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映画

ヨコハマメリー

かつて横浜に、メリーさんと呼ばれる伝説の街娼がいたことは、私も知っていました。 このたび、メリーさんの足跡を追ったドキュメンタリー「ヨコハマメリー」を鑑賞しました。 歌舞伎役者のように顔を真っ白に塗り、純白のドレスを着て横浜の町に立ち続けたメリーさん。 終戦直後は米軍将校相手に春を売る、いわゆるパンパンでした。 その当時はそういう女性はたくさんいて、メリーさんも目立たぬ存在だったに違いありません。 驚くべきは、1995年、74歳までホームレスの街娼であり続けたこと。メリーさんです。 映画は彼女と交流があった、ゲイで男娼経験もある、飲食店経営をしながらシャンソン歌手を続ける元次郎さんへのインタビューを中心に構成され、メリーさんその人が出てくることはほとんどありません。 地元の人はメリーさんの他に、その気位の高さから皇后陛下と呼んだり、その奇抜な衣装からキンキラキンさんと呼んだりしていたようです。 一説には恋仲になった米軍将校が国に帰ってしまい、しかしいつかは日本に迎えに来てくれるかもしれないと、横浜を離れられなかったとか。 いずれにせよ、そのミステリアスな生き方は、多くの人の関心を引きま...
その他

サンディ

米国ニュー・ヨーク周辺を襲った台風、サンディ、猛烈な被害をもたらしたようです。 ニュースで見て驚いたのは、あるアパートの壁が完全にはがれ、それぞれの部屋がまるでおもちゃの家のように丸見えになっていたこと。 日本では屋根瓦が飛ばされたりしますが、壁がそっくり取れちゃうというのは聞いたことがありませんねぇ。 大規模停電も起きたやら。 米国の大都市は頻繁に停電するんだそうで、だから発電機が地下室にあったりするんでしょう。 超大国である米国のインフラが意外に脆弱なことに驚きました。 嵐の前の静けさなんて言いますが、大統領選の最中、本物の嵐が先に来てしまい、オバマ大統領はサンディ対策に奔走することで支持率を伸ばしているとか。 何が幸いするかわかりませんねぇ。 それにしても米国はなんで台風に人の名前を付けるのでしょうね。 十数年前まではもっぱら女性の名前を付けていましたが、男女差別だということで男女の名前を交互に付けることになったようです。 気まぐれでヒステリックな台風を女性に見立てるなんて洒落ていると思いますが。 毎回名づけているのは誰なんでしょう。 わが国で言う気象庁にあたる役所の人ですかねぇ...
思想・学問

持ち時間

昨日・今日と続いた漢籍文化の国際シンポジムが終わりました。 日本・中国・台湾などの漢籍の研究者が集まって、200名程度の聴衆の前で発表や討論を繰り広げ、私は映写室からそれをぼんやりと眺めていました。 日本人研究者と中国人・台湾人研究者との顕著な違いは、持ち時間に関する感覚。 日本人研究者はみな持ち時間を守りますが、中国・台湾の先生方は、10分や15分、超過して平気です。 中には40分も超過した強者がいました。 もともとの持ち時間は20分なのに、1時間も熱弁を奮うのだからかないません。 しかも馬鹿でかい声で。 高感度マイクがあるのだから、大声を張り上げる必要などありません。 日本人は時間に精確だとよく言われますが、このシンポジウムを見ていて本当にそうだなぁ、と思いました。 それと、日本人研究者はパワー・ポイントを使うのに対して、中国・台湾の研究者はワードを使うのが気になりました。 言うまでもなく、ワードはいわゆるワープロ・ソフト。 文章を書くためのソフトです。 パワー・ポイントはプレゼンテーションを効果的に行うために開発されたソフト。 見る側からはもちろん、発表する側からしてもパワー・ポ...
社会・政治

人事下手

田中真紀子文部科学大臣、外務大臣の時の教訓を生かしていると思われ、大人しくしていました。 しかしこのたび、驚愕の政治判断を下しました。 大学設置審議会の長期にわたる審議の末、設置が認められた三つの大学や学部の設置を認めない、とちゃぶ台返しのようなことをやらかしたのです。 私も新しい学部の設置事務に携わったことがありますが、膨大な量の書類の提出を文部科学省に求められ、たいへんしんどい仕事でした。 それを2年も続け、審議会は慎重に審議し、設置を認める答申が文部科学大臣に提出されれば、事実上新設OKということです。 三つの大学、学部は文部科学大臣による最終的は決裁を、今や遅しと待ち受けていたことでしょう。 今度の春の入試要項を印刷していまった学校法人もあるやに聞き及びます。 もちろん、大学や学部の新設を許可するのは、文部科学大臣の専権事項です。 したがってこのたびの田中大臣の判断は、手続き上の瑕疵はありません。   しかし、この三十年、審議会の答申を大臣がひっくり返したことはありません。 いったい田中大臣は、きちんとそれぞれの大学、学部が提出した書類及び答申の中身を精査したのでしょうか。 私...
文学

