眠術の研究によって東京帝国大学で博士号を取得した人で、東京帝国大学という日本最高のアカデミズムの現場で助教授を勤めながら、興味の対象が心理学から超能力に移り、千里眼やら念写やらの研究を始め、超能力者を集めて公開実験をやったりして、明治から大正にかけてマスコミをにぎわせた人です。 しかし、検証実験ではことごとく失敗し、実証性がないと、事実上東京帝国大学を辞職に追い込まれ、その後は私設の研究所でひっそりと研究...
社会・政治

勇ましい

なんだか近頃北朝鮮が勇ましい発言を繰り返していますね。 朝鮮戦争の休戦協定を無効とする、とか、米国本土への核先制攻撃の権利を行使するだとか。 それどころか韓国とのホット・ラインを一方的に遮断してしまったとか。 冷戦下、世界が最も核戦争に近付いたキューバ危機の時ですら、ワシントンとモスクワのホット・ラインは生きていたというのに。 国内情勢が不安定な場合、えてして指導者は外部に敵を求め、それによって国内の引き締めを図るのは言わば常套手段。 それにしても北朝鮮はやり過ぎです。 先般の核実験強行に対する安保理の制裁決議では、やむなく中露も賛成にまわりましたね。 要するに世界の孤児になってしまったと言うべき状態です。 指導者はまだ若く、亡くなった父親とじいさんの遺訓に頼る他なく、その遺訓は先軍政治を強力に推し進めろというもの。 亡きご先祖の威光を嵩に来なければ国内をまとめきれないということなんでしょうね。 それにしてもそろそろ北朝鮮人民が食糧を求めて立ちあがっても良い頃だと思うのですが。 餓死してまで国に逆らわないというのは不思議な心性ですね。 中国だのロシアだの北朝鮮だの、わが国の周辺は不安定...
その他

ハッピー感

今日は馬鹿に寒かったですねぇ。 昨日、東京都練馬区は三月としては観測史上最高の28度を記録したとか。 まるっきり夏ですね。 ところが今日の首都圏は10度前後。 一日で18度も気温が下がれば、体に変調を来しても不思議ではありません。 私はといえば、年度末に伴う業務多忙で、金曜日に引き続き、今日も3時間の残業。 今の私には、3時間が精いっぱいです。 サラリーマンを続けていると、様々な人と出会い、数年で異動のため分かれます。 出会いと別れを繰り返すのがサラリーマンの宿命ですねぇ。 私は精神障害発症前は、いちいちその部署その部署で一緒だった先輩、同僚らと親睦を深めるべく、今では死語となったノミニケーションを繰り返していました。 精神障害発症後は、そういう付き合いが浅はかで愚かなものに感じられ、職場の人と飲みに行くことはなくなりました。 人間の幸福感というのは多様なもので、堅い仕事に就いて結婚して子どもをもうけ、老後は孫に囲まれて暮らす、というステレオタイプな生き方が幸福感が高いとは、少なくとも私の場合にはあり得ません。 私は、できれば独身を貫き、ドラマ「結婚できない男」のように、自分だけの楽し...
社会・政治

2年

今朝はテレビニュースも新聞も、3.11から丸2年になるのにちなみ、東日本大震災を特集し、今後の復興を期待する話題で埋め尽くされていました。 あれから2年経ったのですねぇ。 1万8千人以上の死者・行方不明者を出した未曾有の大災害。 当初海外メディアは、これだけの混乱のさなか、暴動も略奪も起きず、人々は悲しみに耐えながら秩序を維持していることを賛嘆する論調が主でした。 ところが福島の原発事故が起こるや、海外メディアのわが国に対する論調は厳しいものになりました。 地震大国で津波も頻発する国の原発安全策として、あまりにも疎かではなかったか、とか、初動の対応がひどいではないか、とか。 当時首相だった菅直人氏は、まるで災害時に総理の職にあることを天命であるかのような、受難に立ち向かう自分にうっとりする自己陶酔のような記者会見を行ったかと思うと、東京電力や福島原発に直接乗り込んでどなり散らしたそうですね。 復興の足を引っ張るようなことしかしなかったのですから、民主党政権に愛想を尽かすのは当然でしょう。 そして、震災直後、マスコミは絆だとか心を一つに、だとか空虚な美辞麗句を並べ立てましたが、瓦礫の受入...
文学

