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映画

リピーターズ

今宵はタイム・ループをテーマにしたSF映画「リピーターズ」を鑑賞しました。 ドラッグ依存症患者の更生施設で日を送る若者たち。 そのうちの若者二人と少女一人が同じ時間帯に感電してしまいます。 すると不思議なことに、三人は同じ日を繰り返すことになるのです。 それは水曜日の午前7時半、更生施設職員の声で起こされることから始まります。 同じ場所で同じような諍いや出来事が起きます。 最初は途方に暮れる三人。 しかし、今日やったすべてのことは、夜が明ければまた今日になるため、チャラになることに気づき、三人は無軌道に突っ走り始めます。 酒屋に銃を持って押し入ったり、気に食わないやつを痛めつけたり。 思い立って、良いことも試みます。 ニュースでダムに投身自殺した者がいると知って、助けるのです。 しかし良いことも悪いことも、朝になればすべては喪われてしまうのです。 酒屋に強盗に入ったことも、自殺者を食い止めたことも、すべてはこれから起こる今日の出来事です。 毎日同じ自殺者を救いに行こうと思うでしょうか。 若者の一人はエスカレートして、強姦を犯したり、挙句の果てには警官を殺害したりしてしまいます。 彼は永...
文学

冷たい雨

今日はなんだか冷たい雨が降って、体がだるい一日でした。 良くないコンディションのなか、来週の会議資料作成やら、2時間の会議出席やら、かなり無理やり働いた感じです。 精神科医も、リワークでも、体調が悪い時は勇気をもって休め、と言いますが、働いている以上、体調が悪くても無理しなければならない場面はけっこう多いですね。 程度の問題で、その日の仕事の重要度と自分の体調を秤にかけて決めるということでしょうか。 仕事をする=無理をすることだと、働き始めて20年、実感します。 加齢による体力の衰えにプラスして、精神障害による衰えがあるのでなおさらなのでしょうねぇ。 40代前半でこんなに疲れやすくて、定年までもつのか心配です。   大寒や 転びて諸手 つく悲しさ 俳句の魔術師、西東三鬼の句です。 大寒にこけるとは寂しい句です。 一方、 大寒の 薔薇に異端の 香気あり  という、まさに言葉の魔術師らしい、俳句としては反則ともいうべき美しい句もあります。  明日は大寒。 この寒い冬を乗り切れば、少しは精神上の脆弱さが改善されるのでしょうか。にほんブログ村本・読書 ブログランキングへ↓の評価ボタンを押してラ...
社会・政治

金看板

立て続けに民主党の話題で恐縮ですが。 今朝の新聞に、行政刷新会議は廃止し、それに伴って事業仕分けは今後行わない、との記事が掲載されていました。 同時に、民主党政権になってから政治主導の美名のもと、国会答弁を禁じてきた内閣法制局長官に今後は答弁をお願いする、とありました。 これまでは法解釈については官房長官が答弁していたようですが、それでは野党に付け入る隙を与えると判断したのでしょうか。 怖ろしい勢いで民主党は政権を取った時の金看板を降ろしていきます。 選挙時の民主党と今の民主党はまるで別物になってしまいました。 今の民主党であれば、政権奪取は困難だったでしょうから、バラマキや政治主導、無駄の削減といったことどもは、政権を奪うための方便だったとしか思えません。 結局自民党がかねてから主張していた消費税10%を、民主党がやろうとしています。 でも自民党にとってはおいしいですね。 国民受けしない増税を民主党政権にやらせ、選挙で勝とうという腹積もりでしょう。 最初は嫌悪感しか感じなかった民主党政権ですが、最近はなんだか哀れに思えてきました。 やると言っていたことができなくても、金看板を次々に降...
社会・政治

選挙区

驚いちゃいました。  民主党、自民党の0増5減案を丸飲みしちゃいました。 さすがの自民党も自分が主張していた案で良いと言われれば、断ることができません。 そのかわり、比例代表を80削減するという案が、社民党や共産党、みんなの党に不評です。 それはそうでしょう。 小さな政党が小選挙区で勝つのは至難の技ですから。 そして民主党が密かに狙っているのが、比例代表連用制だとか。 これだと小さな政党が議席を伸ばし、大政党の議席が減ることが確実です。 自民党の0増5減をのみ、自民党を抱き込んだ上で、比例代表連用制で小政党の賛成を得ようと言う、姑息な手段です。 そこには政策もへったくれもありません。 あるのは、政権を維持しつつ政界を浮遊していこうとする権力志向のみ。 増税はしないとか、無駄の削減で16兆円もの金をひねり出し、農家個別保障や子ども手当、高速無料化などのバラマキ政策を実行する、と言って政権を取った民主党。 笑っちゃうくらいすべてが裏目に出ていますね。 普天間基地は危険だと言いながら、普天間基地固定化はもはや避けられません。 民主党が政権を取ったとき、誰がここまでの体たらくを想像したでしょう...
文学

