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社会・政治

借金漬け

昨夜NHKで、国の借金が862兆円にも膨れ上がった経緯を追った番組が放送されていました。 旧大蔵省の幹部OBが多数取材に応じており、いけないいけない、と思いながら赤字国債を発行し続けた事情が生々しく伝わってきました。 財政法で赤字国債の発行は禁じられていますが、特例として時限立法でこれを認め、特例のはずが常態化してしまったようです。 1965年に戦後初めて赤字国債を発行してから、バブルの数年間を除いて毎年発行され、今では国家予算は税収よりも赤字国債のほうが高い比率という、完全に破綻した状態になっています。 1965年の文書には、赤字国債は麻薬であり、一年限りで止めなければいけない、と書かれていましたが、まさしく麻薬であったから、止められずにずるずると今日にいたっているのでしょう。 故田中角栄元総理の大号令のもと、列島改造と高福祉が始まり、特に高福祉は一度始めたら止めることができず、しかも毎年支出が増えるという金食い虫になってしまい、国の財政を圧迫しました。 特効薬であったはずの消費税を導入したものの、3%や5%では効果を発揮せず、細川元総理は旧大蔵省に言いくるめられて、深夜に会見を開き...
映画

ジャンパー

今日は静かにDVD鑑賞です。 映画は「ジャンパー」です。 川に転落したことがきっかけで、瞬間移動の能力に目覚めた少年。 瞬間移動の能力を高め、ヒマラヤのてっぺんでも南極でも自由自在に移動できるようになり、銀行の金庫を襲います。 捕まるはずもなく、家出して、盗んだ金で高級マンションに住み、世界旅行を楽しみます。 朝は西海岸でサーフィンを楽しみ、昼はスフィンクスの頭の上でお弁当を食べ、夜はロンドンのパブで飲む。 そんな生活を続けていましたが、8年後、敵が現れます。 超能力者を神に挑戦する者として憎み、みつけては殺害する組織。 歴史は古く、魔女狩りや異端審問を続けてきた者の末裔です。 もう一人の瞬間移動能力者とともに、この組織と戦います。 肩のこらない、気楽なSFアクションが楽しめる娯楽作です。 超能力者の話にはたいてい、超能力者を殲滅しようとする組織が登場しますね。 筒井康隆の名作「七瀬ふたたび」なんかもそうでした。 凡人にとって、超能力者というのは脅威なんでしょうね。ジャンパー (UMD)ヘイデン・クリステンセン,サミュエル・L・ジャクソン,ダイアン・レイン,ジェイミー・ベル,レイチェル...
社会・政治

ビビンバ

先日、新聞に韓国がビビンバを世界中に普及させたい、という野望を持っているらしい、と書かれていました。 ちょうど日本の鮨のように。 韓国の一流ホテルには、和食・中華・フレンチのレストランは必ずあるが、韓国料理の店がないとか。 以前は韓国宮廷料理の店が入っているホテルもあったらしいですが、客が入らず、なくなってしまったそうです。 人間の舌は正直なもの。 うまければ少々高くても客は入ります。 要するに韓国宮廷料理なるものがあまり旨くないか、べらぼうに高かったかどちらかでしょう。 韓国ではプルコギとかチヂミちか、食にうるさい日本人が好む料理があるのですから、供給料理にこだわらなければ、十分世界に広まる可能性はあるのではないでしょうか。 今日のお昼は石焼ビビンバでもいただきましょうか。
散歩・旅行

花柳章太郎

今日は文京ふるさと歴史館に出かけました。 戦前から昭和30年代にかけて活躍した新派の役者で人間国宝、花柳章太郎の展覧会を観るためです。 じつはこの博物館に勤める学芸員が古い知り合いで、招待券を送ってくれたのです。 十年ぶりに会う彼女は学芸員の仕事がしっかり板につき、年月が人を育てたのだなあ、と感慨にふけりました。 昔話もそこそこに、彼女は団体入館者の案内のため、立ち去りました。  私はじつはこの役者を知らなかったのですが、絵を描いたり随筆を書いたり、多彩な人だったようです。 男役も女形もこなす器用な役者です。 写真を観ると、若いころも美男子ですが、中年以降のほうが福々しい良い顔になって、年をとるならこうありたい、と思いました。  郷ひろみみたいに若さに執着するのはいやですね。 年相応に老けていきたいものです。 とくに着物は若いころより中年から老年期のほうがよく似合います。 私が若いころ、ある機会に黒紋付を着る羽目になったとき、当時痩せていたため、着付けのおねえさんにバスタオルを何枚も体にまかれて、その上から黒紋付を着たことを思い出します。 今はすっかり貫禄がついたので、バスタオルも必要...
映画

