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その他

生誕祭

明日は私の43回目の誕生日。 今夜は生誕前夜祭です。 明日は生誕祭のため休暇を取りました。 生誕祭のクライマックスは8月25日(土)から27日(月)の中禅寺湖畔での避暑。 誰も祝ってはくれませんから、自分で勝手に祝うのです。 昭和22年の日本人男性の平均寿命は50.06歳。 まさに人間50年だったわけです。 その頃なら、43歳といえばもう老人でしょうか。 それが年々平均寿命は延びて今は日本人男性は78歳。 老人だったはずの40代半ばは鼻たれ小僧になってしまいました。 現に当時47歳の谷崎潤一郎のことを、某雑誌で谷崎翁と書いてあって、驚いたことがあります。 近頃40代の男性には、アンチエイジングとか称してシミを消したり奇妙な液体を注射して皺を伸ばしたりすることが流行っているやに聞き及びます。 誠に愚かな行為と言わざるを得ません。 少々若く見えたからと言って、どうということはありません。 人間生きている限り必ず老いるもの。 不老長寿は人類永遠の夢であり、絶対に叶うことのない儚い夢でもあります。 古くは不老長寿の秘薬を求めてあっちこっちに使者を遣わした中国の皇帝がいたり、ハンガリーのある伯爵...
思想・学問

政権

今日は源頼朝が征夷大将軍に任じられた日。 1192年のことです。 中学生の頃、いいくに(1192)作ろう鎌倉幕府と年号を覚えた方も多いのではないでしょうか。 もう820年も前なんですねぇ。 先日江戸東京博物館に二条城展を観に行きましたが、徳川慶喜が大政奉還する前、諸大名にその旨を告げた文書が展示されていました。 藤原摂関家の摂関政治に始まり、保元・平治の乱を経て平氏が政権を握ってから武家が政権を握ることになった経緯から説き起こし、宗家徳川家康による江戸幕府の2百数十年も含め、天皇が自ら政権を握ることは無かったことが淡々と語られた末、わが国古来の天皇による親政に戻るべきことが語られていました。 そこには薩長軍による倒幕に敗れた悲哀も、江戸無血開城の悔しさも感じられず、徳川慶喜という人が冷徹なリアリストであったであろうことが感じられました。 挙句、江戸は東京という屈辱的な名前を押し付けられ、薩摩や長州、土佐や肥前の田舎侍が洋装に身を包んで空威張りし、ちょっと視察で来たはずの天皇の東京滞在は今もなお続いています。 だいたい東の京とは何事ですか。 江戸という親しまれた名前を棄てなければならない...
思想・学問

仏教と精神分析

昨夜は「仏教と精神分析」という書物を一気に読破しました。 心理学者で精神分析学者でもある岸田秀と、仏教学者の三枝充悳との対談集です。 例によって亡父の蔵書から頂戴してきた物です。 まず驚いたのは、岸田秀の東洋思想に関する無知ぶり。 寒山拾得の故事も知らず、唯識という言葉すら知らなかったのですよねぇ。 私はわが国で学者と言われるくらいの人は、専門が何であれ日本古典、漢文、仏教、儒教、神道などのわが国の精神文化を支えてきた物を一般教養として身につけているものだと思っていましたが、西洋かぶれの心理学者にはそんな物興味がなかったようです。 岸田秀といえば1980年代、世の中のすべては幻想だとする唯幻論や、人間は本能が破壊されているから自我を発達させたなどの説を唱えて颯爽と論壇に踊りだし、ニュー・アカデミズムの先がけとなった人です。 私も学生の頃、この人の著作を何冊か読みました。 当時から、この人の思想が仏教の唯識論に似ていることはたびたび指摘されていましたが、この対談集でもかなり突っ込んで唯幻論と唯識について語られていました。 私は一時期唯識論にはまり、続けて何冊か唯識の解説書のような物を読み...
美術

二条城展

今日は江戸東京博物館に二条城展を観にいってきました。 この博物館、都内にしては珍しく、巨大駐車場があるのですよねぇ。 その分行くのが気楽です。 二条城展は、徳川家康による造営から、徳川慶喜による大政奉還までの徳川家の栄枯盛衰を追いながら、襖絵や天井画の実物が展示されていました。 京都から外して持ってきたんでしょうねぇ。 今京都の二条城に行ってもお宝が観られないということで、得した気分。 それにしても武家政権が好む美術というのは荒っぽいものだ、という印象を受けました。 二の丸御殿大広間の「松鷹図」など、巨大な上に鷹があり得ない比率の大きさで描かれており、縮み志向の日本美術の中では、異色です。 権力者だけあって、金ぴかのやかんの様に大きな酒盃だの、派手さが目に付きました。  後水尾天皇に嫁した徳川秀忠の娘、東福門院の木像には、菊の御紋と葵の紋が並んで彫られており、これは不敬なんじゃないかと思いました。 徳川将軍家はかしこきあたりと並び立つと言いたかったんでしょうけれど。 暑さ厳しいせいか、館内はエアコンが効いていますから、けっこう客が入っていました。 帰り、ドトールで休んでいると、イタリア...
その他

