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その他

老い

今朝はなんだか寒いですねぇ。 このところ、股引が手放せません。 真冬になったらさらに暖かい、起毛した股引をはくことになるんでしょうね。 これでは、いざという時、ズボンを脱ぐことができませんねぇ。 最も今の私には、いざという時など、120%あり得ないわけですが。 先日NHK松山放送局から送られてきた「しこく8」のDVDを何度か見ましたが、私もずいぶん老けました。 髪は黒々ふさふさですが、顔にたくさんの小さなシミができ、痩せたせいか皺っぽくなってしまいました。 その上画面で見る私の動作やしゃべり方は緩慢で、私が思い描いていた私自身の姿とあまりに異なっていて、驚きました。 主観と客観の違いというやつでしょうねぇ。 しかしまぁ、逆に言えば老けるくらいまで生きられたということで、これを寿ぐべきでしょうね。 若くして死んでしまえば、老けた姿をさらすことすらできないのですから。 現に川端康成は、「老醜をさらしたくない」という理由で自殺してしまいました。 自殺する時点で十分老醜をさらしていたように思いますが。 昔から不老長寿の妙薬を求める権力者は数知れず。 しかしそんなものが存在するはずもなく、どうし...
その他

朝寝

今日は珍しくたっぷり朝寝してしまいました。 いつもは休日でも平日と同じくらいの時間に起きるのに、今朝目が覚めたら11時過ぎ。 疲れているんでしょうかねぇ。 自覚的には元気なつもりなのですが。 あるいは寒くなってきたせいかもしれません。 寒いと布団から出るのがしんどいですから。 昼はお向かいのイタ飯屋でパスタを食い、少しは体を動かそうと車で10分ほどの千葉市中心部に向かい、散策しました。 千葉市は政令指定都市ですが、仙台市や札幌市、福岡市などの地方の中核都市に比べて、自己完結性が低いように感じます。 さいたま市や川崎市、横浜市などの東京の衛星都市はみなそうですが、すぐに都内に出られるせいか、美術館や劇場などの文化施設が極端に少ないように思います。  そのくせソープ街なんて余計なものがあって、街の風紀を乱しています。 しかしそれでも、私は千葉市住まいが気に入っています。 都内ほどの人混みはなく、かといって淋しいほどの田舎でもありません。 人が暮らすのに、ちょうど良い人口密度であるように感じます。 都内はどこへ行っても人が多くて辟易します。 高校・大学の7年間、よくも都内の東の端、江戸川区か...
その他

水晶の夜

1938年の11月9日深夜、ユダヤ人の商店や家屋が略奪、暴行を受ける事件がドイツで発生しました。 いわゆる水晶の夜事件です。 その直前、ポーランド政府はポーランド国籍を持つユダヤ人の旅券には新しい認印が押印されていなければ無効、という法律を用意しました。 ドイツ以上にユダヤ人差別が激しかったポーランドでは、有効な旅券を持つポーランド人の旅券を無効とし、ポーランドへの帰国ができないように画策したのです。 ナチス・ドイツはこれに激怒。 新旅券法が成立する前にポーランド国籍のユダヤ人を大量に国境地帯に移送し、強引に帰国させようとしました。 新旅券法が成立していないにも関わらず、ポーランド政府はユダヤ人の受入れを拒否。 ポーランド国籍のユダヤ人たちは国境周辺で難民と化してしまいました。 多数の餓死者が出たそうです。 難民の一人、センデルは窮状をパリに住む息子、ヘルシェルに訴えます。 ヘルシェルはパリのドイツ大使館勤務のラートを暗殺してしまいます。 これがきっかけになり、水晶の夜事件が起きたというわけです。  一説には、ヒトラーの命令でSA(突撃隊)を組織して暴動を扇動した官製デモだと言われてい...
文学

ユーモアあふれる乾いた作風の小説が特徴の小林恭二が、「父」というシリアスな私小説風の物語を書いています。 父親は一高から東大を出て、神戸製鋼の重役にまで上り詰めたエリートです。 しかし、小林恭二の筆致は終始醒めています。 父親は、最晩年、ブロン液や風邪薬などを大量に服用し、意識を朦朧とさせたまま、最後の日々を過ごしました。 その姿は壮絶です。 息子たる小林恭二は、そんな父に対し、心にシャッターを下ろしてしまいます。 心にシャッターを下ろしたと豪語しながら、一方、父親の死に対して完璧に無罪な息子など、この世には存在しない、と複雑な父子関係を吐露します。 薬剤で朦朧となった父親を眺める作家の姿は、醒めているだけでなく、どこか悲しげです。 私は父に対し、心にシャッターを下ろしたことなど一度もありません。 私は30代半ばになって精神障害を患った時も、父は私を心配して精神科の診察に立ち会ってくれたり、奈良や京都に大名旅行に連れて行ってくれたりしました。 私の文人風の才能を最も愛でてくれたのは、親族中で父だけであったと、確信しています。 それだけに、父の死は堪えました。 この世を構成すべき重要な一...
社会・政治