モーテル

昨夜、DVDで「モーテル」を観ました。 2008年製作のホラー映画ですが、オープニングからなんとなくレトロな雰囲気が漂う映画でした。 私のなかでの洋物ホラーの最高傑作「シャイニング」のような。 旅の途中、車が故障してしまい、仕方なく古くて汚いモーテルに宿泊することになった中年夫婦。二人は離婚を決めていました。 モーテルの部屋に置いてあったビデオを何気なく観てみると、そこには残虐な殺害シーンが映っています。 しかも、それは夫婦が宿泊している部屋だったのです。 部屋を隅々まで調べ、たくさんのビデオカメラが隠してあるのを発見します。 パニックに陥る夫婦。 そこに、いよいよ殺人鬼でもあるモーテルの支配人とその仲間が、夫婦に牙をむきます。 夫婦は持てる力を存分に発揮して、生き残りを図ります。 その危機が、離婚寸前だった二人を結びつけ、生き残ったらもう一度やり直そうと誓い、殺人鬼が近付くなかキスをかわすのです。 そんなことしている場合か、と思わずツッコミ。 この映画は1970年代以前のホラー映画へのオマージュなのか、極めてシンプルで分かりやすい作りになっています。 最近のホラーを見慣れている私は、...
その他

チーバくん、大出世

千葉国体のマスコット、チーバくん。 千葉国体が終わって、その処遇が心配されていました。 このたび、森田健作知事から、千葉県のマスコットに起用する旨の発表がありました。 おめでとう、チーバくん。  そして写真のチーバくんに入っているT君、苦労が報われましたね。  写真は千葉県某施設でのイベントです。 この中に、県職員で知り合いのT君が入っているのです。 イベントの直後、このブログにアップしました。 今回、チーバくんの出世を祝い、再度アップします。 T君、チーバくんに負けず、県庁の星となれ。そしてチーバくん、ひこにゃんにもせんとくんにも負けず、ゆるキャラ界の星となれ。  私は千葉中央公園での千葉国体PRイベントのとき、千葉ロッテ・マリーンズとジェフ千葉の合同チアリーダーチームと一緒にゆるーく踊っているチーバくんから目を離さなかったぞ。 チアリーダーのおねえさんたちの足やら胸やらには目を向けなかったぞ。全国「ご当地キャラ」がよくわかる本 (PHP文庫)株式会社レッカ社PHP研究所↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
社会・政治

尖閣諸島 中国漁船衝突の映像

朝のニュースを見て驚きました。 尖閣の中国漁船衝突事件が生々しい映像で流されているではありませんか。 インターネットに流出したものだとか。 映像では、中国漁船が海上保安庁の船に衝突してくる様子がはっきりと映っていました。 問題は出どころ。 石垣海上保安部と那覇地検しかもっていないとされていた映像です。 普通に考えれば、内部の者が流したとしか思えません。 外交カードでもある映像が流出したとすればまずいことです。 うがった見方ですが、政府の判断で、誰かが勝手に流したことにして、政府は公開する気はなかったと言い逃れ、しかし映像が事実であると認めて中国に圧力をかける、というウルトラCをやってのけたのかもしれません。 いずれにしろ、もやもやしていた映像公開の可否は、もはや議論することすら無駄になりました。 私の想像では、石垣海上保安部もしくは那覇地検の関係者が、日本政府の曖昧な態度に業を煮やして、処分覚悟で流したのではないかと思います。 ↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
映画

ケーブル・ガイ

ジム・キャリー主演のコメディ「ケーブル・ガイ」を観ました。 作りはコメディですが、ストーリーは心理サスペンスですね。  同棲中の彼女との関係性が悪化してアパートを借り、独り暮らしをすることになったスティーブン。 ケーブル・テレビの工事にやってきたジム・キャリー演じるケーブル・ガイと友人になったことから、珍騒動に巻き込まれます。 ケーブル・ガイの異様なハイ・テンションは観ていて疲れるほどです。 やがてケーブル・ガイが幼い頃、テレビだけを与えられて、親や家族の愛情を受けずに育ったことが判明します。 そのため、ケーブル・ガイは人の愛情を求めてストレートで狂気じみた行動に出るのです。 ケーブル・ガイがスティーブンに対して、ストーカー行為に出るに及んで、この映画は暗転します。 ハリウッド映画らしい、明るく陽気な衣装をまとった暗いお話しです。 それにしてもジム・キャリーの演技、毎度のことながらオーヴァーアクション過ぎます。 あれでは感情移入できません。 ただ、コメディタッチの心理サスペンスというのは、斬新で、驚きました。ケーブルガイ【ワイド版】 ジム・キャリー,マシュー・ブロデリック,ジョージ・シ...
その他

