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思想・学問

麻原回帰

近頃では、テロ集団というと、イスラム過激派の専売特許の感がありますが、わが国にも怖ろしいテロを起こした集団が今も健在なのですよねぇ。 オウム真理教は麻原彰晃の逮捕を受け、彼を教祖ではなく、元代表だとしてテロに結びついたタントラヴァジラナーヤやポアの思想を封印、麻原彰晃の写真や偶像を崇拝することを止めて、穏便な宗教団体として生き残りを図りました。 オウム真理教の崩壊と新団体アレフの誕生です。 しかし、脱麻原路線を推し進めていた上祐が権力闘争に敗れてアレフを脱会、ひかりの輪を立ち上げます。 これに先立って、もっとも過激な麻原崇拝の信者たちがアレフの路線を不満としてオウム時代そのままのスタイルを採るケロヨンクラブが成立しています。 人数が多い穏健だが麻原の教えを捨てないアレフ、麻原の教えを否定するひかりの輪、麻原の教えを忠実に守る原理主義のケロヨンクラブ。 この三つの団体が、同じ傾向を最近見せるようになったそうです。 すなわち、麻原回帰。 アレフでは事件後使用していなかったヘッドギアを着けた信者の姿が見られるようになり、麻原の説法ビデオやテープが大音量で流されるようになったとか。 また、ケロ...
社会・政治

ユッケ

ユッケを食べて子どもが死亡するという事件がありましたね。 私は畜肉を自ら焼きながら食す習慣がないため、焼肉屋には15年以上足を踏み入れていません。 ユッケなる食い物、映像で見ましたが、ミンチみたいな肉に生の卵黄、いかにも危なそうな食い物に見えました。  牛刺し、馬刺し、鳥わさ。  日本人は魚だけでなく、地上の生き物をも生で食してきました。 それは常にリスクが伴うことを覚悟して口に入れなければならず、己の嗅覚と味覚をフル稼働してこれを飲み込んでも大丈夫なものか、判断しながら咀嚼すべきものです。 もちろん、第一義的には厚生労働省が定める生食用の肉の基準を満たしていなかった店に責任がありますが、金払ってるんだから安心なものを出すだろうという考えが甘いことは、船場吉兆の事件や雪印の事件、ミートホープの事件などで骨身に染みたはず。 それにしても社長の謝罪会見、じつに見苦しいものでしたね。 涙声で謝罪していたかと思ったら、路上で土下座。 あの芝居がかった謝罪会見の裏では、やってらんねぇとか言いながら、タバコでもふかしている姿が容易に想像つきます。 さらに、厚生労働省の基準を守っていない店は他にもい...
映画

ヤギと男と男と壁と

抱腹絶倒のコメディーを観ました。 「ヤギと男と男と壁と」です。 米国に実在したという超能力戦士の部隊、新地球防衛軍の元兵士のリンは、ヤギをにらみ付けるだけで殺害できるというスーパー戦士です。 彼は部隊の創始者で元ヒッピーのビルが幽体離脱して自分を救ってくれ、と言われたため、イラクに向かいます。 クウェートで入国待ちをしている時に出会った新聞記者のボブは、リンのぶっ飛んだ話に興味を持ち、彼と行動をともにすることに。 しかしリンは、イラクのここいら辺り、という大雑把な情報しか幽体のビルから聞いていないため、砂漠を彷徨ってテロリストに捕らえられたり、米国の警備会社同士が互いに相手をテロリストと信じて撃ち合う修羅場で出くわしたり。 もともとソヴィエトが超能力を軍事的に応用することを研究しているという情報を得た米国国防総省が、どんなことであってもソヴィエトに遅れをとってはならない、という理由で始めた奇妙な部隊。 LSDをやって焼け石の上を裸足で走りぬけたり、勃起したペニスに30キロの重りをぶら下げ、持ち上げようとしたり、その他透視やら念力やら瞑想やら。 兵たちはジェダイを名乗り、長髪に髭のヒッピ...
散歩・旅行

