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社会・政治

北方領土の日

昨日は北方領土の日だったんですね。 意識していませんでした。  北方領土というと、もう20年も前、晴海ふ頭からフェリーで北海道に渡ったことがあり、その時、北方領土返還運動に行く、という元防衛事務官のじいさんたちに酒を飲まされ、さかんに北方領土返還運動に加わるよう説得されたことがあります。 圧倒的多数の日本人がそうであるように、私は北方領土にさしたる関心は持っていませんでしたし、現在もそうです。 日本が降伏した後のどさくさに占領された、と聞くと、憤慨しますが、領土問題というのはどこでもナイーブにならざるを得ません。 日本には日本の言い分があり、ロシアにはロシアの言い分があり。  実効支配している国が平和的にそれを譲るなんてことは、滅多にありません。  沖縄や小笠原は珍しい例外ですが、これだって日本が米国の核の傘に入って、過大な米軍基地の駐留を認めて、米国の言うことは何でも聞いたからやっと返してもらえたので、全面返還とは程遠いものです。 日本本土にだって、横須賀やら横手やら佐世保やらあちこちに米軍基地がありますね。 大きな戦に敗れるということはそういうことなんでしょうね。 軍事的には今も米...
映画

スケルトン・キー

劇場未公開ながら、好事家の間で評判の良い「スケルトン・キー」を鑑賞しました。 アメリカ南部の田舎の一軒家。 ここに脳梗塞で体の自由を失い、言葉を発することもできなくなった老人とその妻が暮らしています。 夫の介護に疲れた妻は、住み込みの介護者を募集します。 これに応じたホスピスで働いていた女が、次第に家と女主人に疑惑の目を向け、家の中を探検します。 女は女主人にスケルトン・キーというどこの部屋の鍵も開けられるマスター・キーを貰っていて、13ある部屋を次々に調べますが、一つだけ、スケルトン・キーでは開けられない部屋があります。 そしてなぜか、家中の鏡がすべて外されています。 やがて女は、100年も前に家を建てた富豪に仕えていた黒人夫婦の召使が、呪術師として地元で有名だったことを知り、呪術に興味を覚え、現代の呪術師のもとを訪れ、呪術を教わりますが、これが悲劇の元になってしまいます。 そして、あっと驚くラスト。  ホラーやサスペンスは相当数観ていますが、これは久しぶりに本当に驚きました。 地味ですがよくできたホラーです。 ただ、サスペンス仕立てに作られていて、ちょっと中途半端な感じはしましたね...
社会・政治

トリプル敗北

愛知県知事・名古屋市長選挙と名古屋市議会の解散について、民主党はすべて敗北しましたね。 愛知県は民主党が強い所だと聞いていましたが、河村たかし市長のあの名古屋弁に敗れた感じがしますねぇ。 お国訛りを聞くのは気持ちが良いでしょうから、名古屋市民も親近感を抱いたのでしょうね。  それと、減税。 なにしろ政党の名前が、減税日本。 名は体を表わすで、政策の中身が分からないですね。 減税した分をどうするのか。 無駄を省くとか役人の給料減らすとか言っていますが、永田町あたりで聞いたような話ですねぇ。 そういえば河村たかし市長も元は民主党の国会議員でした。 発想が同じなのは当然ですね。 阿久根市の竹原前市長といい、河村名古屋市長といい、お金の話ばっかりで下品な感じがします。 民間企業で働いている人は全員貧乏で、役人は全員高給とっててずるい、みたいな嫉妬の話。しかも前提が間違っています。 もっと高邁な、政治哲学を語ってほしいですねぇ。 難しい話は有権者には分からないだろう、なんて馬鹿にしているんですかねぇ。 人件費下げるなんて、枝葉末節の話だと思いますが、如何でしょう。   ↓の評価ボタンを押してラン...
文学