ひねくれ芥川賞作家

先日芥川賞受賞が決まった田中慎弥氏、素敵な会見でしたね。 仏頂面で「自分がもらって当然」という意の発言をして爆笑を誘ったかと思うと、石原都知事が最近の芥川賞受賞作を「馬鹿みたいな作品ばかり」と言ったのが気に障ったのか、「(受賞を)断って(石原氏が)倒れたら都政が混乱する。都知事閣下と都民各位のためにもらってやる」、と不機嫌そうに言い放ちました。 世間では大人げないと評判が悪いようですが、このくらいの矜持を持っていなければ、どこの組織にも属さず、筆一本(今はパソコン1台か?)で生きていくことなど叶わないでしょう。 あの会見を見て受賞作を読む気が失せた、という人もいるようですが、私は俄然、読みたくなりました。 タイトルは「共喰い」というらしいですね。 凄絶な親子の話だとか。 いずれにせよ、アクの強いひねくれ者と見えました。 私は一緒に働くのは嫌ですが、小説を読む分にはひねくれ者のほうが面白いと思います。 そう思うのは私自身がひねくれ者だからかな? 共喰い田中 慎弥集英社切れた鎖 (新潮文庫)田中 慎弥新潮社にほんブログ村本・読書 ブログランキングへ ↓の評価ボタンを押してランキングをチェッ...
映画

ドッグ・ソルジャー

昨夜はド派手なホラー・アクション「ドッグ・ソルジャー」を鑑賞しました。 スコットランドの山中で演習をする英国軍の小部隊。 ヘリコプターで山中に降り、英国特殊部隊と模擬戦を繰り広げながら山から脱出する、という演習です。 日本でいうと日本陸軍最強のレンジャー部隊名物の、富士の樹海に1人下ろされて脱出する訓練のようなものでしょうか。 陸上自衛隊レンジャー部隊では、これまで脱出できなかった者はいないそうですが、精神を病む者は数知れないそうです。 怖ろしいですねぇ。 小部隊が特殊部隊のベース・キャンプを襲ってみると、血まみれの隊長がいるだけで、他の隊員は見当たりません。 隊長は、やつらに食われた、と言うばかりです。 林道を大型ジープで通りかかった動物学者に助けられ、森で唯一の民家に逃れます。 しかしその民家にも、人はいないのです。 民家に立てこもって、襲ってくる敵と戦う小部隊。 敵とはなんと、人狼なのです。 しかも最近流行りの変に動きの滑らかなCGではなく、人が被った、2本足で歩く、どこか郷愁すら感じさせる安っぽい人狼で、思わず笑ってしまいました。 しかし侮るなかれ、この人狼、半端な強さじゃない...
その他

ローン

今日はマンションのローンを繰り上げ返済すべく、銀行に出かけました。 今回の繰上げ返済により、残りは1年半短縮されてちょうど8年になりました。 平成12年に購入したときは、35年ローンを組んで、平成47年までかかる予定でしたが、せっせと繰り上げ返済をして、平成32年には終る計算になります。 今後繰り上げ返済をしなければ、ちょうど20年ですね。 3年後くらいにもう一回繰り上げ返済をして、40代のうちに確実にローンを終らせたいものです。 途中病気をして収入ががた減りしたわりには順調かと思います。 それにしても、日本の家は高いですね。 私が住むマンションは90平方メートルの4LDKで3,500万円もしました。 今は大分下がっているようですね。 でも買った当時は、ずいぶん下がったなぁと思いましたっけ。 まだバブルの記憶が鮮明でしたから。 これからもっと下がるんでしょうね。 今住むマンションも売ればいくらにもならないでしょうから、一生住み続けたいと思っています。
映画