めがね

今日は眼鏡を購入しに千葉市中心部に出かけました。 千葉中央公園では親子三代夏祭りという催しを開催しており、この暑い中、歌ったり踊ったり、誠にご苦労なことです。 今使っている眼鏡は7年前に購入したもので、コーティングが取れてきて若干見えにくくなってきたので、やむを得ざる仕儀というわけです。 レンズは、コーティングが最も強力で、しかもパソコンなどから発している青い光を大幅にカットするという最高級の物を選びました。 職場ではほぼ一日中パソコンをいじっているので、疲れ目防止になってくれればと思いまして。 レンズだけで35,000円しました。 フレームは顔にフィットしてかけ心地が良かったので、見た目は二の次でナイキのスポーツタイプの物にしました。 スポーツはしないんですけどね。 フレームは格安の13,000円。 レンズが進化したせいで思わぬ出費になってしまいましたが、毎日使う物なので、少々の出費はいたし方ありません。 出来上がるのは8月28日。 メーカー特注のレンズ加工だそうで、ずいぶん時間がかかります。 安い眼鏡を買って日々ストレスを感じるよりはよほど良いでしょう。ナイキ【NIKE】メガネフレ...
映画

デビル・インサイド

午後は恒例のDVD鑑賞です。 観たのは、エクソシズムをフェイク・ドキュメンタリーの手法で描いた「デビル・インサイド」。 1989年、マリア・ロッシは悪魔祓いの儀式を受けている最中、超自然的な力を発揮して司祭2人と修道女1人を殺害してしまいます。 心神喪失で無罪とされ、ローマの精神病院に強制入院させられます。 20年後、マリア・ロッシの娘は母親に会いにはるばる米国からローマを訪れます。 そこで目にした母親は、完全に狂気にとらわれていて、娘を認識することすらできません。 娘はバチカンにある公式エクソシスト(悪魔払い師)養成学校を訪れ、二人の司祭と知り合います。 1人はローマ教皇庁公認の公式エクソシスト。 もう1人は精神科医の資格を持つ司祭。 この2人に協力を求め、母親をエクソシズムによって救おうとします。 しかし母親に憑いているのは、何人もの弟子を従えた強力な悪魔。 多重憑依であることが判明します。 母親に悪魔祓いの儀式をほどこす間、精神科医の資格を持つ司祭に乗り移り、司祭は洗礼を授ける際赤ん坊を聖水の入った盥で赤ん坊を溺死させようとし、逃げ帰りますが自分に悪魔が憑いたことに絶望して自殺。...
文学

暑い

昨日も今日も馬鹿馬鹿しいくらい暑いですね。 これでは外に出られません。 若いうちはともかく、40を過ぎれば知らぬ間に体力が落ちているでしょうから、熱中症になってしまう危険性が多いにあります。 そこでやむなく、エアコンの効いた室内にこもっていることになります。 外に出ないかぎり、避暑地にいるのと同じことですから。 かつてエアコンが普及していなかった頃、過酷なわが国の夏を人々はどうすごしたのでしょうね。 風鈴を吊るそうが、打ち水をしようが、怪談話を聞こうが、暑いことには変わりありませんし。 わが国だけでなく、遠く欧州でも夏は過酷だったでしょう。 イタリアの作曲家、ヴィバルディの協奏曲集「四季」でも、協奏曲第二番「夏」の曲調は暗く、重苦しげです。 ことごとく 団扇破れし 熱さ哉  いらいらと 暑しや雨の むらかわき 炎天や 蟻這い上がる 人の足 いずれも正岡子規の夏の句です。 いかにも暑そうですねぇ。 結局のところ、明治の日本人はひたすらに暑さに耐える他なかったようです。 平均寿命が短い道理ですねぇ。 自然の気候に耐えられないやつは死ね、ということでしょう。 人は多く、夏の終わりと冬の終わり...
文学