文化

今日は文化の日ですね。 悲しいかな、私は職場で昨日に引き続き開催される漢籍文化の国際シンポジムのため、出勤です。 漢籍文化ということで、パネリストも講演者も客も中国人だらけ。 ちまたで言われているほど、彼らのマナーは悪くありません。 さすがは研究者やそれに準じる人たちと言うべきでしょう。 文化の日とは言いますが、元をただせば明治天皇の誕生日。 戦前までは明治節という祝日でした。 みどりの日を昭和の日に改めたように、文化の日も明治の日と改めたらどうかと思います。 長い鎖国の夢から醒めて、冷酷非情な帝国主義全盛の時代にわが国を帝国主義列強の地位にまで押し上げた先人の苦難の歴史に思いを致す日としたほうが、趣旨に沿うと思います。 文化の日では、何が何やらわかりません 降る雪や 明治は遠く なりにけり と、中村草田男が詠んだのは昭和6年のことだったとか。 明治が終わって21年後のことですね。 すると平成の御代も24年。 昭和は遠くなりにけり、といったところでしょうか。炎熱―中村草田男句集 (ふらんす堂文庫)横澤 放川ふらんす堂にほんブログ村 人気ブログランキングへ
仕事

国際シンポジム初日終了

今日・明日の漢籍文化に関するシンポジウム、初日が終了しました。 私はひたすら映写室に籠ってパワー・ポイントや照明をつけたりけしたり。 中国人研究者が多く、へたくそな日本語に辟易しました。 なんだかどっと疲れましたね。 これが明日の土曜日も続くかと思うとうんざりします。 研究者のみなさんはやや興奮気味。 私には理解不能です。 明日の振替は明後日、月曜日。 なんだか近頃土日出勤が多くて嫌になります。 それで飯を食っている以上、しかたないんですけどね。 今日は夜八時から私が出演しているNHK松山放送局の番組が放送されます。 四国限定ですが。 タイトルは、しこく8。 四国のみなさんは是非ご覧ください。 後に全国放送をしたいと言っていましたから、それが決まったらこのブログでアナウンスします。にほんブログ村 人気ブログランキングへ
仕事

映像音響

明日・明後日と職場の講堂で国際シンポジウムがあります。 中国人研究者がたくさん来ます。 漢籍のシンポジウムなので。 今日はその準備に追われました。 私の分担は、映像音響。 講堂裏の映写室のような所にこもって、パワー・ポイントの時は照明を落とし、パネルディスカッションの時は明るくします。 マイクの音量が適切でない場合には、その映写室のような所で音量を調節。 パワー・ポイント使用時はプロジェクターを起動させます。 難しい仕事ではありませんが、丸2日、映写室から出られません。 難儀なことです。 今は大学院の博士論文の出願受付期間中だというのに。 重なる時は重なるものですねぇ。にほんブログ村 人気ブログランキングへ
その他

ネクタイ

昨今はスーパー・クールビズとかで、5月1日から10月31日までノーネクタイです。 一年の半分も軽装というのはどこか間抜けな感じがします。 この期間、ポロシャツで来る者、どこで買ったんじゃ?と思うような派手な花柄のシャツを着て来る者、単にYシャツにネクタイを外しただけの者、様々です。 その期間も終わり、今日からネクタイ族。 うざったいですねぇ。 ネクタイを締めると気持ちが引き締まり、やる気が湧くという者もいますが、私は首に縄をかけられたみたいで嫌ですねぇ。 まさに社畜という感じ。 17世紀頃、欧州で兵士の無事を祈って恋人や家族が首にスカーフを巻いてあげたのが発祥だという説が有力なようです。 すると元々は軍装だということになりますね。 現代の会社を戦場に喩える人もいますから、サラリーマンがネクタイを締めるのは元々の意味に合致しているのかもしれません。 珍説では、男性が自分の陽物をシンボリックに見せるためだ、という話を聞いたことがあります。 太いネクタイを締めれば、おれのはこんなにでかいんだぞ、という意味になるというわけです。 そういう見方をすると、細いネクタイが流行ったり、太いのが流行った...
映画

