社会・政治 借金漬け
昨夜NHKで、国の借金が862兆円にも膨れ上がった経緯を追った番組が放送されていました。 旧大蔵省の幹部OBが多数取材に応じており、いけないいけない、と思いながら赤字国債を発行し続けた事情が生々しく伝わってきました。 財政法で赤字国債の発行は禁じられていますが、特例として時限立法でこれを認め、特例のはずが常態化してしまったようです。 1965年に戦後初めて赤字国債を発行してから、バブルの数年間を除いて毎年発行され、今では国家予算は税収よりも赤字国債のほうが高い比率という、完全に破綻した状態になっています。 1965年の文書には、赤字国債は麻薬であり、一年限りで止めなければいけない、と書かれていましたが、まさしく麻薬であったから、止められずにずるずると今日にいたっているのでしょう。 故田中角栄元総理の大号令のもと、列島改造と高福祉が始まり、特に高福祉は一度始めたら止めることができず、しかも毎年支出が増えるという金食い虫になってしまい、国の財政を圧迫しました。 特効薬であったはずの消費税を導入したものの、3%や5%では効果を発揮せず、細川元総理は旧大蔵省に言いくるめられて、深夜に会見を開き...