上陸

香港の活動家が尖閣諸島の領有を訴えて、昨日魚釣島に上陸しましたね。 なかなか過激なことをやってくれちゃいます。 驚いたのは香港の船に海上保安庁の船が接触し、強引に進路を変えさせたこと。 強制接舷という方法だそうで、初めて見ました。 解説によると、あれはわが国領海から追い出すためのものではなく、魚釣島で待ち構える30人の警察官がいる場所に上陸させるようにするためだったとか。 案の定、香港の活動家達は呆気なく御用となりました。 わが国政府は法に則って彼らを強制送還させる方針だそうですね。 現在の中国の軍事力をみると、陸軍は強大ですが、海軍は海上自衛隊よりも船の数も少なく、練度も低いため、おそらくいきなり侵略ということはないでしょう。 中国は力の信奉者。 かつての台湾危機の時も、今にも台湾に軍を送るようなことを言っておいて、米軍が原子力空母1隻を差し向けただけで、何事も無かったかのように大人しくなりました。 したがってわが国の海上自衛隊が中国海軍よりも優勢な場合は大事にはなりますまい。 しかし海軍力を急ピッチで整備している中国のこと。 5年後、10年後に彼我の軍事バランスがどうなっているかわ...
映画

ヒミズ

園子温監督の話題作、「ヒミズ」をDVDで鑑賞しました。 園監督の作品は、「冷たい熱帯魚」や「愛のむきだし」など、問題提起しながらも面白い名作もありますが、「自殺サークル」や「紀子の食卓」など、独りよがりで退屈な作品も多く、むらっけの多い監督なのかなと思います。 で、「ヒミズ」。 中学三年生の男女の淡い恋愛は瑞々しいですが、少年特有の自分勝手な正義感が鼻につき、しかも絶叫場面が多いのと、被災地の映像をやたらと流すのには閉口しました。 期待はずれの凡作としか言いようがありません。 独特の視点で暴力やこの世の暗黒をエンターテイメント性豊かに描くことができる監督だけに、残念です。 救いは、主演の少年と、彼に恋する少女を演じた2人の熱演を引き出し、世に知らしめたことくらいでしょうか。 お勧めできない作品です。ヒミズ コレクターズ・エディション 染谷将太,二階堂ふみポニーキャニオン冷たい熱帯魚 吹越満,でんでん,黒沢あすか,神楽坂恵,梶原ひかりHappinet(SB)(D)愛のむきだし 西島隆弘,満島ひかり,安藤サクラ,渡辺真起子,渡部篤郎アミューズソフトエンタテインメント自殺サークル 石橋凌,永...
文学

夏季一斉休業

今日と明日の2日間、私の職場は夏季一斉休業。 この他に、7・8・9月の間で都合の良い連続する3日間、夏季休暇を取得できることになっており、私は8月25日(月)から8月27日(水)にお休みし、土日と併せて5連休として、中禅寺湖畔のホテルで短い避暑を楽しむ予定です。 中禅寺湖畔の気温を調べたら、最高気温が22度程度。 かなり涼しく、軽井沢や那須よりも気温が低いようです。 明治初期、欧米の外交官らが大挙して中禅寺湖畔で夏を過ごし、外務省は夏の間中禅寺湖畔に移動するとまで言われたそうです。 もう8月も後半に入り、夏のピークを超えたようですが、実は本当に暑いのは残暑だったりします。 お金と時間があれば、ひと夏丸々避暑地で過ごしたいものですが、安サラリーマンの私にはそんなことは夢のまた夢。 2泊3日の短い避暑といえども、財布にはかなりしんどい贅沢です。 本当は9月末の涼しくなった頃に休暇をとって、京都へでも行きたいと思っていたのですが、9月に入ると職場は夏休みモードからお仕事モードに切り替わり、月に6本も会議に出席しなければならず、会議前後には準備や後始末があるため、連続して3日休むというのはなか...
文学

少年小説

私は一時期、「少女の友」という戦前の雑誌に興味を持ち、川端康成の「乙女の港」などの少女小説を耽読したことがあります。 それは誠に麗しい世界で、やや同性愛的でもありました。 最近、同時期に書かれた少年小説で、最も有名な、佐藤紅緑の「ああ玉杯に花うけて」という作品を読む機会に恵まれました。 タイトルは旧制第一高校の寮歌のようです。 20数年前までは、毎年寮歌祭というのが開かれ、旧制高校出身のおじいちゃんたちが、学ランを着て暑苦しい歌を歌って喜ぶ姿がテレビで放送され、私は化け物でも見るような気分で眺めたものです。 少女小説とは正反対で、こちらはまた、ずいぶんとむさ苦しい小説でしたねぇ。 むやみと喧嘩をしたり、感激して涙ぐんだり、説教がましい言説が頻繁に登場したり。 こんな暑苦しい少年なんてそうそうみかけません。 それとも戦前はそういう少年が多かったんでしょうか。 私は中年おやじですが、どうも少年小説の熱血ぶりにはついていけないようで、嘘くさくて麗しい少女小説のほうが趣味に合っているようです。 もう一つ驚いたのは、当時映画(活動写真と記されていましたが)を観るのは、不良少年か社会の下層階級にあ...
文学