ハロウィン

今日はハロウィンなんだそうですね。 元々はケルト系民族の土俗的行事。 キリスト教とは何の関係もありません。 ケルト系民族はこの日に精霊や魑魅魍魎が跋扈すると考え、それを防ぐ日だったようです。 現代では、米国、英国などで盛んで、イタリアやスペインなどの南ヨーロッパやロシアなどでは行われていないようです。 わが国では舶来のお祭りということで、20年くらい前からお祝いするようになりました。 面白いのは、ドイツでも同時期に流行り始めたこと。 同じ敗戦国として、戦勝国の米英の習慣を取り入れたということでしょうか。 そう考えると、あまり面白くありません。 私としては、ブギーマンという殺人鬼が活躍するホラー映画「ハロウィン」シリーズがなじみ深いものです。 その残酷な活躍ぶりは、13金シリーズのジェイソンや「エルム街の悪夢」シリーズのフレディに勝るとも劣りません。 わが国でいえば、「リング」シリーズの貞子や「呪怨」シリーズの伽椰子、「富江」シリーズの富江にあたるでしょうか。 面白いのは、わが国にはダーク・ヒーローがおらず、ダーク・ヒロインばかりということ。 やっぱり幽霊といえば美人で若い女性が怖いとい...
仕事

残業

今日は2時間の残業になりました。 担当替えしてから、明らかに仕事が後手後手にまわっています。 まだ慣れないせいもあり、あまりにも幅が広いせいもあり。 昔だったら、2時間の残業なんてへっちゃらだったのですが、精神障害を発症して以来、残業すると異常に疲労します。 精神科医からは残業を禁じられていますし。 しかしそうは言っても、フルタイムで働いていれば、状況によって残業を余儀なくされることは致し方ないことです。  その分、お手当も出ますしね。 しかし躁状態の時浪費をして以来、私はお小遣い制になってしまい、残業しても手元に入るわけではなく、家計費が潤うだけです。 昔は手取りの50%を家計費に入れるということにしており、手取りが増えれば私が自由になる金も増えていたのですが、今は月わずかに7万円をもらえるだけです。 手取りが30万円だったら15万円がお小遣いになっていたわけで、今はその半分ももらえません。 生まれてこの方、今が一番自由になる金が少ないですねぇ。 躁状態の時に浪費して後で後悔するという患者はかなり多いようで、なかには株に手を出して自己破産に追い込まれる人もいるやに聞き及びます。 それ...
精神障害

未知の世界

今朝、体重を量ったら、52.7キロになっていました。 成人以降、53キロを切るのは初めての経験です。 ついに未知の世界に足を踏み入れてしまいました。 体重計の数字を見て、私の脳裏には、体重減少の原因となった、3月5日の父の死を思い起こさずにはいられませんでした。 浅草寺病院の辺りはうっすら雪が降り、寒い日でした。 病室からは、浅草寺の五重塔が輝いて見えました。 あれほど鮮烈で美しい仏塔は他に知りません。 そしてその威容を前にして、あれほど巨大に見えた父は、衰え、小さくしぼんでいました。 五重塔の強烈な美は私を圧倒し、父の小さくなった姿は私を打ちのめしました。 あれからもうじき八か月。 私の体重は21キロも落ちてしまいました。 正直、こんなことが私の身に起ころうとは想像もしていませんでした。 3~5キロくらいは落ちるかもしれないと思っていましたが、21キロとは。 しかし、私の精神はいたって元気なのです 私の過去の精神病歴を考えれば、精神に変調を来しそうなものですが、なぜか今回は胃袋に来たようです。 腹も減るし三度の飯を食ってもいるのですが、すぐに腹が張って、以前の半分くらいしか食えなくな...
美術