演歌

日本の歌謡史に演歌なるジャンルが確立したのはいつ頃なんでしょうね。  私が子どもの頃には、すでに森進一や五木ひろしや矢代亜紀や都はるみといった人々が人気を博していました。 その他に、ムード歌謡というジャンルも人気がありましたね。 子どもの私にはその良さが分かりませんでした。 ついでに言うと、中年になった今もわかりません。 あまりにも情が強くて、すんなり耳に入ってこないのです。   明治初期の自由民権運動家が演説をする際にわかりやすく歌にして謡った、演説歌が最初だったと聞いたことがあります。 「オッペケペー節」がその代表格だとか。 その後政治風刺をからめながら庶民の哀歓を歌う演歌師なるものが現れ、さらにレコードの登場によって爆発的に演歌が広まっていったものと思われます。 演歌を指して日本の心だという言説を耳にすることがあります。  私はこれには非常な違和感を覚えます。 なぜなら演歌の歌詞というのが、花鳥風月をからめて恋や心情を遠回しに詠う、和歌や連歌などの伝統的な日本の歌謡とあまりにも異なっているからです。 むしろ民謡や童謡に日本の心を感じます。  演歌はむしろ、歌詞がストレートであるこ...
思想・学問

永田洋子

連合赤軍の永田洋子死刑囚が病死したそうですね。 16人もの仲間をリンチで殺害し、1972年に逮捕され、1993年には死刑が確定した同死刑囚。 ここ数年は脳腫瘍により寝たきりだったとか。 あさま山荘事件直後には連合赤軍に同情的だった世論は、リンチ殺人が発覚するに及んで、非難の嵐になりました。 事実上、あの事件で暴力による共産革命を目指す過激派はとどめを刺されました。  私は永田死刑囚の「16の墓標」や元夫で、連合赤軍元幹部の坂口弘死刑囚の「あさま山荘1972」を読みましたが、理解不能な理由でリンチを行っています。 マニキュアをしていたから、とか、寒いと言いながらコタツに入ったから、とかどうでもいい理由です。 雪の中全裸で木に縛り付けたり、よってたかって殴り付けたり。 20数名の同志の大半をリンチ殺人で亡くしてしまいました。 スターリンやポル・ポトや金日成など、共産党の指導者は必ずと言っていいほど仲間を粛清しますね。 日本共産党は現代日本に存在しながら、党首選挙は行われず、不透明な過程を経て党首になり、長期間党首を務めます。 そして日本共産党を離れた人は、ほとんどがマスコミ通じて日本共産党...
美術

幽体の知覚

今日は六本木ヒルズの森美術館に出かけました。 展覧会は、小谷元彦展 幽体の知覚です。 現在活躍中の30代の芸術家による作品群は、美と醜の垣根を軽々と乗り越え、物思わしげな雰囲気で、私に迫ってきました。 床と天井に鏡を張り、四方を滝の映像を流します。 すると、上を向けば滝に上っていくように見え、下を向くと奈落に落ちていくように見えます。 私は上を向いたり下を向いたりして、自然の造形を自在に操る技に酔ったのです。 また、痩せた馬に乗った骸骨のように痩せた男が刀を振り上げている等身大の彫刻は、ぞっとするほどの迫力がありました。 この作家は、造形の根源を覗きたいという深い欲望を抱えているかのごとく、骸骨だったり、鍾乳洞だったり、少女だったりを、哲学的とも言える問いかけをもって投げかけてくるのです。 そのため、見終わったあと、非常な疲労を感じました。 帰りは六本木ヒルズから麻布に向かい、麻布十番商店街を冷やかし、疲労を癒すため珈琲をいただき、大江戸線の麻布十番駅から帰りました。 疲れましたが、むしろ心地よい疲れで、充実した美術鑑賞だったように思います。小谷元彦 幽体の知覚 Odani Motoh...
文学

高等遊民

最近、非正規雇用者の増大やニートが社会問題になっています。 明治末期から昭和初期にかけても、似たような問題がありました。 高等遊民の問題です。 高い教育を受けながら、就職せずにふらふら遊んでいるインテリです。 高等遊民というと、真っ先に思い浮かぶのは夏目漱石の「それから」に出てくる主人公でしょう。 高等教育を受けながら職に就かず、親からの仕送りで家に書生まで置いて読書や観劇にひたり、友人の奥さんと不倫する、どうしようもないやつです。 松田優作と藤谷美和子主演で映画化もされました。 ささやくようなセリフまわしの、静かな良い映画でした。 時の政府は高等遊民が共産主義や無政府主義などの反国家的な思想傾向を持ちやすいことから、これらを根絶やしにしようとしました。 つまり、職に就かせようというわけです。 しかし、高等遊民には武士は食わねど高楊枝的な態度の者が多く、求人があっても大学出の自分には不釣り合い、として断ってしまうことが多々あったと言います。 これなど、現在見られる大企業志向とだぶりますね。 高等遊民と言っても「それから」の主人公のように裕福な者ばかりではなく、生活のために日雇いの仕事を...
社会・政治