行ってきました

一昨日、昨日と、東京西郊へ小さな旅をしてきました。 伊豆や箱根、あるいは日光や房総など、関東の一泊圏内の観光地へ行かずとも、けっこう面白いものです。 私が生まれ育った江戸川区は、東京の中の田舎と言われます。 しかし当たり前ですが、東京都下ののどかな風景には敵うものではありません。 まず向かったのは、練馬区の石神井公園です。 練馬区は初上陸です。 ここは巨大な池を緑が囲む公園で、ウォーキングやジョギングで多くの人が汗を流していました。 池には鴨や鯉が大勢いました。 続いて石神井公園のすぐ近く、大きなお寺が二つ並んでいました。 手前が三宝寺の鐘、奥に見えるのが道場寺の三重塔です。 儲かってるんだろうな、という感じがぷんぷんする生臭い寺でした。 ま、都会の寺はどこもそうですが。 バスと西武新宿線を乗り継いで西東京市は東伏見へ。 東伏見という地名が東京にあることさえ知りませんでした。 京都の伏見と何か関係があるんでしょうかねぇ。 京都の伏見稲荷を真似したような立派な神社がありました。 東伏見稲荷です。 稲荷というのはどこも何となく不気味ですね。 四谷のお岩稲荷なんかこじんまりして芝居のセットの...
散歩・旅行

小旅行

今日、明日と東京西郊へとでかけます。 宿は国分寺にとりました。 ふらふらと歩き回ろうと思っています。 行って来ます。
社会・政治

ウサマ・ビン・ラディン殺害

ウサマ・ビン・ラディンがパキスタンの首都、イスラマバード郊外で米国の諜報機関によって殺害された、との一報が飛び込んできました。 生け捕りにしたかったところです。 殺害されたことによって得られなくなった重要情報がどれだけあるかと思うと、残念です。 サウジアラビアの富豪の家に生まれ育ち、潤沢な資金をテロ活動につぎ込んだ悪逆非道のテロリスト。 しかしかの地では、彼とタリバンを神の軍隊として崇め奉っている人々も少なくないとか。 そういう人々にとってヒトラーはユダヤ人絶滅を図った英雄ですが、彼らに言わせるとヒトラーは仕事を完遂できなかったのが残念だ、ということになります。 ナチにひどい扱いを受けたユダヤ人。 江戸の敵を長崎でとばかり、ユダヤ人はパレスチナ人を始めとするアラブ社会に過酷な政策を続けています。 因果はめぐるのですねぇ。 ウサマ・ビン・ラディンの闘争は、当初ソビエトのアフガニスタン侵攻をきっかけとして始まりました。 その後湾岸戦争で母国サウジアラビアが米国の側に着いて戦うにいたり、過激な反米思想を持つようになったと言われています。 9.11テロをはじめ、数々の爆弾テロを成功させてきた、...
お笑い

みいつけた

三連休明けの出勤、そして明日から三連休。 今日という一日はなんだか間が抜けていますね。 何か案件があっても、連休明けにやろう、という気持ちにしかなりません。 やる気が起きませんねぇ。 あ、それはいつもか。 昨日幼児向け教育エンターテイメント番組、NHKの「みいつけた」を観ました。 幼女のスイちゃんと唯一の大人でサボテンのさぼさんと、椅子のコッシーがシュールな掛け合いを演じる番組で、大人が観ても笑えます。 オフロスキーという、いつもお風呂から出てくる牛のかぶり物をしたおじさんも秀逸。 その中で、スイちゃんとコッシーが「お休みの日、うれしいよねえ」なんて言ってると、さぼささんが、「僕は休みの前の日が好きだな。とくに夜、明日なにしようなんて考えると嬉しくて眠れないよ」とつぶやきます。 怪訝そうな顔のスイちゃんとコッシー。 それを見たさぼさんは、「大人になればわかるよ」と哀愁漂うセリフをつぶやくのです。 本当にそうですねぇ。 休みの前の日の夜は嬉しいですねぇ。 昔テレビで、いかにもデキル女、という感じのキャリア・ウーマンが、休日だらだらしながら、「月曜日が、待ち遠しい」なんてほざく嫌味なCMが...
映画

サバイバル・リゾート

今日は若いアメリカ女たちがおかしくなっちゃうDVDを観ました。 「サバイバル・リゾート」です。 結婚間近、独身最後の旅行ということで、女ばかり五人がメキシコのビーチを訪れます。 クラブに繰り出し、大酒を食らい、踊り明かす女ども。 そのうちの一人が、テキサスから旅行に来ている若い男にナンパされ、一夜をともにします。 熱い夜を過ごして寝坊してしまい、他の女たちはガイドに誘われるまま車で観光に出かけます。 しかしガイドとは真っ赤な偽り。 荒野の真ん中で女たちを降ろし、金目のものを奪って女たちを置き去りにして帰ってしまいます。 女たちははるか彼方に建物らしきものが見えたため、そこを目指して歩きます。 しかし着いてみれば、廃墟と化した古い保養所。 仕方なく、そこで救援を待つことに。 一方一人ビーチに残った女は友人たちが帰らないためビーチ周辺のバーや土産物店で聞き込みを開始。 どうにか保養所にたどり着きます。 この保養所というのが問題あり。 地元の人たちは決して近寄らず、口にするのも憚られる様子。 友人たちを探しにきた女は、友人たちが狂気に冒されていることに気づきます。 はっきりとは描きませんが、...
文学

