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文学

せっかくの土曜日の朝、雨が降っていますね。 気温はけっこう高いようですが、雨が降るとどこへも行く気が起きません。 花は散り その色となく ながむれば むなしき空に はるさめぞ降る 「新古今和歌集」に見られる式子内親王の和歌です。 桜の花は散ってしまい、その気色を眺めていると、空から春雨が降ってきて、さらに虚しい気分になってしまいました、というほどの意かと思います。 桜はもうとっくに散った今朝の雨の気分にぴったりです。 今日のような日は、古今の書物をひも解いて、古人を友としてひと時の慰めを得るのが良いようです。 それとも、大好きな怖い映画でも借りてきましょうか。新古今和歌集〈上〉 (角川ソフィア文庫)久保田 淳角川学芸出版新古今和歌集〈下〉 (角川ソフィア文庫)久保田 淳角川学芸出版 ↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
精神障害

リワーク卒業から1年

今日は4月22日。 去年のこの日は、リワークの卒業プレゼンテーションを行いました。 そして翌23日をもって卒業。 早いものでもう一年たつのですねぇ。 今月末で復職からも1年が経過することになります。 今のところ、仕事にも通勤にも人間関係にも特にストレスはありません。 のんびりやっています。 一日出勤を積み重ねていけば時はたつのだなぁと実感します。 主治医は慎重を期して減薬はまだ認めてもらえません。 減薬して調子を崩すリスクを犯すより、今までどおり服薬したほうが良いんでしょう。 懸案の減量は一向にできませんが、一年間、体重増加はありませんでした。 平成4年、就職したときが53キロ。 うつ病を発症する直前、平成15年度末も53キロ。 しかしその後6年間で20キロ増えて73キロになってしまいました。 この一年間は72キロ~73キロをいったりきたりしています。 新たな課題は減量かな。 でも一日働いた後に運動する気は起きないし、食事制限も辛いのですよねぇ。 ↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
社会・政治

沖縄戦名誉棄損訴訟

大江健三郎の「沖縄ノート」等で沖縄県民に集団自決を命じたとされる当時の戦隊長が名誉を傷つけられたとして訴訟を起こしていた一件で、最高裁判所は上告を棄却、大江健三郎が勝訴ということになりましたね。 1審・2審では明確に戦隊長が集団自決に関与していたと認めましたが、最高裁では関与の有無は判断せず、民事訴訟で上告が許される場合にあたらない、と何とも曖昧な判決理由を述べました。 いやな感じですねぇ。 名誉棄損が成立するかどうかは、その事実があったかなかったかが重要な構成要件になると思いますが、それを判断しないなんてねぇ。 戦隊長は関与してない、と言い張り、大江先生は関与している、と頑張ったのですから、これはもう白か黒しかなく、灰色の判決は許されないと思いますが。 多分最高裁が判断を下しちゃうと、関係各方面に様々な影響が及ぶと考えたのしょう。 私の推測では、沖縄で集団自決した住民の中には、軍人に命令されずに自発的に行った者もいれば、軍人に強要された者、強要まではされなくても暗にほのめかされた者など、色々いただろうと思います。 だから一般論として、沖縄では軍の関与による集団自決が存在した、というの...
その他

追悼

女優の田中好子が55歳の若さで亡くなりました。 私が小学校低学年の頃、キャンディーズのすーちゃんで一世を風靡しました。 ややぽっちゃりの健康美が魅力でしたね。 その後「黒い雨」で被爆した女性を演じたり、演技派に脱皮しました。 乳がんということでした。 定命は天の知るところ。 人の知るところではありません。 私の職場で、3月半ばに定年を目前にして突然死した人がいます。 職場から車で十分程度の所に住んでおり、震災の日、あまりの渋滞におそれをなして歩いて帰ったそうです。 お相撲さんのように太った人で、普段全く運動をしていなかったとかで、家に着くなり倒れてしまったそうです。 救急車を呼んだものの、渋滞で1時間以上待たされ、それが決定打となって亡くなったと考えられます。 奥さんと共働きで、子供はいないながら仲の良いおしどり夫妻だったとのこと。 定年まで一カ月を切って、指折り数えて待っていたことでしょう。 しかも1月に一カ月肝炎で休んでおり、わずか二カ月のために出てきたのが結果的に凶と出ました。 三月一杯休んでそのまま定年退職でも良かったのではないか、と今になって思います。 そうは言っても、時すで...
思想・学問