女性管理職

近頃女性の管理職が増えてきました。 先ごろ無罪になった村木厚子厚生労働省局長をはじめとして、さまざまな分野で女性が社会進出しています。 大変結構なことです。 私はかつて、40人もの主婦をアルバイトで使っていましたが、たいへん有能な方が多く、女性だからと家庭に収まる人ばかりでは、社会的損失だと思ったのです。 逆もまた真なりで、男だからというだけの理由で、能力がないのに働かなければいけない、というプレッシャーにさらされるのは本人にも社会にも不幸なことです。 会社で働くことが向いている男もいれば女もおり、専業主婦が向いている女、専業主夫が向いている男もおりましょう。 性差ではなく、個体差で物事を考えたほうが良いでしょう。 さて、ある雑誌のコラムで、女性管理職は女性の部下を嫌う傾向があることがアンケート調査で判明した、とありました。  面倒くさい、友達感覚で寄ってくる、仕事とは関係のないプライベートなことを相談してくる、注意するとそのことを社内中に言いふらす、などが理由として挙げられていました。 私がこれまで勤務してきた中で、女性管理職は何人もいましたが、若い女性の部下と諍いを起こしたという話...
その他

八百長

その昔八百屋の長兵衛が囲碁仲間の親方にわざと負けて機嫌を取り、親方に野菜をたくさん買ってもらったのが八百長という言葉の始まりと聞きました。 語源からして相撲部屋の親方が絡んでいるのですね。 相撲に八百長疑惑は昔からありました。 引退した板井が大規模な八百長の告発をして世間を騒がせたのは記憶に新しいところです。 しかしその時は確たる証拠がなく、疑わしきは罰せずということで、建前上、八百長は今まで存在しなかったことになっています。 ところが今回は46通に及ぶ八百長を疑わせるメールがでてきたとか。 削除してもメールの内容って蘇っちゃうんですねぇ。ゾンビメールですねぇ。 悪いことはできないものです。 ただ、八百長は賭博と違って犯罪行為ではないため、相撲協会がどう判断するかに関与したとされる力士の命運はかかっているようです。 相撲には初切(しょっきり)という禁じ手やおふざけを盛り込んだコントのような取り組みがあります。 相手のおしりを蹴飛ばしたり髷をつかんで振り回したり。 当然勝ち負けなどはどうでもよい、見世物です。  また、海外での興行を見ると、明らかにシナリオどおりに相撲をとっているのが分か...
映画

ホラー・コメディ

昨夜はホラー・コメディを鑑賞しました。 「ゾンビーノ」です。 宇宙から有害な物質が降り注いだパラレルワールド。 死者が蘇り、ゾンビとなって人間を襲います。 ゾンビの目的は人肉を食らうこと。 頭を撃ち抜くか、首を切断すればゾンビは動かなくなります。 ここまでは普通のゾンビ映画。  ゾンビ戦争を勝ち抜いた人間は、ある特殊な首輪を発明します。 この首輪をはめると、ゾンビは大人しくなるばかりでなく、人間の命令に従う奴隷となります。 そのため、多くの家庭ではゾンビを奴隷として、またはペットとして飼っています。 ある少年の家で飼われていたゾンビの首輪が壊れ、隣家の嫌味なばあさんを食い殺してしまいます。 少年はゾンビとして蘇ったばあさんを襲い、スコップで首を切断します。 少年が飼っていたゾンビは危険であるとして収容所に連れて行かれ、ゾンビばかりの工場で働かされるはめになりますが、少年は隣家の、工場で元働いていたおじさんを頼り、工場から自分のゾンビを救い出そうとします。 このおじさんは美少女のゾンビを飼って、まるで恋人のように扱っている粋人です。 おじさんは工場にいるゾンビの首輪を壊し、それがきっかけ...
映画