邪宗門の徒

今日は昨日と打って変わって静かに家内にて過ごしました。 今日も気温は高けれど、強風吹きすさび、明日からの仕事の明け暮れに暗い影を落とし、私の心は陰鬱に沈みました。 陰鬱を晴らすのに、運動、酒、寝逃げなどさまざまな方法がありますが、最も即効性があり、しかしその場しのぎでしかない、かねて親しみ続ける詩歌へと逃避しました。 我らは神秘を尊び、夢幻を歓び、そが腐爛したる頽唐の紅を慕う。 哀れ、我ら近代邪宗門の徒が夢寝にも忘れがたきは青白き月光のもとにすすりなく大理石の嗟嘆也。 明治末期、北原白秋が発表して当時の詩の愛好者を驚愕せしめた「邪宗門」の冒頭部分の一部です。 邪宗門とはキリスト教のこと。 当時、西欧の浪漫文学にかぶれた北原白秋が、キリスト教徒という意味ではなく、キリスト教をバックボーンに持つ西欧の文化に心酔する者というほどの意味で、我ら近代邪宗門の徒、と名乗ったと思われます。 この詩集の冒頭部分にかくのごとき一文を高らかに示したことに、耽美主義を標榜する北原白秋の高揚が感じられ、熱にうかされたかのような後に続く詩の数々を予感させます。 この自己陶酔にも似た詩編は、冷静な時であれば鼻につ...
社会・政治

お隣

中国の楊外務省が記者会見で、相変わらず太平洋の覇権を目指す勇ましい発言を繰り返したそうです。 お隣に中国のような100年遅れの帝国主義国家みたいなのがあると、わが国としてはたいへん迷惑です。 わが国は戦後、敗戦国という負い目から、政治的にも外交的にもひたすら大人しくし、その代わり自由競争が建前の経済発展を目指すという国策を遂行してきましたから、世界最大にして最貧国といわれたかつての中国が、今のような形でわが国の脅威となることを想定していませんでした。 先日、私の職場に三ヶ月滞在した中国人研究者を駅までお見送りした際、「今度北京にきてください」と言われました。 冗談言っちゃいけません。 あんな空気の汚い町に行けるはずがありません。 私の職場には中国人や韓国人の研究者が頻繁に訪れますが、一人一人は極めて紳士的で、報道で目にする人々とは大分違います。 また、韓国に5年間留学したという日本人研究者に聞いたところ、一般庶民は別に反日でもなんでもなく、日本人だからという理由で嫌な思いをしたことは一度も無い、と言っていました。 騒いでいるのは一部活動家だけだとか。 わが国でマイクを向けられたら誰でも...
散歩・旅行

江戸川?

今日は初夏のような暖かさでした。 日頃運動不足の私ですが、こんな日は少し体を動かしたくなります。 そうはいっても運動嫌いの私。 散歩に出かけることと相成ります。 散歩の友のハンディ版東京詳細地図をぱらぱらめくり、どこへ行こうか考えていると、江戸川区出身者としてかねて不思議に思っていた、文京区にある江戸川橋という地名が目に付きました。 地図では野鳥の森(江戸川)公園というのがあります。 ではそこを目指そうと、家を出ました。 あえて公園に近い東京メトロ有楽町線の江戸川橋駅の一駅手前の飯田橋で下車し、歩き始めました。 まず目に付いたのが、筑土八幡神社。 えらく急坂です。 上ってみると、階段横に、自然の坂を利用した滑り台が。 筑土八幡町遊び場という古めかしい看板が涙を誘います。 まずはお参りして神楽坂方面へと歩き、途中、ピラフで昼飯をしたためました。 さらに新宿区山吹町を抜けると、たどり着きました。 野鳥の森(江戸川)公園。 野鳥の森とは名ばかりで、ドバトしかいませんでしたが、親水公園になっていて、なかなか結構な場所でした。 そこで名前の由来を知りました。 なんでも井の頭池を源流とするわが国最...
仕事

