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精神障害

ショック

いやなニュースを聞きました。 私にさんざん暴言を吐き、私の精神病を再発させた間抜けな職場のトップが、今年度末で任期切れのところ、再選が決まったというのです。 これで平成25年度末まで、あの阿呆上司の下で働かなければならなくなりました。 今年度末、あいつが消えるのを心待ちにしていたのですが。 そのニュースを聞いて、激しい落ち込みに襲われています。 パソコン画面を見ても、書類を見ても、心ここにあらず、という感じです。 向こうは個室でふんぞり返っているので、滅多に顔を合わせることはありませんが、あいつが同じ建物で同じ空気を吸っていると思うだけで、はらわたが煮えくりかえる思いです。 私も落ちては復活しをここ数年繰り返してきました。 この程度のことで落ちたくはありませんが、精神に大きな傷ができて、やっとできたかさぶたを引きはがされた思いで、気持ちを持ち上げることが難しいと感じています。 こんなことでまた長期の病気休暇に追い込まれるわけにはいきません。 ここが踏ん張りどころですねぇ。 今、昼休み。 30分程度昼寝して、なんとか今日一日を乗り切りましょう。 今日を乗り切ったら明日を乗り切りましょう。...
映画

冷たい熱帯魚

園子温監督渾身の力作「冷たい熱帯魚」を昨夜鑑賞しました。 146分の大作ながら、長さを感じさせない、暴力と性、ブラック・ユーモアを包含した毒々しい大人のエンターテイメントに仕上がっています。 いわゆるアダルト作品として作られた映画ではありませんが、そのあまりの毒気ゆえ、18禁の指定を受けたそうです。 小さな熱帯魚店の店主、社本は、ふとしたことがきっかけで大型熱帯魚店を経営する岡田と出会い、親交を深めます。 社本は後妻と折り合いの悪い娘を岡田の店で雇ってもらい、寮に預けます。 明るく楽しい社交的な好人物に見えた岡田。 しかし岡田は、おのれの欲望のためなら殺人をも厭わない恐るべき人物だったのです。 岡田の犯罪に協力させられ、次第に犯罪や暴力への垣根を失くしていく社本。 岡田とその妻は社本を助手にして次から次へと殺人を犯していきます。 岡田が殺人のことを、「ボディを透明にしちゃう」と笑顔で表現する芝居は鬼気迫るものです。 すなわち、ばらばらにした上で骨と肉を分け、肉は一口大に切り刻んで山奥の川に捨てます。 すると魚が食べてくれます。 骨はがんがん燃やしてから砕いて灰にし、山中にばらまいてしま...
文学

霜降(そうこう)

そういえば昨日は霜降(そうこう)だったのですね。 二十四節季の18番目、そろそろ霜が降りるころ、です。 牛肉の肉質のことではありません。 でも昨日はなんだか蒸し暑かったし、今日もそう冷えるというほどではありません。 初霜にはまだ三週間ばかり早いように思います。 明治の俳壇で、高浜虚子は守旧派のレッテルを張られました。 それに対して彼は、自分が守旧派だというのは他人が言っているのではなく、俳句の伝統美を守るため、自ら守旧と言っているので、それはむしろ褒め言葉だ、とへそ曲がりなことを言っています。 その高浜虚子に、霜降を詠んであまりにストレートな句があります。 霜降れば 霜を楯とす 法(のり)の城 霜が降ったなら霜を、花が咲いたなら花を感得して仏法を学ぶよすがにしようという、説教くさい句です。 私はあまりこの句を好みませんが、霜降をここまで素直に詠んだ句も歌も知りません。 そういうわけで、この時季にふさわしかろうと思ったわけです。 さて、彼の兄貴分である正岡子規は、また守旧とは異なった味わいの、秋の句とも冬の句とも見える面白いものを詠んでいます。 菊の香や 月夜ながらに 冬に入る 菊と月は...
社会・政治

労働基本権

今月はじめ、国家公務員等の給与を0.23%減額せよという人事院勧告が政府によって無視され、7~8%立法によって給与を減額することがほぼ決まりました。 労働権に制限を受ける公務員には、その代替措置として人事院が置かれ、戦後の混乱期を除き、人事院勧告ほぼ完全実施されていました。 高度成長期には民間会社の給料が右肩上がりだったため、人事院は毎年10%ちかく給与を増額せよという勧告を出してきました。 しかしバブルが崩壊して数年たつと、初めて減額の人事院勧告が出されるようになりました。 当然、官民格差が生じないようにするためです。 しかも行政改革の旗を掲げ、それこそ怖ろしい勢いで職員数が削減されていきました。 そのうち役所には誰もいなくなっちゃうんじゃないの?という冗談が、本当らしく聞こえてきたほどです。 一人への業務負担が過重となり、体を壊す人、精神を病む人、ひどい場合には自殺する人などが頻発するようになりました。 それでも給与減額と定員削減の波は止まず、次第に職員たちのモチベーションは下がり、モラルの低下が見られるようになりました。 給与が減って仕事が増えるのですから、人情としてやってられな...
思想・学問