心性

敗戦の玉音放送を、多くの日本人は茫然自失の状態で聞いたことでしょう。 16年前79歳で亡くなった祖母は、敗戦時、20代後半。 米軍が進駐してくれば、必ず暴行を受け、子どもらは殺害されると信じ、懐に短剣を帯びて、いつでも死ぬつもりだったと言っていました。 それだけに連合軍の比較的穏健な統治に拍子抜けしたようです。 しかし私の祖母がそのような覚悟を決めていたということは、多くの日本人が同じ気持ちであったろうと推測します。 そして子を戦いで失った親達の嘆きはいかばかりであったでしょう。 祖国の勝利を信じて散った兵士とその親は、敗戦という事態を受け止めることが困難であったことでしょう。 たたかひは 永久(とわ)にやみぬと たたかひに 亡(う)せし子に告げ すべあらめやも たたかひに 果てし我が子の 目を盲(し)ひて 若し還り来ば かなしからまし 釈迢空の和歌です。 歌人、釈迢空としてより、国文学者にして民俗学者、折口信夫(おりくちしのぶ)としてのほうが有名かもしれません。 彼は戦争末期、養子を戦場で失います。 その呆然と、敗戦の衝撃が、彼を激しく動揺させ、上記のような歌が詠まれたものと推測しま...
文学

身はいかに

身はいかに なるともいくさ とどめけり ただたふれゆく 民をおもひて 今日は67回目の終戦記念日ですね。 冒頭は、敗戦直後の昭和天皇の御製です。 わが国と世界の繁栄を祈念いたします。
その他

火星探査

NASAが打ち上げた無人火星探査機、キュリオシティが無事火星に着陸し、鮮明な映像を送ってきました。  まるっきり砂漠ですねぇ。 キュリオシティ、これから付近の地図を作製するとともに、各種分析機器を駆使して火星にかつて生命が存在した可能性を探るそうです。 そんなことを無人で行ってデータだけ地球に送ってくるとは、なんとも健気なやつです。 キュリオシティとは好奇心といったほどの意味。 人間の知的欲求とは際限のないものですね。 金銭欲や名誉欲、出世欲よりも質が悪いかもしれません。 人間が知り得ていることなどごくわずかで、調べれば調べるほど、新たな謎が発見されるわけですし、一生のうちに得られる新たな知見などごくわずかですから、研究者というのは永久機械のように一つところをぐるぐる回っているかのごとくです。 火星といえば、先ごろ亡くなったレイ・ブラッドベリの「火星年代記」を思い出しますねぇ。 内容はほとんど忘れてしまいましたが、中学生の頃夢中で読んだ記憶があります。 ブラッドベリ独特の、詩情あふれる、それでいてどこかシニカルな、SFの名作でした。 映画では「マーズ・アタック」というSFコメディが記憶...
社会・政治

ルール違反

男子サッカーの3位決定戦の後、韓国選手が竹島は韓国の領土だと記したプラカードを掲げてグラウンドを走り回ったことが問題になっていますね。 くだんの選手はオリンピック委員会の要請によりメダル授与式を欠席、銅メダルを一人だけ授与されていないそうです。 9月中旬にはFIFAおよびIOCが正式な処分を下すとか。 オリンピック憲章では政治的な活動は厳禁されており、それに抵触したということのようです。 しかし何をとち狂ったのか、韓国オリンピック委員会は、日本オリンピック委員会に謝罪のメールを送ってきたことが報道されました。 なんと言う勘違い。 日本オリンピック委員会はこの問題について沈黙を守っており、第一2国間の問題ではなく、オリンピック憲章に違反した、ルール無視の行動が問題視されているのであって、政治的主張の中身は問題にされていません。 それなのに日韓間の問題であるかのように振舞う韓国オリンピック委員会の気が知れません。 でも多分、韓国人選手のあの行動は、日本を利することになったように思います。 まず、韓国政府の立場は、日韓間に領土問題は存在しないというものなのに、自ら問題が存在するかのように振舞...
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