密通

私の友人女性が、先日離婚しました。 年齢は39歳です。 30歳で結婚、結婚生活は幸せそうでした。 子どもも二人授かり、すべてが順風満帆のように見えました。 しかし、彼女には、ある習癖がありました。 恋愛依存というか、男とときめきを感じながら付き合っていないと心が折れてしまうのです。 そしていつも、恋は長続きしません。 惚れっぽいというか、すぐ目移りしちゃうようです。 私たちが友人になったというのは、彼女がふられるたびに私が慰めていたからです。 彼女が酔い潰れるまで付き合ったこともあります。 そして彼女は、決して、別れた男の悪口を言いません。 二人の楽しかった思い出だけを、うっとりと、しかも涙を流しながら語るのです。 で、めでたく結婚して9年。 この間彼女のふられた話に付き合うことはなく、友人関係は年に一度の年賀状だけとなりました。 それが突如、昨日電話がかかってきて、これから会いたい、というのです。 いやな予感は的中。 旦那と暮らしていてもときめかなくなった、と言うのです。 それで、不倫。 そして離婚。 ついには不倫相手とも破局。 子どもは旦那に取られたと言っていました。  私はただ黙...
社会・政治

ワーク・シェアリング

最近非正規雇用の増大が問題になっていますね。 ワーキングプアなんて、泣くに泣けない話です。 私の親戚にも、大学を卒業して10年ちかく、アルバイトで働いている男がいます。 一度は正規雇用を目指しても、何社も落ちると就職活動自体がいやになるというのも道理です。 いわゆるフリーターは、大きく分けて三つに分類できるように思います。 一つは正規雇用を目指して失敗し、正規雇用を希望しながらやむを得ずフリーターを続けている者。 二つは現在が楽しければいい、楽をしたい、組織に組み込まれたくない、という刹那主義的な者。 三つは何事かを成し遂げたい、という強い希望を持ち、生活のためにフリーターを続ける夢追い人。 景気の良いときは、刹那主義的な者と夢追い人がフリーターになる、というイメージでしたが、1990年代後半からは、正規に雇用されないため、仕方なくフリーターをやっている者が増えたように思います。 自己選択ではないフリーターの増加は、社会を不安定化させます。 しかしだからと言って、どうすれば雇用を生み出し、しかもその雇用が正規雇用を希望するフリーターの受け皿になるのか、私には雲をつかむような話です。 よ...
社会・政治

絶対平和

尖閣諸島の問題が曖昧なうちに、今度はロシア大統領の国後島訪問ですか。 いやになりますね。 今回は駐露日本大使を素早く帰国させましたね。 召還ではなく、説明を聞くための一時帰国命令だと言っていましたが、ロシアに帰る日時が未定とあっては、事実上の召還とみなしてかまわないでしょう。 一般に、大使召還は戦争の一歩手前と言われますから、柳腰外交を掲げる民主党政権にしては勇ましいですね。 これで前原外務大臣も男を上げたというものでしょう。 戦後数年間、石原莞爾や保田與重郎が絶対平和ということを説きました。 二人ともどちらかというと勇ましいイメージで、不思議な感じがします。 石原莞爾は憲法9条を人質に、やがて訪れる米国からの再軍備圧力にもめげず、寸鉄も帯びずに世界平和を達成せよ、と言ったとか。 保田與重郎は平和は目的ではなく、生活している状態が平和なのであるから、自然の恵みに従って田畑を耕し、自然と一体となって暮らせばそれが平和で、平和に国家も主権も関係ないので、日本の古の生活と無抵抗の精神を貫くことが絶対平和だ、と言っています。 倉橋由美子が反核平和教、司馬遼太郎が念仏平和主義と揶揄した、瀕死の状...
文学