ハッブル宇宙望遠鏡

ハッブル宇宙望遠鏡といえば、地球の周りの回りながらはるか彼方、宇宙の先を見つめ続けるロマンティックな望遠鏡です。 打ち上げてもう20年。 当初は15年の寿命を見込んでいたと言いますが、スペースシャトルなどによって修理を重ね、今もなお現役です。 この望遠鏡が撮影した美しい写真が公表されました。 地球から3億光年も先、アンドロメダ座の方にある渦巻型の、花のような銀河です。 しかしこの姿は、3億年前のものなのでしょうか。 とてもそうは思えませんね。  この美しい銀河の中に、知的生命体が存在するとしたら、私たち地球人をどう思うでしょうね。 接触を拒むかもしれません。 なにしろ私たちは争いごとが大好きですから。 あるいは青く輝く美しい星に、巨大な望遠鏡を覗いては、魅せられているかもしれません。 それならなおさら、接触しないほうがよいでしょう。 彼らの幻想を壊してしまいますから。 それとも、そこに生息するのは、古典的なSF作品にみられる野蛮で凶暴なタコ型の生き物かもしれません。 それならこっちから願い下げです。 いずれにしても、私にはこの巨大な銀河に生物がいないということは信じられません。 菌類の...
文学

屋上の狂人

今、精神障害者は、グループホームや心理カウンセラーなどの力を借りて、障害を抱えたまま、社会に適応して自立した生活を送ることが求められています。 古くは座敷牢に一生閉じ込められていたことを思えば、隔世の感があります。 しかし私は、自立することが、そのまま精神障害者にとって幸せなのか、疑問に思うことがあります。 菊池寛の小説に、「屋上の狂人」という作品があります。 むやみと高いところに登りたがり、高いところから空を眺めてさえいれば幸せなのです。 ある時父親が、息子に憑いている者を払ってほしい、と巫女を連れてきます 巫女は狐が憑いていると見抜き、木の枝にぶら下げて煙で燻せば狐が出ていく、と言います。 母親は「そんなむごいことはできない」と言い、弟は「医者が治せないものは世界中の神様を連れてきたって治せない」と言います。 母親は情から、弟は合理的精神から、巫女のやり方を批判します。 さらに弟は、「兄さんがこの病気で苦しんどるのなら、どなな事をしても癒して上げないかんけど、屋根へさえ上げといたら朝から晩まで喜びつづけに喜んどるんやもの」、「兄さんのように毎日喜んで居られる人が日本中に一人でもあり...
映画

ワルキューレ

昨夜は戦争映画を観ました。 トム・クルーズ主演の「ワルキューレ」です。 北アフリカ戦線で片手と片目を失ったシュタウフェンベルク大佐はベルリンの予備軍司令部に配属されます。 そこは反ヒトラーの将校や将軍の巣窟で、シュタウフェンベルク大佐も祖国ドイツを救うため、ヒトラー暗殺計画に加わります。 大佐は総統の隠れ家、狼の巣で開かれる作戦会議に総統とヒムラーSS長官が出席すると聞き、自ら会議出席者として爆弾を持ち込み、ヒトラーとヒムラーの爆殺を試みます。 同時に、ベルリンの予備軍司令部では、反乱が起きたときにこれを鎮圧するためのワルキューレ作戦を発動、事件をSS(親衛隊)の不満分子による仕業とし、SS、ゲシュタポ、SA(突撃隊)などの幹部を一斉に逮捕し、通信手段を遮断して各官庁や放送局を占拠し、一気に新政権を樹立し、連合国との和平交渉に入る予定でした。 しかし予備軍の司令官がヒトラーが確実に死んでいるとの確認がとれないことを理由にワルキューレ作戦の発動をためらいます。 結局大佐がベルリンに戻り、確かに爆発した、という証言を得て、やっとワルキューレ作戦を発動します。 狼の巣ではヒトラーはかすり傷で...
社会・政治

44,300,000円

タイトルの金額、なんだと思いますか? 平松大阪市長が時期市長選で落選した場合に支払われる退職金だそうです。 1期4年で44,300,000円。 サラリーマンが約40年勤めてもらえる退職金が25,000,000円くらいでしょうか。 さぞかし激務なんでしょうねぇ。 大阪維新の会の大阪知事が言うには、大阪市長の退職金は内閣総理大臣の8倍だそうです。 かっくりげえっちゃいますねぇ。  阿久根の元市長、竹原氏は口を開けば公務員の給料が高い、公務員は特権階級だ、とほえていますが、阿久根市役所職員の給料は特別高いわけではないですね。 ただ景気の悪化で民間企業の賃金が落ちた割には市役所職員の給料が落ちなかったということでしょう。 景気が良くて民間の給料が上がっても役所はそれほど上がらないので、賃金に対する哲学の相違とでもいうべきで、竹原氏の言い分は話半分に聞いておけばよいでしょう。 それにしても、大阪市長の退職金、すごいですねぇ。 羨ましいですね。 他の地方自治体の長はどのくらいもらうのか知りませんが、4年間月給もボーナスももらってこれだけの退職金、政治を志す者が多いこともうなづけます。 大阪府知事は...
映画