残業

今日は珍しく残業してしまいました。 3時間も。 疲れました。 年度末の決算に加え、来週の火曜日会議が2本あり、しかも資料数がそれぞれ6と14。 14のほうは70ページにも及び、これを40部刷らなければなりません。 月曜日にすぐに刷れるように議長と打合せし、議長の意見を取り入れて資料の原本を修正するのに手間取ってしまいました。 私の下にいた非正規雇用の女性職員2名が、常勤の職がみつかったとかで、それぞれ1月末と2月末に退職してしまったことも響いています。後任は4月1日にならないと着任しません。 まぁ、仕方ありません。 働いていれば、こんな日もありましょう。 それにしても昔はよく残業したものです。 部署にもよりますが。 今は比較的楽な部署なのでこの程度の残業で済んでいるから良いですが。 明日、明後日はお休み。 しかも気温が20度を超えるとか。 朝きちんと起きられたら、久しぶりに都内へ散歩にでも出かけましょうか。にほんブログ村人気ブログランキングへ
映画

ミラ・クニス 監禁島

昨夜は民間が運営する非行少年・少女の更生施設を描いた「ミラ・クニス 監禁島」を鑑賞しました。 フィジーの孤島にある民間の更生施設。 ここには親が多額の金を払って送りこまれた米国の非行少年・少女が多数収容されています。 周囲は波の高い海。 その上足にセンサーが付いた輪っかを付けられ、決められた範囲の場所から外に出るとセンサーが感知して逃げられません。 仮にセンサーを壊しても、荒れた海に阻まれて、島から出ることは不可能です。 ここでは収容後間もない者、反抗的な者は混沌を表す黒いTシャツを、更生が進んで従順になった者は黄色いTシャツを、更生が終わりに近づき、他の者を指導監督する立場にあり、卒業が近い者は白いTシャツを着ています。 食事や労働などで白シャツは優遇され、更生施設のスタッフに準じた扱いを受ける、特権階級です。 更生施設を支配する博士は独裁者のように振舞い、少年少女を黒シャツ・黄シャツ・白シャツに分け、ピラミッド型の階級社会を築いています。 しかし、スタッフの中には黒シャツの少女に黄シャツに昇任させてやると持ちかけて関係を迫る破廉恥な男もおり、更生施設とは名ばかりの、洗脳集団に堕して...
文学

春の瘴気

今日は朝から憂鬱感、悲哀感がひどく、なんとか出勤はしたものの、動作が鈍いのが自分でも分かり、仕事の手順もいつものように手際よくいかず、これでは使い物にならん、と思って午後から休暇を取って帰宅しました。 よくうつ病患者は雨や冬が苦手だと言われます。 私の知り合いのうつ病患者にも、雨の日は起き上がることすらできない、と嘆く人が何人もいます。 私は雨や冬はなんとも無いのですが、どうも春の気配が苦手なようです。 春愁なんていう言葉があるくらいですから、春になるとなんとなく憂鬱になる人はけっこう多いのではないかと邪推します。 おそらくわが国で最も有名な辞世は西行法師の、 願はくは 花の下にて 春死なむ そのきさらぎの 望月のころ だと思います。 西行法師は死体が隠れてしまうほどの花吹雪を思い描いていたのでしょうか。 月を求め、花に狂った日本的美意識の塊の人だったように思います。 願いどおり、73歳の春、亡くなりました。 一方、春愁という言葉は、春愁秋思という表現で、白楽天の陵園妾に見られます。 春には愁いを感じ、秋には物思いに沈むということかと思いますが、私はどちらかというときらびやかな花鳥風月...
社会・政治

PHSとポケベル

最近はスマホの普及が著しいですね。 携帯ショップに行くと、スマホばっかりで、二つ折りの携帯電話はわずかしか置いていません。 そんな中、私は二つ折りの携帯電話を使っています。 職場ではほとんど一日中パソコンをいじっており、職場を離れてまでスマホで情報収集したりする気はありません。 今朝のニュースで、過去の遺物になってしまったとばかり思っていてPHSが予想外の売り上げを上げていることを知りました。 きっかけは、東日本大震災。 あの時、携帯電話はほとんどつながらなくなってしまいましたが、PHSは快適に使えたそうです。 で、官公庁や学校、病院などが職員にPHSを支給し、いざという時の緊急連絡を行おうというわけです。 私の職場では、課長補佐以上の役職にある者に支給されています。 PHSというと、90年代に流行った印象がありますが、20年の時を経て、たくましく甦ってきたのですねぇ。 頼もしいかぎりです。 また、もうどこに売っているのかさえ分からないポケットベルも、総合病院などでは大活躍しているそうです。 医師や看護師に支給し、緊急連絡に使っているとか。 携帯やスマホでは電波が精密な医療機器に悪影響...
映画