貴女流離

いつの時代も、人はユートピアがどこかに在ると信じ、その地を求めてきましたね。 明治の近代化以降、多くの日本人が一旗挙げようと、アメリカやブラジルに渡りました。 満州に渡ったひともいたでしょう。 しかしそれらは、言わば経済上のやむにやまれぬ理由から。 松尾芭蕉や種田山頭火が日本国中を旅したり、西行法師が京から離れないながら、風雅の世界に魂が遊離していたのとは自ずと違いましょう。 江戸時代、上州で日野大納言資枝卿の息女、衛門姫が捉われました。 6年前に歌枕を訪ねると言って京都の屋敷から家出したことが判明したそうです。 当時、公家の姫が6年も放浪すれば、どういう目にあったかは、おおよそ見当がつきます。 歌を何首か詠んでいますが、意味不明です。 おそらく錯乱状態になっていたのでしょう。 この後どこかの寺に入って尼になったとも、上州の宿場町で飯盛り女になったとも。 京都で静かに暮らしていた姫が、歌枕を訪ねて放浪の旅に出るとは驚きです。  人には、ここではないどこか、もっと自分がしっくりくる居心地の良い場所があるのではないか、という夢想を楽しむ悪癖があるように思います。 それが叶えられないから、人...
映画

ドッグヴィル

昨夜、ニコール・キッドマン主演の「ドッグヴィル」を観ました。 約3時間の大作でしたが、長さを感じさせない、よくできた心理劇でした。 時代背景は1920年代でしょうか、ギャングに追われる女、グレースが、山の中の小さな村、ドッグヴィルに逃げ込みます。  村人は集会を開き、二週間グレースを各家で労働させて人柄を見極め、かくまうかどうか決めよう、ということになります。 二週間後、グレースは村人に気に入られ、村人の仕事を手伝いながら、のんびりと牧歌的な生活を楽しみます。 しかし、グレースの美貌と寛容の精神が、かえって村人たちの反感をかうようになります。 居心地の悪くなったグレースは逃亡を図りますが、村に帰されてしまいます。 それどころか、逃亡防止に首輪をつけられ、首輪には長い鎖の先に重りまでつけられて、重りを引きづりながら生活するよう強制されます。 ラストは意外ではありませんでしたが、グレースの人間性もまた、ドッグヴィルの人々と変わらないのだということを実感させます。 極端に簡素な舞台装置は能舞台に、耳障りなほどしつこいナレーションは能の地謡に通じているように思いました。 人物を型にはめて描く手...
社会・政治

あっちもこっちも

尖閣諸島の事件に絡んで、海上保安庁が録画したという映像を公開しろとかしないとか、ややこしいことになっていますね。 何が映っているのか知りませんが、公開すると中国が困るのか日本が困るのか不明です。 どうも中国が困るような報道がなされていますが、そうすると公開しないことで中国政府と何らかの取引があったのでしょうか。 それとも日本政府が勝手に中国政府の事情を斟酌し、公開しないほうが良いと考えているのか、何が何だかわかりません。 公開したって、中国はあっと驚く屁理屈で切り返してくるでしょう。 大体において、国家というものは経済力・軍事力をつけるか、独裁者が誕生すると犯罪を犯すものです。 古くは元やローマ帝国。 ナポレオンにヒトラーに毛沢東。それにスターリンだのポルポトだの。 そしてスペイン・ポルトガルから英仏米露等の帝国主義列強。さらには少し遅れて日独伊。 やられたらしばらくは大人しくして、また立場が逆転したらやりかえす。 歴史は主にこれの繰り返しですね。  大日本帝国は当時の帝国主義列強の真似をして植民地収奪競争に参加、それが成功したと思ったら、出る杭は打たれるの例えどおりコテンパン。 その...
精神障害

折り返し

最近、身近にいる同世代と、疲れやすくなったとか、物忘れが始まったとか、あるいはもっとはっきりと、健康診断でひっかかって治療を受け始めたという話をするようになりました。 40代になると、どこかガタがでるのでしょうね。 お相撲さんも野球選手も、40歳で現役という人は稀ですし。 人間80年だとすれば、ちょうど折り返しですね。 体の不調だけではなく、若い頃思い描いていた将来像に近づけたか、到底無理か、という人生設計みたいなものを見直す必要に迫られてきます。 無限の可能性があるかに思われた自分の未来が有限であることに嫌でも気付かされます。 そしてその先にある死というものを、なんとなく意識するようにもなりましょう。 現代の日本人は、衣食住に困っている人は少数だと思います。 もちろんホームレスという人々もいますが、社会資源を上手に使えば、食うにも寝るにも困るということはあまりないのではないでしょうか。  衣食住が足りると、次に何を求めるかといえば、心理学者のマズローが広めた自己実現という概念でしょうね。 仕事をばりばり頑張って社長を目指すのが自己実現だという人もいれば、趣味の盆栽に没頭するのが自己実...
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