ナイン・ライブス

雨の午後、心霊ホラーを楽しみました。 「ナイン・ライブス」です。 スコットランドの人里離れた山奥に建つ豪邸。 ここで9人の男女が、豪邸の主である青年の誕生日パーティーに集まります。 雪が降り出し、車を動かすこともままならず、電話も通じなくなってしまいます。 書斎でウィスキーを飲んでいた男が、古い書物を見つけます。 そこには、スコットランド人を征服するために悪逆非道を繰り返したイングランド人の様子が描かれ、最期に、「私は帰ってくる」とあります。 そしてスコットランド人の霊が男に憑依し、仲間を襲い始めます。 憑依されれば殺人鬼になり、その殺人鬼を殺せば殺した者に乗り移り、殺戮を始めます。 死にたくなければ殺人鬼を殺さなければばらず、しかし殺せば自分が殺人鬼になってしまう。 この絶望的なルールのなか、深夜の殺人パーティーは続くのです。 孤立した豪邸、豪雪、閉じ込められた男女9人。 サスペンスであれば最高の舞台装置なのですが、心霊ホラーであるためか、なんとなく緊張感がなく、ゲームでも観ているような感覚に襲われます。 残念な作品と言わざるを得ません。ナイン・ライブス アメリア・ワーナーARC ↓...
社会・政治

うつろ

先日衆議院予算委員会の中継が一日中流れていました。 野党時代は舌鋒するどく政権を責め立てていた菅総理。 今は防戦一方で目もうつろ。 メンタル面をやられているのではないかと心配になります。 精神的に落ちた状態になると、判断力は鈍り、思考も体の動きも緩慢になります。 私の見るところ、菅総理にはうつの初期症状が表れているように思われます。 地震・津波・原発事故の対応で、人脈もノウハウも持たないなか、菅総理はよく頑張りました。 もうゆっくり休んでください。 権力の座に汲々としている場合ではありません。 そんなことをすれば、国民にも、菅総理自身にも不幸なことになります。 人間は弱い者。 権謀術数渦巻く政界で総理大臣にまで上り詰めたタフな人でも、想定をはるかに超えた負荷がかかれば、心身に変調をきたして当然。 国家国民のため、身を引く勇気を持ってほしいものです。 乱世でこそ輝く政治家がいます。 菅総理はどうやら平時の宰相。 今のように国内が乱れたときは、それに相応しい人が政権を担うべきでしょう。 何よりも強い信念で道筋を示し、少々の批判には目もくれないような傲慢さが必要です。 サンフランシスコ講和条...
精神障害

引きこもり

昨日、今日と二日間、外耳炎のため、ほぼ引きこもっていました。 昨日は病院に行ったのと、帰りにレンタルDVD店に行っただけ。 今日はレンタルDVD店に行っただけ。 食事はあり合わせのものや出前で済ませました。 二日、それも部屋から一歩も出られないというわけでもない引きこもりが、ずいぶんしんどく感じました。 耳鳴りの不快感もさることながら、安静にしていなければいけない、というのがプレッシャーでした。 頭はぼうっとしてくるし、体はだるくなってくるし、やっぱり多少は体も頭も使わないと、みるみるうちに衰えていくんですね。 うつがきつかった時はそんなことを考える余裕もありませんでしたが。 逆に躁のときはじっとしていられなくて、深夜3時に散歩に出かけたり、まとまりのない下らぬ小説を書き散らしたり、お姉さんがいる店に繰り出して派手に散財したりしましたっけ。 心情的にはうつのほうがしんどいんですが、後になって振り返ると躁のほうが狂気じみた行動をしていたことに気付きます。 しかも躁転した最初のときは、元気になった、としか思わなくて、病的な状態だと認識できませんでした。 狂気を帯びた者は自分の狂気に気付かな...
映画