おはなし

このブログをご愛読くださる方にとっては言わずもがなの知れたことですが、私は怖いお話が大好きです。 そして現代ほど、怖い映画や小説が多数作られる時代はなく、真に喜ばしいかぎりです。 古来、文学や芝居では、お話を大きく2つのジャンルに分けていました。 悲劇と喜劇、能と狂言、和歌と狂歌、俳句と川柳。 これらはいずれも、シリアスなものか笑えるものか、によって類型化されています。 しかし笑いを求める人々は気が短くなったのか、あるいはストーリーを追うという面倒な作業が嫌われるためか、喜劇は衰退し、代わって一発ギャグとかスタジオ芸などの、短くてナンセンスなものが幅を利かせるようになったと感じます。 私は今となってはシリアスなものと笑えるものという類型は形骸化したように感じます。 むしろ今作られている作品群を類型化するならば、恋のお話か怖いお話に分けるほうが実状に合っていると思われます。 当然私は恋のお話には退屈し、怖いお話に胸高鳴らせる者です。 しかしさすがに怖いお話もパターンは出尽くした感があり、ただ残酷でショッキングなだけではない、怖くて格調高くて美しい作品にはなかなか出会えないものです。 で、...
その他

昔の大河

今日NHK-BSでずいぶん古い大河ドラマ総集編を再放送していました。 「新平家物語」です。 平清盛が仲代達也、建礼門院が佐久間良子、高倉天皇が片岡仁左衛門、義経が志垣太郎、その他藤田まこと、北大路欣也、中尾彬、若尾文子、緒方拳などなど、今では考えられない豪華キャストで、当たり前ですがみな若い。 高倉天皇を演じた片岡仁左衛門など、気持ち悪いくらいの美男子ぶりです。 そして、原作は吉川栄治、脚本は平岩弓枝で、セリフもナレーションも格調高く、十年ほど前から怒鳴り芝居が流行りだしたNHK大河とは思えないほど、静かな演出で、合戦をする武者たちも、平時には和歌などたしなみ、笛や鼓に酔うみさびさ。 うなるほかありません。 今年の「江」はあんまり評判がよろしくないようですが、30年もすれば、今は若い役者たちも大物の貫禄を身につけ、昔の大河は良かったと、うなるのでしょう。 諸行無常をテーマにした「新平家物語」。 ドラマ自身が昔のものになり、鬼籍に入った往年の名優を見るにつけ、諸行無常を感じさせるとは、NHKの放送戦略も相当あざといと知れます。 しかし私はそのあざとさにまんまと乗っかり、昔の大河に酔ったの...
社会・政治

辞任

昨夜、小佐古敏荘(こさこ・としそう)内閣官房参与(東京大大学院教授)が、参与の職を辞したとのニュースが飛び込んできました。 なんでも現政権は原子力事故の際に守るべき事故対応のマニュアルを無視して場当たり的なやり方を繰り返し、事故の処理に失敗し続けており、いくらご注意申し上げても取り合ってもらえず、何を言っても無駄なら参与に留まる意味がない、ということが理由だそうです。 わけても幼稚園、保育園、小学校などの放射能基準値を年間20ミリシーベルトまで引き上げたことは、子供を危険にさらし、己のヒューマニズムにてらして到底容認できない、とまで言い放っていました。 私には20ミリマイクロシーベルトという値がどの程度危険なのか見当もつきませんが、原子力が専門の学者がそこまで政権を批判するということは、よほどのことと思われます。 参与就任からわずか一ヵ月半、この間どれだけ悔しく、歯がゆい思いをし、参与という立場がいかに虚しいものかを痛感させられたであろうことは想像に難くありません。 人間の能力には個人差があり、脳の容量も人によって違います。 そういう意味ではコンピュータに似ています。 今はスーパーコン...
社会・政治