刺青

先ほどまでバラエティー番組で、刺青を入れた若い女性数名と、刺青を入れることに反対する芸能人数名の座談会をやっていました。 刺青を入れようが入れまいが成人ならば勝手でしょうに。 それをなんでまたテレビ番組に呼んで入らぬお節介をするのでしょうね。 刺青を入れていると、一般社会で生きづらくなることは間違いないでしょう。 橋下大阪市長も市職員の刺青を禁じるような発言をしていましたし、健康ランドもたいていは刺青お断りですし、接客業のほとんどは刺青を入れているだけで採用されないでしょう。 おそらくまともな親なら倅が刺青を入れた女と結婚すると言ったら反対するでしょう。 しかしだからこそ、刺青には独特の価値があります。 すなわち、一般社会の常識とは背を向けて、生涯闇社会で生きていくのだという覚悟を示すには、簡単には除去できない巨大な刺青を全身に入れることが効果的です。 だからヤクザは刺青を入れるのでしょう。 それをファッションだとか個人の自由だとか言って刺青を入れ、しかし偏見や差別に反対だというのは、自己矛盾でしょうね。 世間から嫌われるようなものだから入れているのでは? それだけが唯一の価値なのでは...
映画

エクソシスト リターンズ

市販の風邪薬を飲んで横になっていたら、微熱も下がり、調子が良くなってきました。 すると悪い癖が出て、止せばいいのにDVDを借りに行ってしまいます。 すぐ隣がGEOなんですよねぇ。 近いのが良いのか悪いのかわかりません。 歩いて五分ほどの所にはTHUTAYAもあります。 駅に至近のマンションには誘惑がいっぱいです。 今日は「エクソシスト リターンズ」を鑑賞しました。 「エクソシスト」と言えば1970年代に「オーメン」シリーズとともにオカルト映画の大ブームを巻き起こし、当時小学生だった私は震え上がりながら夢中で観たものです。 最近はやらせで悪魔祓いをやる偽エクソシストが本物に出くわしてえらい目に会うだとか、悪魔の存在を証明したくてわざと悪魔祓いの手を抜き、強大に成りすぎた悪魔にやられちゃうだとか、パターンも様々になってきました。 そんな中、「エクソシスト リターンズ」は王道のエクソシスト物でした。 女子大生に悪魔が憑き、周囲は戸惑い、最後には40年前悪魔祓いの最中に悪魔憑きの少女を死なせてしまったという過去を持つ司祭が登場。 40年ぶりのがちんこ対決というわけです。 変な言葉でしゃべったり...
その他

微熱

今朝目が覚めたら変に寒く、腰のあたりに鈍痛がするため、熱を測ったら微熱がありました。 このところ急激に気温が下がりましたから、体がついていけなかったようです。 今日は無理をしてでも出勤しなければならないような急ぎの仕事や会議もないため、大事をとって休もうと思います。 とりあえず常備している市販の風邪薬を飲みました。 効くときはびっくりするくらい効きますが、本格的な風邪となったら市販薬ではどうにもなりません。 どっちこ転ぶかは、夕方には分かるでしょう。 熱が上がっていくようなら夕方かかりつけの内科に行こうと思います。 私が10年来通っている内科医、町医者の鏡のような人です。 診察開始は一応9時からですが、患者が来れば待たせるのは悪いと思うのか、8時でも診察を開始します。 そのせいで、土曜日などは8時20分くらいには待合室が満員になってしまいます。 空いているのは平日の18時以降で、私は家族性の高コレステロールのため、隔週でコレステロールを下げる薬をもらっていますが、いつも金曜日の仕事帰りに寄ります。 空いていると内科医は暇なせいか色々と世間話をしてきます。 主に健康に関することですが。 ...
精神障害

未熟児

雨に閉じ込められて1時間半も昼寝してしまいました。 おかげで、頭すっきり。 放送大学で履修している今日のメンタルヘルスの印刷教材をなんとなく読んでいました。 そこに、差別的ともとれる記述が。 未熟児の場合、母子が引き離されて乳幼児期を過ごすため、適切な愛情関係を築くことが難しく、長じて精神疾患を発病する可能性が高いそうです。 へぇ。 私は予定日より二ヶ月早く生まれ、1,800グラムの未熟児だったんですよねぇ。 幸い保育器に入るほどではなかったらしいですが、未熟児ゆえに30代半ばに達して精神障害を発病した、なんてしたり顔で言われると、ドン引きしますねぇ。 私と母の関係性はごく普通で、べつだん愛情を感じなかった、ということはありません。 世間並みだったと思います。 人並み外れて強い愛情を受けたという覚えはありませんが。 西洋の心理学だとか精神医学というもの、何か勘違いしている点が多々あるような気がしますねぇ。 なんでもかんでも性欲に結び付けようとしたフロイトをはじめ、どこかもっともらしい理屈をつけて、それで満足しているような気がします。 そうかと思うとロボトミー手術という暴力的な患者をほと...
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