オバマ再選

オバマ大統領、再選されましたね。 現職が強いというのは、米国大統領選挙の伝統のようなもの。 順当な勝利でしょうね。 オバマ大統領、核兵器の無い世界を目指すと演説して、ノーベル平和賞をもらいました。 しかしその内容は、世界中のあらゆる国家が核兵器を放棄したなら、米国も放棄する、といった内容のもの。 実質的には、米国は死んでも核兵器を手放さない、と宣言しているようなものでした。 そのような演説を根拠としてノーベル平和賞を与えるということは、ノーベル平和賞は常に西側先進国の利益になるような発言や行動を取った者に与えられる、極めて偏った賞だと言わざるを得ないでしょう。 それにしても、孔士平和賞、どうなっちゃったんでしょうね。 その後全くニュースにならないのでわかりません。 民主党は伝統的に大きな政府、手厚い社会保障、じゃぶじゃぶの公共投資などが得意技。 共和党の小さな政府、何事も自助努力という発想とは正反対です。 外交的には、共和党は概ね日本重視、民主党は中国重視でしたが、最近の中国の急激な軍拡や海洋拡大路線を見ていると、民主党といえども中国重視とばかりは言っていられないでしょう。 戦前、わが...
文学

濁れる水の流れつつ澄む

昨夜、私が出演しているNHK松山放送局の番組「しこく8-濁れる水の流れつつ澄む」のDVDが送られてきました。 11月2日に四国で放送されたものです。 竹中直人が種田山頭火を演じつつ、狂言回しのような役割を担っていました。  私の出番は真ん中くらいでインタビュー場面、終わりのほうで出勤準備をしながら少し山頭火の句について話す場面です。 テレビに映った自分を見るのは初めてですが、なんだか元気が無いというか、覇気が無い感じがしましたねぇ。 自分では元気いっぱいのつもりだったんですが。 あれじゃあ、いつまでも病み上がり扱いなのも頷けます。 ディレクターから電話があって、うつ病を患ったサラリーマンが出ていることが、現代のストレス社会を反映していてたいへん好評だったとか。 そのため、現在、全国放送に向けて鋭意準備中だそうです。 放送日が決まったらまた電話くれるとのことでした。 早速DVDを焼いて日曜日にでも実家に持って行こうと思っています。 母も父を失くして元気が無いようですし、兄は11月29日に迫った亡父の本葬の準備にかかりきりのようですから、少し気分転換してほしいと思っています。 それにしても...
仕事

永年勤続表彰

今年は就職して21年目。 20年以上勤務すると、永年勤続表彰というのを授けられます。 これは通常、幹部職員が勢ぞろいするなか、職場のトップから授けられるのを通例とします。 しかし、このブログで何度もご報告したとおり、私はこのトップからパワー・ハラスメントを受けて精神に変調を来し、うつ病を再発、9か月も病気休暇を取った経緯があります。 しかも私はどうしてもこのトップを許せず、泣き寝入りなどせずに弁護士を雇って公文書による謝罪と精神的苦痛に対する経済的補償を要求しました。 結果、公文書による謝罪文を受け取り、100万円の損害賠償を勝ち取ったという経緯があります。 その間、私は躁転し、適応障害という病名が双極性障害に変りました。 今、純粋に仕事に関することなら心が波立つこともなくこのトップと接することができますが、永年勤続表彰を受けることにどうしても抵抗があり、労務担当の管理職にお願いし、トップではなく、管理部長から表彰を受けることにしてもらいました。 労務担当の課長の配慮には深く感謝しています。 事件が起きたのはもう6年も前のことですが、普段は忘れていても、何かの折に思い出し、なかなか精神...
文学