裏側には何も

1990年代から2005年にかけて、評論家の大塚英志と小説家の笙野頼子との間で、くだらぬ論争が起きたことがありました。 大塚英志は、いわゆる純文学雑誌は出せば出すほど赤字になり、その赤字を漫画雑誌の黒字で補てんしており、文学作品には市場価値がない、というようなことを書き、それに対して笙野頼子が、純文学=芸術という観点から、芸術性の有無を無視して商品価値に力点を置くのは筋違い、という批判を行ったもので、これはだらだらと10年以上続きました。 そもそも両者は異なった立場で論を展開しており、ゆえに噛みあうはずもなく、笙野頼子のヒステリーと大塚英志の意地悪さが目立つ、醜いものでした。 挙句の果てに笙野頼子は「徹底抗戦!文士の森」なる書物を出版し、この論争は飯の種だったのだと教えてくれました。 嗤えます。徹底抗戦!文士の森笙野 頼子河出書房新社 文学上の論争というのは、時折起こりますね。 例えば昭和30年代、純文学と中間小説の優劣を論争した事件や、井上靖の「蒼き狼」をめぐって大岡昇平が史実を歪める作品だとかみついた、歴史小説論争など。 いずれも空しいですねぇ。 なんだか柔道の金メダリストと相撲の...
お笑い

喪女と「ニート・ジェネレイション」

先日「ニート・ジェネレイション」という歌と、その歌の替え歌、喪女を歌ったものを見つけました。   涙なしには聞かれない、切ない曲です。 ニートは自分の日常を明るく歌いながら、その内容はとてつもなく自虐的なものです。 長期病気休暇中、私は職場復帰は不可能であろうと考えており、この歌の気持ちはよくわかります。 【♀が】 ('A`# ニートのうた #'A`) -NEET GENERATION- 【歌ってしまった】  喪女というのは、彼なし友なし仕事なしの三拍子そろったきつい女性のことだそうです。 男だと毒男と言うんでしょうか。 アラフォー喪女の鬼気迫る思いが、かーんと明るい歌声で歌われ、面食らいます。('A`# ニートのうた #'A`) -NEET GENERATION-歌ってしまった【替え歌】  ニ-トのみなさんも喪女のみなさんも、人生オワタなどと言ってはいけません。 人生軌道から外れたって、生きる道はあるのですから。 まずは短期で簡単なアルバイトから初めて、少しづつ、収入を増やしていったらどうでしょう。 いつまでも細い親の脛はかじれませんから。にほんブログ村 ↓の評価ボタンを押してランキ...
映画

エスケイプ

「戦場のピアニスト」や「ジャーロ」で独特の演技を見せ、観客を魅了するエイドリアン・ブロディが主演、製作総指揮を務めたスリラー「エスケイプ」を鑑賞しました。エイドリアン・ブロディです。 気がつくと森の中、車の助手席で血まみれになっていた主人公。 記憶を失っているらしく、自分が誰で、なぜそこにいるのかわかりません。 後部座席には血まみれの男の死体。 運転席には誰もおらず、拳銃があります。 足をはさまれて身動きとれないまま半日が過ぎ、強引に車の外に出ると、足を折って立ち上がることさえできません。 彼方には男の死体。 一体なにがあったのか、わからずに混迷する主人公。 ラジオ・ニュースで衝撃の事実を知ります。 乗っていた銀色のシボレーは強盗殺人犯が逃走に使ったもので、犯人は銃で武装しており、たいへん危険だとのこと。 では自分は銀行強盗を働き、警備員2人と銀行員1人を射殺して大金を奪った強盗犯の一味なのか? 断片的に蘇ってくる記憶では、どうもそうであるらしく、ならば助けが来ても逮捕されるだけ。 かといってこのまま森に留まれば飢え死にし、山猫の餌になるのを待つことになります。 意を決し、公道を目指し...
社会・政治