デビルズ・レジェンド

今日は疲労激しいため、休暇をとりました。 早速、朝っぱらからDVDを観ました。 「デビルズ・レジェンド」です。 スペインの田舎町で、ダム建設40周年を祝う式典の準備中、取材に来たよそ者のカメラマンが奇妙な出来事に遭遇する、ホラー・アクションです。 黒魔術を封印する手段としてのダム建設だったことが明らかになり、当時の市長が亡くなったことで黒魔術の親分が蘇り、町を破滅に導こうとする物語で、そこそこ面白そうな題材なのですが、あまりにも多くの要素を詰め込みすぎて、訳が分からなくなっている感じがしました。 出血大サービスとでもいうべき恐怖シーンの連続には少々辟易しました。 ホラーは見せることより隠すことのほうが大事だと認識させられた1本でした。デビルズ・レジェンド マイケル・マッケル,ラクエル・メロノ,シャーロット・サルト,パトリック・ゴードンアルバトロスにほんブログ村 ↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
文学

尾崎紅葉祭

今日は尾崎紅葉祭だそうですね。 なんでも「金色夜叉」で貫一がお宮を足蹴にしたあの有名な場面は、1月17日だったからだそうです。 三島由紀夫の憂国忌や太宰治の桜桃忌、芥川龍之介の河童忌などに比べると、多分に商売のにおいが漂います。 ファンによって自然発生的に生まれた物というより、温泉旅館の旦那衆が客寄せのために寄り合いで決めたような感じがします。 当日は熱海の芸者が例の場面を寸劇にして演じたり、踊りを踊ったりしてお祝いするそうです。 しかし自分を裏切った女を若者が足蹴にしたことがなんで目出度いのかはよくわかりません。 熱海に人が大勢くることが目出度いんでしょうね。 尾崎紅葉と言う人、わずか35歳で亡くなってしまいましたから、長生きしたらどんな大作家になったか分かりませんが、後の自然主義文学や私小説の影響で、不当に低く評価されているような気がします。 華麗な雅俗一致の文体は、他に例をみない、ほとんど生理的快感を生むような名文ですし、巷間言われているような通俗的な作品ではないと思います。 仮にそういう面があったとしても、食っていけないような小説、もっと言えば誰も読まないような小説を書いたとこ...
社会・政治

35歳

2010年の国勢調査で、衝撃の事実が明らかになりました。 2005年の調査で男性、35歳~39歳の未婚率は30.9%。 5年後、40歳~44歳の男性の未婚率は27.9%。 すなわち、35歳以上の男性が五年以内に結婚するのはわずか3%ということになります。 同じ計算で女性は2%。 40歳以上で結婚した未婚者は男性0.4%、女性で0.5%ということです。 45歳以上では男女とも0.1%未満ということで、近頃婚活だなんて騒いでいるアラフォーたちはほとんど絶望的な活動を行っているということになります。 この結果を見た結婚コンサルタントは、男性なら若くて可愛い女性を求め、女性なら高収入のイケメンを求める傾向が強く、マッチングが極めて困難なうえ、マッチングしても、この人と結婚するくらいなら1人のほうがよい、と考えてしまう傾向にあるのだとか。 もちろん、結婚したくない人も多いこととは思いますが、調査では未婚男女の86%がいつか結婚したい、と答えています。 その場合、いやな言い方ですが、自分のスペックに合わせて妥協することが必要になってきます。 日本は他の先進諸国に比べて婚外子の割合が著しく低く、ほと...
映画

蝋人形の館

昨夜はかなりグロい映画「蝋人形の館」を鑑賞しました。 アメリカン・フットボールの試合を観るため、はるばる車を飛ばす六人の男女。 途中、森の中でキャンプをすることになりますが、朝起きてみると2台の車のうちの1台がいたずらされて故障しています。 仕方なく、1組のカップルが観戦を諦め、近くの町のガソリン・スタンドに部品を購入しに行きます。 行ってみると、何かが変です。 ガソリン・スタンドに男が1人いる他、まるで人けがありません。 町の中心部には巨大な蝋人形館。 すでに閉鎖されている蝋人形館に、二人は好奇心に駆られて忍びこみます。 多くの精巧な蝋人形が飾られているだけではなく、家具も館そのものも、蝋で出来ていたのです。 そして突如襲われる二人。 襲ってきた男は、顔を蝋で蔽っています。 すんごく不気味です。 残酷描写も半端ではありません。 足の腱を切られたり、首がとんで、胴体から切り離された顔の瞼がまばたきしたり。 中でも圧巻は、生きたまま蝋で全身を蔽われ、身動きできなくなってしまう場面。 でも目の玉だけは動くのでまだ生きていることが知れます。 助けに来た仲間が蝋をはがそうとすると、皮膚も同時に...
精神障害