日本通

昨夜民放の某バラエティ番組を観ていたら、様々なジャンルの日本通の外国人が登場し、驚異的な知識を披露していました。 まずは演歌通。 ハワイから来た若干16歳の少年は着流し姿で演歌に関するクイズに的確に答え、最後には「浪花節だよ人生は」を熱唱していました。 ドイツから来た黒人は、翌日日本女性との結婚を許してもらうため、女性の実家を訪問するとかで、テレビ出演よりそっちのほうが緊張するとか。 米国の黒人女性はソウルフルな歌声で「天城越え」を歌いあげていました。 世の中広いですねぇ。 続いてAKB48ファンの外国人たち。 最年長は45才の髪がだいぶ寂しくなったおじさんですが、この人、総選挙やら握手会やらで来日回数は11回。 その都度長期休暇を取っているそうです。 お好きなんですねぇ それに2メートル1センチの大男の少年。 いかにもオタク然としたべたっとした感じで激しくAKB48の踊りを踊る姿は、感動的でさえありました。 意外だったのは、女性外国人のファンが多かったこと。 最後に信長ファンの外国人たち。 みな張りぼての鎧を着て、○○でござるなどという口調でしゃべり、すっかり戦国武将気取り。 昔から...
文学

立冬

今日は立冬ですね。 暦便覧では、冬の気立ち始めて、いよいよ冷ゆれば也と説明しています。 それにしては暖かいですが。 今日から立春まで冬。 昨日、冬物のコートを購入しました。 今着ているものがだいぶくたびれてきましたので。 私はずいぶん寒がりで、職場では股引きをはいたうえに膝かけをしています。 男で膝かけをしているのは私くらいでしょうねぇ。 しかし、寒い季節は嫌いではありません。 暑いと弛緩してしまう感じですが、寒いと引き締まる感じがして、なんだか心地よいのです。 それも冬はほとんど晴れている南関東に住んでいるからでしょう。 正月から雪かきだの雪おろしだの、雪国の冬はしんどかろうと思います。 大学生の頃、新潟から東京に出てきたという友人が、初めて東京で冬を過ごして、人生観が変った、とまで言っていました。 何を大げさな、と思いましたが、きっと素朴な実感だったのでしょうねぇ。にほんブログ村 人気ブログランキングへ
社会・政治

いじめ自殺

いじめ自殺が後を絶ちません。 誠に痛ましいかぎりです。 昔から子ども同士のいじめは存在しましたが、いじめを苦に自殺するということは、ここ20年ばかりの間に顕著になったように思います。 じつは私には前科があります。 小学校四年生の頃級友をいじめ、学校で問題になったことがあるからです。 もちろん、私がいじめた子は自殺にまでは至りませんでしたが、さぞかし心に傷を負ったことだろうと、反省しきりです。 しかも学校はいじめと自殺の因果関係が定かではないとか、いじめそのものが無かったとか、逃げの一手です。 このような学校の態度が、いじめを助長しているものと推測します。 それにしても小学生や中学生の子どもが、自ら命を絶つほど精神的に追い詰められるというのは異常事態です。 自殺願望を持つ者はたくさんいますが、それを実行に移す者はそう多くはないのではないでしょうか。 人間やっぱり死ぬのは怖いし、最後の一線を超えるには極端なうつ状態などの、病的な精神状態になっていなければなかなか実行できるものではありません。 それを易々と越えていく子どもたちの精神状態を思う時、切ないほどに心が痛みます。 この問題、なかなか...
文学

秋雨

今日は朝から冷たい雨が降っています。 なんとなく、気分が沈みます。  うつ病患者には雨が降ると布団から出られない、という人がけっこういます。 私はそこまでひどくはありませんが、冷たい雨はやっぱり苦手ですねぇ。 倦みはてし わが身つつみて 降るものか 濡れゆく屋根の 秋雨の音 めづらしく こころ晴れつつ ながめ入る けふ秋雨の かなしくもあるか いずれも私が敬愛する若山牧水の和歌です。 これらの歌にも憂愁の色が濃くにじみ出ています。 今年の秋は土日出勤が多く、休日の街歩きがなかなかできません。 秋が終わると冬になり、街歩きには適さない気候になってしまいます。 そうなる前に、千葉県内や都内の色々な街を歩き回りたいですねぇ。 私の軟弱な漂泊への思いは、その程度でも満足できるのです。若山牧水歌集 (岩波文庫)伊藤 一彦岩波書店にほんブログ村 本・書籍 ブログランキングへ
映画