TPP

不思議ですねぇ。 近頃のTPP交渉をめぐる議論。 TPP交渉に参加すべきだとかすべきではないとか言っていますが、TPP交渉にわが国が参加するには、すでに参加を決めている9カ国が同意しなければならないわけです。 つまり、日本はTPP交渉に入れない、と言われる可能性だってあるのに、手を挙げればすぐにでも入れてもらえるような前提で話をするのは、傲慢の謗りを免れません。 また、TPP交渉に参加できたとしても、それが即TPP加盟を意味するものではないことは自明の理です。 あくまで交渉のテーブルにつくというだけのこと。 わが国にとって受け入れがたいものであることが交渉によって明らかになれば、加盟を見送れば良いだけの話です。 交渉のテーブルにつくことさえできないというのでは、あまりに頑なというものです。 わが国ほど自由貿易の恩恵をこうむってきた国も珍しいでしょう。 それが自由貿易に関する交渉に参加しないなんていうことは馬鹿げています。 よく農業が壊滅的打撃を受けると言いますが、9カ国すべてが同じ土俵に上がるという話で、それぞれの国が得意な産業、不得手な産業を抱えています。 例え自国の産業の一部が打撃...
散歩・旅行

伯爵邸と文士の家

昨夜からの雨で、今日はなんだか蒸しましたね。  今日は新宿方面へ出かけました。 と言っても歌舞伎町でもなければ西新宿でも伊勢丹でもありません。 新宿区上落合の新宿区立林芙美子記念館と同じく新宿区若松の旧小笠原伯爵邸のあたりをぶらついたのです。 林芙美子記念館は林芙美子が住んでいた家をそのまま見せているもので、流行作家の家にしては質素なものでした。 それでも当時の庶民から見たら大豪邸だったのでしょうけれど。 全室和室で、夫のアトリエだけが板の間でした。 面白いのは、書斎用に作った八畳間では筆が進まず、わずか三畳ほどの納戸を書斎にして書いていたとか。 林芙美子の書斎です。 何か追い詰められたような場所に身をおかないと書けなかったのかもしれませんねぇ。 江戸川乱歩は蔵にこもってランプの灯りで書いていたと言いますし。 その後に行った旧小笠原伯爵邸はヨーロッパのお城みたいでしたねぇ。 今はレストランになっており、全館貸切の結婚披露パーティなどにも使われるとか。 玄関には多数の太い蝋燭と真っ赤な薔薇が散らしてありましたから、今夜パーティが行われるのでしょう。 レストランはランチが7,000円から、...
文学

すっとこどっこい

学生の頃、近代文学概論という講義がありました。 てっきり夏目漱石・森鴎外あたりから後の文学を取り上げるのだとばかり思っていたら、思いっきり古く、仮名垣魯文でした。  ずっこけましたねぇ。  江戸後期から明治初期にかけて活躍した戯作者で、近代文学というより近世文学に近く、面食らった覚えがあります。 彼の作品に「西洋道中膝栗毛」という戯作があります。 「東海道中膝栗毛」で大活躍したやじさん、きたさんの孫がロンドン博覧会に出かけるという趣向で、戯作的滑稽さと、当時の日本人の西洋文明への憧れをくすぐって、たいそうなベストセラーになったようです。 仮名垣魯文本人に洋行の経験はなかったそうですが、見てきたような嘘を書き連ねるのが戯作だとしたら、戯作の王道とも言えましょう。 孫たちも爺さん二人に負けず劣らず間抜けで、笑わせます。 近代文学概論といういかめしい名前の講義ですが、抱腹絶倒でした。 江戸っ子というものは、どうしてああすっとこどっこいで騙されやすく、けんかっ早いのでしょうねぇ。 江戸落語に出てくる人物もたいていすっとこどっこいです。 少々まともと思われる長屋の大家さんも、やっぱり抜けています...
社会・政治

カダフィ大佐死去

リビアの反カダフィ派、大喜びですね。 しかしカダフィを倒した今、一番内戦が勃発する危険が高まってもいます。 反カダフィで一致した各派が、おのれの利益を求めて暴走しないとも限りません。 新しい国造りの、これからが本番です。  中東の狂犬、カダフィ大佐がついに殺害されました。 旅客機を打ち落としたり、日本赤軍などの左翼過激派を支援したり、敵対する自国民を虐殺したり、やりたい放題でしたね。 最後は無残でした。 生きたまま捕まったのに、昂奮状態に陥った反カダフィ派から殴る蹴るの暴行を受けて殺されてしまいました。 さすがの狂犬も、命乞いをしたとか。 できれば裁判にかけて、様々な事実を明らかにしたうえで、終身刑なり死刑なりを科してほしかったところです。 そうはいってもこれは暴力革命。 暴力革命のいきつく先が、独裁者の惨殺であったとしても、誰も責めることはできますまい。 下の映像はカダフィ大佐をなぶり殺しにする場面です。 心臓の弱い方はご遠慮ください。にほんブログ村 ↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
その他