ROOM-H6

スペインのショッキング・ホラー「ROOM-H6」を鑑賞しました。 ヨーロッパ映画らしい、暗くて雰囲気のある映画でした。 恋人を殺害した罪で14年の刑をくらい、無事出所したアントニオ。 叔母の遺産である廃業したホテルで生活を始めます。 看護婦で夜勤がちの妻を娶り、順風満帆に見えます。 しかし彼には、抑えられないサディスティックな欲望があったのです。 妻が夜勤なのをいいことに、次々と売春婦をホテルに招きいれては監禁し、犯し、最期は生きたままチェーンソーでばらばらにして、脳みそや肉を調理しては妻に食べさせます。 人肉とは知らない妻は、喜んで食すのです。 しかしその妻も、妻子持ちの医師と結婚前から不倫関係を続けています。 アントニオは監禁・レイプ・殺害を救いであると考え、罪深い者として売春婦を選んでいるようです。 それが証拠にかばんから聖母マリア像の絵が何枚も出てきた売春婦が深い信仰を持っていると知り、金を与えて返してしまいます。 魅力的な題材だとは思うのですが、ホラーとしての魅力も、悪の哲学を語る文芸映画としての魅力も中途半端で、もったいないように思います。 題材の良さだけで、私は観ちゃいま...
その他

耳鳴り

昨日一日安静にしてステロイド剤を服用したところ、激しい耳鳴りは大分おさまり、今は軽い耳鳴りですんでいます。 しかし医師から、耳鳴りが続いている間は安静にしていないとまた激しくなる、と言われたため、今日も大事をとって仕事を休むことにしました。 でも朝職場に電話するのはなんとなく嫌なんですよねぇ。 あらかじめ申請した休暇ならいいんですが、その朝突然というのはねぇ。 年休の範囲で休むのだから堂々としていればいいようなものですが、そこらへん、私は気が小さいのです。 まして私の場合、過去に長期の病気休暇をとっているので、メンタル面の再発かと思われるのがまた嫌なんですよねぇ。 そうはいっても健康第一。 休む勇気が必要だとは、リワークで教わったところです。 無理をして悪化させてはかえっていけませんからねぇ。 ↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
映画

46億年の恋

男同士の異色ラブロマンス、「46億年の恋」を鑑賞しました。 偶然同じ日に同じ刑務所に入ることになった二人の殺人犯。 安藤正信が凶暴な青年を、松田龍平がとらえどころのない妖しい色気をたたえた青年を演じて、不気味な存在感を示しています。 ラブロマンスとはいっても直接的な描写は全くなく、抑えた演出で静かに物語は進みます。 舞台装置がまた奇抜です。 黄色い囚人服、ナチ親衛隊のようなスタイリッシュな看守の制服、なぜか荒野でしかない外には打ち上げを待つロケットと、隣にはマヤ文明に見られるようなピラミッド。 そこで、美青年ばかりの囚人たちと、青白い顔をした刑務所長、黒ずくめの看守が、非日常的な日常を送ります。 ストーリーはといえば、刑務所内で安藤正信演じる凶暴な囚人が殺され、松田龍平演じる囚人が自首したことが、謎として与えられますが、それはこの映画の重要なポイントではありません。 二人の美青年の間に流れる妖しい空気、エロティックともプラトニックともいえるその空気こそが、この映画の醍醐味でしょう。 事件は解決し、物語はきちんと起承転結を持っています。 しかしそこに、この映画の破綻が隠されています。 美...
その他

外耳炎

今朝起きたら右耳に耳鳴りと難聴の症状が起きていたので、朝一番で耳鼻科に行きました。 診断は外耳炎。 9年前に突発性難聴という病気にかかり、約三ヶ月ステロイド剤の大量投与で著明回復にいたりましたが、右耳に軽い難聴が残りました。 治療中、ステロイド剤の副作用で体重は代わらないのに顔が丸く膨れ上がるムーンフェイスになりました。 治療中、医師から禁酒・禁煙・禁欲を命じられました。 酒やタバコやセックスは、精神的にはともかく肉体に過度のストレスをもたらすのだそうです。  それ以来、年に2,3回、外耳炎を患うようになりました。  外耳炎はステロイド剤を飲んで安静にしていれば2,3日で治るのですが、耳鳴りが不愉快です。 右耳のすぐ横でチェーンソーを動かしているような感じがします。 朝一番より良くなりましたが、いやな感じです。   今日は仕事を休んで安静にしていようと思います。 でもきっと、少しでも良くなったら性懲りもなくホラーやサスペンスを観たくなんるんでしょうねぇ。 ↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
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