冬季うつ

寒くてどんよりしていたせいか、今日はなんとなく気持ちが沈み、落ち込んでいる感じがします。 それでも職場に一日いられたので良しとしますが。 正直、ほとんど仕事になりませんでした。 だるくてだるくて、目を開けているのが辛い感じ。 あぁ、うつ病発症当初は毎日こんな風でした。 自分でもわかるほど動きがスローモー。 うつ病の先輩から、帰ったほうがよいんじゃない?と言われましたが、今日早退するとずるずるいきそうで、それが怖くて定時までぼんやりと職場にいました。 ここ2年ばかりは上がることも落ちることもなかったのですけどねぇ。 これと言ってきっかけは思い当たらないので、多分バイオリズムの問題なんだろうなと思っています。 冬季うつ病っていうのがあるそうで、冬になると必ず調子を崩す症状だそうです。 北欧なんかに多いと聞きました。 やっぱり冬が過酷な地域ですね。 首都圏なんて冬は大体晴れているのに、変ですねぇ。 今日は早めに休むとします。
文学

寒の内

今は寒の内。 1月6日に小寒を迎え、1月21日の大寒をピークとして、2月4日の立春までが最も寒い時期とされます。 今日もどんよりと曇って、窓の外は寒そうです。 この前の土日はセンター試験が行われましたね。 センター試験というとよく雪が降りますが、首都圏は雪を免れました。 受験生にとっても、受験準備からセンター試験当日まで大わらわで対応にあたる大学職員にとっても助かりました。 センター試験の日に雪かきは辛いですからねぇ。 しかしこの寒さの中にこそ、萌えいずる命の息吹が脈打っているのだと思うと、生きとし生ける者すべてが愛おしく感じられます。 雪ふれは 冬こもりせる 草も木も 春にしられぬ 花そさきける 「古今和歌集」に所収の紀貫之の和歌です。 雪の下で、春には見ることのできない花が咲き誇っているのだ、という想像上の歌です。 命の不思議と、人々の切ない願いとが一体となって生まれた、幻想美の和歌なんですねぇ。 私たち日本人は、こういう気持ちで春を待ったのですねぇ。 北国であれば切実に、南国であれば想像上の雪を想って、待ったのですねぇ。 わが民族ほど季節感を大切にする人々はおりますまい。 手紙は...
社会・政治

船長

よく水難事故が起こると、船長は客、乗組員の安全を確保した後、船と運命をともにする、とか言う話を耳にします。 もちろん、乗客、乗組員が救命ボートなどで逃げ、安全が確保された後に船長自身が逃げるということもあってよいでしょう。 無駄に死ぬことはありません。 ところが先日沈んだイタリアの豪華客船では、まだ船に乗客や乗組員が大勢残っているにも関わらず、船長はいち早くボートで逃げ、近くの島に上陸したそうです。 イタリアの法律では、緊急時に船を放棄した船長には、最高で禁固12年の懲役刑が科されることから、沿岸警備隊は船長に船に戻るよう勧めましたが、船長はついに島から動くことはなかったようです。 やれませんねぇ。 船の最高責任者が、部下や乗客の安全よりも、おのれ一人の命が大事とばかり逃げてしまうなんてねぇ。 その程度の覚悟で船長をやられてはたまりませんねぇ。 死人が二人も出ているのですよ。 職場でも責任を放棄して逃げ回る醜い管理職が多すぎるように思います。 人の上に立つ以上、やせ我慢をして、最も困難な案件にあたってほしいものです。にほんブログ村 ↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
思想・学問

薮入り

今日、1月16日は7月16日と並んで薮入りですね。 江戸時代、奉公人や女中が実家に帰ることを許された貴重な休日です。 彼ら彼女らを思えば、週休2日の現代サラリーマンは極楽だと言えるでしょう。 しかしヒトラーは、「大衆にこの世を極楽だと思わせることも地獄だと思わせることも簡単だ」と言っています。 要するに心構えの問題でしょうね。 私のような怠け者は、週休三日になっても、仕事が辛い、もっと休みたいと思うのでしょう。 薮入りは閻魔大王が地獄で責め苦を中断する日としても知られており、閻魔堂の開帳などが行われ、縁日が立つおめでたい日でもありました。 実家が遠方の者は縁日に出かけたり芝居小屋や寄席に行ったりして薮入りを楽しんだと伝えられます。 そんな話を聞くと、江戸時代の奉公人に生まれなくて本当に良かったと思います。 まして今は残業も断っていますから、毎日定時帰りです。 最近は17時でもうっすら明るく、なんだか気分が良いです。 これからだんだんと日が伸びるんですねぇ。 寒さのなかにも春が感じられます。 薮入りが 帰ると母は 馬鹿のよう 江戸時代の川柳です。 気が抜けちゃうんでしょうねぇ。 私には子...
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