アジャストメント

神秘的なSFかと思いきや、恋愛映画でがっかりしました。 「アジャストメント」。 若き上院議員候補者、デビット。 上院議員選挙に落選が決まった晩、ホテルでダンサーのエリースと運命的な出会いをします。 しかし突然、全員帽子をかぶってダークスーツで決めた運命調整局を名乗る連中に彼女との仲を引き裂かれます。 それでも諦めきれないデビットは、持ち前の行動力で運命調整局を欺いて彼女との愛を貫こうとします。 運命調整局の職員は議長が決めた全人類の運命の書のとおりに物事が進むよう微調整を繰り広げるのが任務。 職員いわく、人間よりもずっと長生きし、この仕事を続けてきた、とか。 運命を人間の手にゆだねたことが二回。 一回はローマ帝国後期からの数百年間で、人類は中世暗黒時代を作り上げてしまいました。 二回目は20世紀初頭からの数十年間。 人類は二度の世界大戦を起こし、ファシズム、世界恐慌を引き起こし、キューバ危機では人類滅亡を意味する全面核戦争一歩手前までいきました。 結局運命を人類の手に委ねれば、人類は自らを滅ぼしてしまうと考え、議長が三たび運命の書を書くことになりました。 ここでいう議長とは、一神教の神...
その他

今、私の職場では喉の風邪が流行っています。 私もやられてしまったようで、喉の痛みと咳、呼吸するときひゅーひゅー言う感じが辛抱たまらず、14時で早退し、かかりつけの内科に行ってきました。 咳止めや喉の薬を一週間分もらいました。 これで良くなってくれればありがたいところです。 咳というのは苦しいものですが、くしゃみに比べて、どことなく風情がありますね。 くしゃみは滑稽な感じがしますが、咳には悲壮な感じがします。 結核で倒れた沖田総司なんかのイメージですかねぇ。  それと、尾崎放哉の有名な、 咳をしてもひとり という自由律俳句のせいかもしれません。 咳に苦しんでいる時に考えることではないし、全国の喘息や結核の方には不謹慎だと叱られちゃいそうですが。尾崎放哉全句集 (ちくま文庫)村上 護筑摩書房尾崎放哉随筆集 (講談社文芸文庫)尾崎 放哉講談社にほんブログ村 ↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
思想・学問

変態さん(フィーダーとゲイナー)

昨夜某テレビ番組で、私が全く知らなかった性的嗜好の持ち主のことが紹介されていました。 大抵の変態さんは知っているつもりだったんですがねぇ。 「変態さんがいく」は私の愛読書の一つですが、この本にも載っていないタイプの変態さんでした。変態さんがいく (宝島社文庫)別冊宝島編集部宝島社 それはさておき、フィーダーとゲイナーですね。 フィーダーは食事を与える人という意味で、ゲイナーはそれを食べる人という意味です。 元々は飼い主と家畜を表す言葉だったようですが、女性にたくさん食べさせて、日常生活に不便を感じ、ついにはベッドから出られなくなるまで太らせることを好む男性をフィーダー、おいしそうに大量の食事をとる姿を観たいという男性の欲望をかなえることに喜びを感じ、食いまくる女性をゲイナーと言うそうです。 ゲイナーは歩くことも立ち上がることもできないほど太り、フィーダーは献身的にゲイナーの面倒を見ることに喜びを感じます。 面白いのは、フィーダーとゲイナーの夫婦の幸福感は、極めて高いそうです。 妻は献身的な夫を愛し、夫は自分の希望どおり太っていく妻を愛するということで、ご当人同士は幸せなのですね。 しか...
映画

クレイジーズ・キッチン

英国の田舎が舞台のサディステック・ホラー「クレイジーズ・キッチン」を昨夜鑑賞しました。 英国の片田舎の古びたホテル。 そこに若い男女数名のグループが宿泊します。 ホテルのミート・パイは絶妙な味。 その他の料理も最高です。 でもそれは、宿泊客を殺害して食材にしたものだったのです。 で、当然彼ら男女も食材にされる運命にあり、ホテルの支配人の倅でハンバーガーショップ(多分、人肉)を営む男と生き残りをかけて闘いますが果たして生き残れるのか、というお話。 アマゾンでの評価はかなり低いですが、私にはじゅうぶん楽しめました。 米国製ホラーにはないヨーロッパ独特の暗さも良いですし、あまりに残虐なシーンは暗転させて悲鳴だけで表現したり、刺されて苦しむシーンを空を彷徨う手だけで見せたり、なかなか古風な演出で好感が持てます。 もっともアマゾンでのレビューはそこにダメだししている人が多かったようです。 それにしても英国人というのは、人肉を喰らうというともっぱらミート・パイみたいですねぇ。 ミュージカル「スウィーニー・トッド」では、ある貴族に妻と娘を奪われ、自身は無実の罪で十五年も服役した理髪師が、殺人鬼となっ...
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