パラノーマル・アクティビティ4

千葉市中心部にあるシネコンに出かけました。 観たのは、「パラノーマル・アクティビティ4」。  ホラー映画のシリーズ物の宿命なのか、だんだんお笑いに近づいているようです。 まずは予告編をご覧ください。 第一作で最初の被害者となったケイティが、この作品では魔的存在の代行者に変貌しています。 これまで一貫して取られてきたフェイク・ドキュメンタリーの手法も捨て去り、ケイティが派手に活躍します。 第一作は170万円という超低予算ながら全世界でヒットし、世界のホラー・ファンを震え上がらせました。 その後番外編ともいうべき「TOKYO NIGHT」を含め、第2作、第3作と、ケイティは重要人物ながら映像に登場することはなく、何が何やらわからない恐怖を維持し続けてきました。  しかし第4作にいたって、ケイティは堂々と登場し、悪を代行します。 ここにいたって、物語はかなり分かりやすくなりましたが、意味不明の恐怖というこのシリーズの魅力は半減してしまいました。 残念です。 この手法を使うかぎり、ほとんど永久的に続編を作ることが可能です。 13金シリーズのジェイソンがムーン・ウォークを披露したり、ニュー・ヨー...
社会・政治

サイレント・プア

今日はこの前の土曜出勤の振替でお休み。 久しぶりに9時ちかくまで朝寝を楽しみました。 起きてテレビを付けると、サイレント・プアを扱った番組がNHKで放送されていました。 シングル・マザーでパートの収入だけでは食っていけず、熟女専門のデリヘルで働いているという41歳の女性。 でも完全歩合制のため、しかも平日の昼しか働けないため、日によっては無給だったり、6千円程度しかもらえなかったり。 昔の吉原で言うお茶っぴきですね。 昔吉原の女郎は客がつかないと、お茶をひいて内職したことから、人気が無い女郎の蔑称になっています。 サイレント・プアというのは、生活保護費以下の収入しかなく、生活保護を申請すれば受けられる可能性が高いのに、世間知がなかったり、生活保護を受けることを潔しとせず、沈黙を守っている女性のことを指すようです。 公立図書館などでは7割ちかくが非正規雇用だそうで、二ヶ月ごとに退職させられ、一週間ほど休んでまた同じ職場に就職、ということを繰り返している人が大勢いるそうです。 二ヶ月を超えると長期雇用とみなされ、様ざまな福利厚生が職場に義務付けられることから、これを嫌っての措置だとか。 6...
文学

なんだか酔いました。 舶来のウィスキーをロックで三杯。 その間、ほとんどつまみらしい物を食っていません。 酒がまずくなるからです。 このブログでさんざん体重が減ってきたことを嘆いていますが、要するに私が悪いのです。 栄養よりも酒を、酒よりも睡眠を優先したせいです。 疲労のままに晩飯を食わずに寝てしまったり、わずかのつまみと酒を口に入れただけで横になってしまったり。 でも無理に飯を食えば、横になっても眠ることができず、戻してしまうのです。 困った胃弱者です。 私は若山牧水や尾崎放哉など、破格の大酒飲みの詩歌を好んできました。 彼らは短型詩という限られた制限のある文芸を極めながら、まるでそのストレスを発散するかのごとく、大酒を喰らっています。 酒と文芸は恋人のごとく、親友のごとく、分かちがたく結びついています。 私はただ、ひと時の酔いが、愚かな私の人生に潤いを与えてくれれば、それで満足なのです。 おそらく私は、何事もなしえず、ただ酔生夢死の余生を送るのでしょうから。
文学

お話

秋晴れの良いお天気でしたが、今日は出かけることも無く、一日、静かに家で過ごしました。 もうじき木枯らしが吹き始め、そうしたらますます家に籠る休日が増えるんでしょうね。 いたし方ありません。 明日は土曜出勤の振替でお休み。 「パラノーマル・アクティビティ4」を観に行こうかと思っています。 このシリーズ、番外編の「TOKYO NIGHT」も含め、すべて劇場で観ています。 低予算で恐怖度満点のPOVです。 それにしても私のホラー映画好きも病膏肓に入るの部類と見えて、話題のホラー映画が劇場公開するといても立ってもいられず、見逃したりなんかしたらDVDが発売される前から予約してしまいます。 昔から怖いお話が好きでした。 私が6歳の頃、初めて広告の裏を使って書いたお話が「ドラキュラの歯は無い」というもの。 加齢により歯を失ったドラキュラがナイフやフォークで人を襲うという他愛の無いものですが、鋭い牙がつきもののドラキュラに歯が無かったらさぞかし難儀するだろうというその時の発想は、今と大して変わりません。 恐怖にブラック・ユーモアをからめるのが幼児の頃から好きだったものと見えます。 三つ子の魂百までと...
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