ゆるい

先程らい英国王室の結婚式をテレビで生中継していましたが、もう見る気が失せました。 まるっきり格好悪いんですよねぇ。 ゆるい褌みたいです。 わが国が行う儀式の荘厳さにくらべると、月とすっぽんですねぇ。 無駄に長く、無駄にリラックスしていて、新郎の弟など、最前列に立っていながら後ろ髪は寝癖のまま、さかんに後ろをふり返っては花嫁の衣装などに気をとられている風情。 わが国の庶民が行う神前式のほうがよほど緊張感があります。 儀式というのは極限まで緊張を強い、呆気ないほど短く終わるのがわが国の美意識ですから、畜肉ばかりを食らい、居もしない神様などを讃える歌など歌っても、わが国の長きばかりが強調され、外つ国の短きを思い知らされるばかりです。 ま、それはそれとして。 外つ国の短所をあげつらっても仕方ありますまい。 それにしても思うのは、人間という種の限界です。 民主主義と言いながら、差別はいかんと言いながら、多数の国で王様だか皇帝だか天皇だかを大事にいただいている愚かさ。 生まれながらに卑賤な者はいないとさかんに宣伝するくせに、生まれながらに高貴な者はいるという嘘は守り続ける欺瞞。 およそそういうもの...
映画

6

なかなか示唆に富んだソリッド・シチュエーション・スリラー「6」を観ました。 6とはサイコロ=ダイスのことです。 目が覚めると、監禁されています。 共通点は自殺を図った者6名。 幼いころ、目の前でサイコロをふり、目の数だけ弾丸を込めたリヴォルバーで自殺した父を持つ殺人鬼。 彼は物事は神の意思でもなく、人の意思でもなく、ダイスの意思で決まる、と思い込み、精神病院への入退院をくりかえします。 父親が富豪だったため、彼はその金を使って究極のギャンブルを始めます。 自殺未遂者を拉致監禁しては、その者が図った自殺方法に見合った方法で生きるか死ぬかを賭けるのです。 例えば拳銃自殺を図った者なら、拉致した別の者にダイスを振らせ、目の数だけ弾を込めて撃たせる、ロシアンルーレットを、入水自殺を図った者なら水槽でおぼれさせ、ダイスの目が1なら1分後、6なら6分後に助ける、手首を切った者なら1で1リットル、6で6リットルの血液を抜く、などです。 そしてこのゲームに生き残った者は、新たな人生を手に入れ、彼の信奉者として彼を崇める団体の一員になるのです。 サイコロほど単純ではないにせよ、神でも運命でもよいですが、...
社会・政治

昭和の日

今日は昭和の日ですね。 法律に拠れば、激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす、とされています。 元号を冠した祝日というのはこの日だけ。 いかに昭和という時代が今のわが国にとって大きな意味を持っていたかがわかります。 文化の日は明治天皇の誕生日ですが、建前上、明治天皇の誕生日とは関係ないことになっています。 昭和20年の大日本帝国の崩壊までは戦争に明け暮れ、その後わが国始まって以来始めての外国による占領という屈辱を味わい、続いて高度成長からバブルと、わずか63年の間にわが国の様相は大きく変貌を遂げました。 しかし当然のことですが、わが国の国民性は大日本帝国時代のそれとなんら変わるところはありません。 今回の震災によって示された一般庶民の高いモラルがそれを証しています。 昭和天皇崩御の時、私は大学1年生でした。 歴史の節目にその場に居合わせたい、という欲望に駆られた私は、崩御当日皇居に向かったのでした。 東京駅で電車を降りたとき、すでに皇居に向かう人であふれていましたっけ。 大喪の礼の日はすべてのテレビ局が中継し、人々は歌舞音曲どころか飲酒さえ自粛し、国中が...
精神障害

ゴールデンウィーク

明日からゴールデンウィークですね。 私の職場は暦どおり。 若い人は5月2日や5月6日に休暇を入れ、海外旅行の話などに花を咲かせています。 私は遠くへ行きたくないので、去年のゴールデンウィークに続き、東京西郊へ一泊二日で出かけようかと思っています。 東京の東端、江戸川区で生まれ育ったせいで、東京西郊は馴染みがないのです。 私の先輩で48歳の男性は、休日は目が覚めたら酒を飲み、飲むと眠くなるので眠り、目が覚めたらまた酒を飲み、ということを繰り返している、と言っていました。 奥さんも子どもも有るのに、そんなことして家庭は大丈夫なんでしょうかねぇ。 それともお父さんはもう家族のうちにはいっていないのかも。 切ないですねぇ。 私に娘がいたら嫌われるでしょうねぇ。 でぶの中年オヤジだし、わがままで頑固ですからねぇ。 でも多分あんまり子どもに干渉はしないだろうと思うので、その点だけは高得点かも。  私の両親もあまり私に干渉しませんでしたね。 子どもというより、小さな大人として扱われたように思います。 その点は両親に感謝しています。  最近自分の子供を虐待したり、ひどい場合殺害しちゃったりしますからね...
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