東京島

DVDで「東京島」を観ました。 ヨットで世界旅行に出かけた夫婦。 しかし途中難破し、無人島に漂着します。 そこに16人の日本人青年が漂着。 彼らは島を東京島と名づけ、渋谷だの池袋だのの地名をつけ、奇妙な共同生活が始まります。 やがて夫は崖から落ちて死亡。 妻は青年のなかでもっとも強い男と結婚。 しかしその男も崖から転落死。 女は男ばかりの集団のなかで、女王のように扱われます。 その後中国人グループの密航者が漂着し、見事なサバイバル技術を見せつけ、女は中国人グループに接近。 日本人と中国人の間に不穏な空気が漂います。 サヴァイバルを描くにしてはゆるい感じがしますが、これといって特徴のない中年女が、他に女がいないというだけの理由で祭り上げられていく様子を鬼気迫る演技を見せて見事です。 ただなんとなく盛り上がりに欠けるというか、冗漫な印象が残りました。 題材は面白いし、木村多江の演技も良かっただけに残念です。東京島 木村多江,福士誠治,柄本佑,窪塚洋介ソニー・ピクチャーズエンタテインメント  ↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
その他

今日も

調子が悪いです。 節々の痛みと喉の痛みがあります。 今朝は熱はありませんでしたが、大事をとって休もうと思います。 そういえば昨夜、宅配レンタルで「東京島」が届いたんですが、今日観る気になりますかどうか。
その他

微熱

昨夜からどうも体が重く、節々が痛むと思って、今朝体温を測ったら微熱がありました。 今日は市販の風邪薬を飲んで大人しくしようと思っています。 1月は早退したことはあったのですが、丸一日休暇を取ったことはなかったので残念ですが、健康第一、職場に電話して休むとしましょう。 インフルエンザじゃなければよいのですが。
思想・学問

断絶

少子高齢化が進む現代日本において、年金・医療などの福祉政策に強い関心が集まっていますね。 逃げ切れる世代である現代の高齢者は少しでも豊かになりたいし、逃げ切ることが難しい中年世代はせめて今と同じ程度の年金がほしいと考え、若者は遠い将来のことに希望を見出せないでいます。 最近の近現代史の研究の流行に、福祉国家の源流は太平洋戦争中の厚生行政にあった、と見る見方があるようです。 私たちは小中学校の歴史の授業で、8月15日を境に大日本帝国は崩壊し、民主主義と平和を掲げる日本国が生まれ、両者の間には深い溝があるかのように教わりました。 しかし、そんなことがあるはずもありません。 昨日まで鬼畜米英だとか天皇陛下万歳とか言っていた日本人が、たかが戦に敗れた程度のことで、がらりと違う人間に変身するなんて、あり得ないことです。 東條内閣の商工大臣だった岸信介氏は、戦後、総理大臣として強いリーダーシップを発揮しました。 岸元総理の考える日本社会のあるべき姿は、東條内閣の閣僚であったときも、自ら内閣を組織したときも、それほど変化はしていなかったでしょう。 さて、そこで、なぜ総力戦の間只中に、帝国政府は厚生省...
社会・政治

議員であり被告であり

今朝の新聞やニュースでは小沢一郎議員が強制起訴された一件が大きく取り扱われていました。 強制起訴されることは前から決まっていたことなのに、なんだか小沢議員がお亡くなりになったかのようなはしゃぎぶりですね。 議員であり被告でもある今の彼をなんと呼べばよいでしょう。 新聞はほとんど小沢被告と記していました。 私はあえて、長幼の序を重んじ、過去の彼の活躍ぶりに鑑みて、小沢議員とお呼びしましょう。 良かれ悪しかれ小沢議員はこの二十年、日本政治の中枢で活躍する主要プレイヤーであり続けましたね。 小泉フィーバーのときは陰が薄かったですが、菅総理と激しく民主党代表を争ったり、今までは陰にいて政権を操ることが得意だったようですが、あの代表選で初めて小沢議員自らが総理を目指す姿を見せましたね。 しかし自民党幹事長時代のような迫力はすでになく、なんだかもう終わりかけてる政治家が必死で過去の実績なんかアピールしちゃって、あわれを誘いました。 海部内閣の後とか、本気で総理を目指せばなれたと思いますが、師匠直伝の院政がお好きのようです。 しかし師匠は総理を辞めて院政を始めましたが、小沢議員は総理を経験していませ...
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