怯える

昨夜はなかなか迫力のある戦場心理サスペンスを鑑賞しました。 「スクワッド 荒野に棲む悪夢」です。 内戦が続くコロンビアで、音信が途絶えた要塞に9人の精鋭部隊が向かいます。 おそらくゲリラの襲撃を受けたものと想定し、内情を偵察して、場合によっては大規模な部隊の応援を求めることが任務です。 要塞にたどり着いてみると、兵士はみな死に絶えています。 そして、異様な内容が記された業務日誌が見つかります。 それによると、ある女があらわれてから、兵士がばたばたと死に始めた、女は魔女だ、というのです。 で、壁の内部から音がするので、壁を壊してみると、手を縛られた女が閉じ込められています。 ゲリラと考えた軍曹は拷問してでも情報を聞きだそうとします。 拷問は許さないとする隊長である中尉と対立します。 やがて女は脱走。 濃い霧で数センチ先も見えない状況のなか、女を捜索しようとする軍曹と兵士たちは、援軍を待つという命令を下した中尉を監禁してしまいます。 女は魔女なのか、ゲリラなのか、兵士たちは疑心暗鬼にかられ、ついには兵士同士が衝突。 殺し合いになってしまいます。 精強な軍人でさえ、得体の知れない恐怖に駆られ...
その他

命日

今日は啓蟄らしく、首都圏は陽射しが強く、気温も15度くらいまで上がっているようです。 まるっきり春ですねぇ。 一年前の3月5日はどんよりと曇り、凍てつく寒い日でした。 昨年の3月5日の午前1時過ぎ、父は浅草寺病院で静かに息を引き取ったのでした。 前日、私は病室に父を見舞いました。 もう手の施しようがないということで、モルヒネで痛みをとり、朦朧とした意識のなかで、見舞った私に、「ありがとう、悪いな」とだけ、言いました。 それが私が聞いた父の最後の言葉になりました。 今日は午前中、休暇を取って実家の寺に墓参りに出かけました。 ここ数日、檀家や法縁の坊さんなどがお参りのために引きもきらず、ありがたいながら母は疲労しているようでした。 庫裏にある仏壇で手を合わせ、さらに本堂で手を合わせ、最後に歴代住職の墓と私の家の墓にお参りしました。 命日は一つの区切り。 貴重な休暇を使ってお参りする価値は十分ありましょう。 一年というのは短いようで長いものです。 私の体重は22キロ落ちました。 しかし元々が痩せ型だったため、抗うつ薬の副作用か、太っていたのはせいぜい三年くらい。 みな元に戻ったとしか思ってい...
その他

理事会

来年度、マンションの管理組合の理事に輪番で当たってしまったことは以前このブログで紹介しました。 で、昨日、役職を決めるための理事会が開かれました。 役職は理事長・副理事長・理事・監事です。 理事は4名なので、必ずこのどれかをやらなければなりません。 誰も理事長なんかやりたくないので、あみだくじで決めました。 結果、私ははヒラ理事。  ほっとしました。 一番楽な役ですから。 十年ほど前管理組合の理事が回ってきた時は副理事長でした。 その時、理事長には押し出しも立派な中年おじさんが選ばれ、しっかりした人だったので、とくに何もせず、理事会で意見を言うだけで済みました。 今回も真面目で温和な感じの初老のおじさんが理事長に選出されたので、安心しています。 新築で購入したマンションも今年で築13年目。 大規模修繕工事を行う予定のため、修繕積立金はほとんど使い果たしてしまいます。 次の大規模修繕工事のことを考えると、月々の修繕積立金の金額を上げざるを得ず、これが来年度の理事会の最重要課題になると思われます。 誰だって値上げは嫌ですからねぇ。 月々の金額を上げるのか、それとも積立金の金額は上げず、次回...
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